先日は、映画『るろうに剣心 伝説の最期編』を観てきたので、その感想を書いていきましょう。
茶番は終わりだ…
※PC版ホームページ
※僕が京都大火編を観た時の感想
≪以下ネタバレ注意≫
茶番は終わりだ…
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※僕が京都大火編を観た時の感想
≪以下ネタバレ注意≫
何といいますかねぇ。
一連のチャンバラアクションは京都編に輪をかけて凄かったと思うんですけど、
ストーリーはアクションの進化に反比例してツッコミどころが満載になっていて、
いやいやいやいや… (*с*)
状態だった薫の扱いを筆頭にして、脚本面での随所にツメの甘さも感じさせられた。
アクションを重要視していたのはわかるけど、京都編で豪快に広げた風呂敷の畳み方を、ワーナー配給なのに如何にも邦画の大作っぽく失敗していた様にしか見えず、
原作&アニメは全く観ていない僕から観ても、実に残念な完成度やったなぁ。
そりゃ、SPEC結 〜クローズ〜の2部作よりはよっぽどマシではありましたが、もうちょっと何とかしてほしかったです。
豊富なツッコミどころに関しては、原作への思い入れが強いにゃむばななさんの解説に細かく書き出されているので、この場でツッコミを入れるのは少な目にしてはおきたいのですが…ねぇ。
思い返してみれば、僕が一番
はあっ?(−_−メ)
となったのは、この記事の題名にした例のアレがあった後に、誰も伊藤さんに刀ないしは拳を向けなかったところになりますかね。
“清濁併せ呑む”やないけど、京都編の冒頭から浦賀でのお食事会(苦笑)までは悪役として無茶苦茶やってきた志々雄と、
新時代を維持する為とはいえ、やってる事は理不尽極まりない明治政府の偉いさんは、
『結局方向性は違うけどやってる事は紙一重なんやろ?』
という(多分)キモの部分はちゃんと伝わってきていたのに、戦艦に乗り込んでいた四人の誰もが伊藤さんに反発しなかったのは、
現代社会にも通じるシラケ方というか諦め方を感じてしまい…
それこそ幕末の亡霊達にも失礼に思えて、本当不快やったなぁ。
あそこで伊藤さんの顔面に刀を寸止めして小便でも漏らさせていたら、
全編に渡ってツッコミどころ満載でも、多少はカタルシスはあったのですが…
いや、一段落ついて季節が変わってからの薫への告白シーンでも
へっ?(゜_゜)
となったから、どのみち微妙だったのかなぁ…?
その次に納得できなかったのは、戦艦の中での志々雄と剣心らの1vs4のアレ。
演者さん達だけではなくカメラワークもバリバリの回転体だったアクションシーンは見応えがありましたが、
政府軍による砲撃は続いている筈なのに、格闘中は影響が見られなかっただけでも十分違和感ありまくりだったのに。
炎出まくりの剣術がずば抜けていた上に、
大火傷の為発汗による体温調整ができないのに、何故か発声には影響がなかったという、
トンデモボディの志々雄のスタミナ切れにより展開が劇的に変わったったことで、
猪木vsはぐれ国際軍団1vs3のハンデ戦(詳細は各自調査)を思い出してしまい、剣心の秘技が披露される前に
んん〜…(´-ω-`)
となってしまった。
るろうに剣心3部作のクライマックスの格闘シーンなのに、一番パワーバランスがデタラメだったのはまずいやろって話で。
大体ですねぇ。
あんな格闘シーンは、普通ならば斎藤がトップバッターで、剣心が大トリに出てきて最後は一騎討ち!という形にしなきゃ話にならんでしょ?って話で。
アオシ様が忍術っぽく戦艦に潜り込んでいたのも大概でしたが、それはもう別にええわ(苦笑)
とにかく大友監督って、もしかしたらこの手のアクション映画やヒーロー戦隊もののドラマを観た事が無いんとちゃうか?とまで思ったなぁ…
ちなみに3番目まで書きますと。
京都までの道中はもちろん警察にもスパイを潜り込ませていた志々雄なのに、肝心の剣心が海に飛び込んでからは情報が全く掴めなかったところ。
何処の誰かもわからん漁師の、頬の十字傷の目撃情報を鵜呑みにするなんてトンマやったよなぁ。
手配書云々のストーリーも
えぇ〜 Σ(´□`;)
となってましたが、神谷道場での恵のツッコミがあったから多少は割りきれましたが…
最後に、伝説の最期編でアクション以外で良かったところを無理矢理?挙げておきますかね。
それは、序盤の福山雅治ワールド炸裂の修行の場面でしょうか。
『魂のラジオ』での大友監督とのトークの通りに、比古清十郎が剣心に対して手で
『来い、来い』
のアピールをするくだりは確かにブルース・リーが入っていて(笑)、
見方によっては比古清十郎の描き方が一番原作レイプなんちゃうか?とも一瞬思いましたが、竹林での高速の殺陣を見せられたら
『おめぇはそれでいいや』
となってしまったのも事実。
いいもん見れました、ということで…
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一連のチャンバラアクションは京都編に輪をかけて凄かったと思うんですけど、
ストーリーはアクションの進化に反比例してツッコミどころが満載になっていて、
いやいやいやいや… (*с*)
状態だった薫の扱いを筆頭にして、脚本面での随所にツメの甘さも感じさせられた。
アクションを重要視していたのはわかるけど、京都編で豪快に広げた風呂敷の畳み方を、ワーナー配給なのに如何にも邦画の大作っぽく失敗していた様にしか見えず、
原作&アニメは全く観ていない僕から観ても、実に残念な完成度やったなぁ。
そりゃ、SPEC結 〜クローズ〜の2部作よりはよっぽどマシではありましたが、もうちょっと何とかしてほしかったです。
豊富なツッコミどころに関しては、原作への思い入れが強いにゃむばななさんの解説に細かく書き出されているので、この場でツッコミを入れるのは少な目にしてはおきたいのですが…ねぇ。
思い返してみれば、僕が一番
はあっ?(−_−メ)
となったのは、この記事の題名にした例のアレがあった後に、誰も伊藤さんに刀ないしは拳を向けなかったところになりますかね。
“清濁併せ呑む”やないけど、京都編の冒頭から浦賀でのお食事会(苦笑)までは悪役として無茶苦茶やってきた志々雄と、
新時代を維持する為とはいえ、やってる事は理不尽極まりない明治政府の偉いさんは、
『結局方向性は違うけどやってる事は紙一重なんやろ?』
という(多分)キモの部分はちゃんと伝わってきていたのに、戦艦に乗り込んでいた四人の誰もが伊藤さんに反発しなかったのは、
現代社会にも通じるシラケ方というか諦め方を感じてしまい…
それこそ幕末の亡霊達にも失礼に思えて、本当不快やったなぁ。
あそこで伊藤さんの顔面に刀を寸止めして小便でも漏らさせていたら、
全編に渡ってツッコミどころ満載でも、多少はカタルシスはあったのですが…
いや、一段落ついて季節が変わってからの薫への告白シーンでも
へっ?(゜_゜)
となったから、どのみち微妙だったのかなぁ…?
その次に納得できなかったのは、戦艦の中での志々雄と剣心らの1vs4のアレ。
演者さん達だけではなくカメラワークもバリバリの回転体だったアクションシーンは見応えがありましたが、
政府軍による砲撃は続いている筈なのに、格闘中は影響が見られなかっただけでも十分違和感ありまくりだったのに。
炎出まくりの剣術がずば抜けていた上に、
大火傷の為発汗による体温調整ができないのに、何故か発声には影響がなかったという、
トンデモボディの志々雄のスタミナ切れにより展開が劇的に変わったったことで、
猪木vsはぐれ国際軍団1vs3のハンデ戦(詳細は各自調査)を思い出してしまい、剣心の秘技が披露される前に
んん〜…(´-ω-`)
となってしまった。
るろうに剣心3部作のクライマックスの格闘シーンなのに、一番パワーバランスがデタラメだったのはまずいやろって話で。
大体ですねぇ。
あんな格闘シーンは、普通ならば斎藤がトップバッターで、剣心が大トリに出てきて最後は一騎討ち!という形にしなきゃ話にならんでしょ?って話で。
アオシ様が忍術っぽく戦艦に潜り込んでいたのも大概でしたが、それはもう別にええわ(苦笑)
とにかく大友監督って、もしかしたらこの手のアクション映画やヒーロー戦隊もののドラマを観た事が無いんとちゃうか?とまで思ったなぁ…
ちなみに3番目まで書きますと。
京都までの道中はもちろん警察にもスパイを潜り込ませていた志々雄なのに、肝心の剣心が海に飛び込んでからは情報が全く掴めなかったところ。
何処の誰かもわからん漁師の、頬の十字傷の目撃情報を鵜呑みにするなんてトンマやったよなぁ。
手配書云々のストーリーも
えぇ〜 Σ(´□`;)
となってましたが、神谷道場での恵のツッコミがあったから多少は割りきれましたが…
最後に、伝説の最期編でアクション以外で良かったところを無理矢理?挙げておきますかね。
それは、序盤の福山雅治ワールド炸裂の修行の場面でしょうか。
『魂のラジオ』での大友監督とのトークの通りに、比古清十郎が剣心に対して手で
『来い、来い』
のアピールをするくだりは確かにブルース・リーが入っていて(笑)、
見方によっては比古清十郎の描き方が一番原作レイプなんちゃうか?とも一瞬思いましたが、竹林での高速の殺陣を見せられたら
『おめぇはそれでいいや』
となってしまったのも事実。
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コメント
コメント一覧 (2)
でもそれは逆にいうと各々の見せ場は確保されているということ。
この実写化では1対4になってますから、必然的に各々の見せ場は無しになってましたね。