今回は、日本映画のレジェンド・高倉健さんの訃報を聞いて思った事を書きます…

9fcfea19.jpg

81699dea.jpg



本来ならば『ひとつの時代が終わった』とか言うべきなんでしょうけど、

正直なところ、高倉健さんが亡くなったという実感はあんまりわかないんですよね。

基本映画絡みでしかメディアに出ないし、プライベートに関しては全くと言っていいぐらい見せないし、

それに加えてカメラ付きの携帯・スマホがこれだけ普及していながらも、

健さんの目撃情報すら流れてこないし、仮に目撃したとしてもネット媒体には流しにくい…

大体、雪山の中に居るならばともかくとして、そうじゃないならば

『合成写真やろ?』

と疑ってしまうぐらいに、どんな風景に居ても違和感がある&雪が似合う非日常の雰囲気をお持ちの方だったので、

一昨年のNHKの番組で、行き付けの散髪屋の御主人とにこやかに世間話をしているのを観るまでは、

極端な話高倉健という俳優は本当に存在していたのか?と疑ってしまいそうなぐらいものがあった。

ac656163.jpg

…いや、今も亡くなった事にはなっているけど、夢枕漠先生の『仰天・平成元年の空手チョップ』(詳細は各自調査)ばりに、

どこかの地下で冷凍保存されているんじゃないか?と邪推をしていたりするのでごさいます。

それにしても。

昨日第一報が流れて以降幾つかのテレビ番組を録画して健さんの事を振り返るVTRを観ましたが、

案外とおしゃべりで冗談も言われる方だった、というのが一連の追悼コメントの中でほぼ共通していたのも、

あれだけ偉大な健さんであっても、対応する人によって態度が変わる訳でも無いっていうのは、これはこれでちょっと驚いたなぁ。

健さん自身が、俗に言う『不器用ですから』のイメージを守ろうとしたのかまではわかりませんが、

そこまで徹底しているに違いない!と思ってしまうぐらいに俳優という自らの仕事に誇りを持ち、

本人としては精一杯周り気を遣っている反動なのか?

尋常でないぐらいに周囲に気を遣わせる様なオーラを出し続けていながらも、コミュニケーションの面でメリハリをつけたのは、プロフェッショナルとしてある意味リスペクトしなきゃいけませんよね…

855d11fa.jpg


ここからは、健さんの出演した映画について書きますと。

あくまで個人的なアレですが…

肝心の健さんの存在感はともかくとして、それ以外はツッコむ隙が何ヵ所かあって

『もうちょっと何とかならんかったんかなぁ…』

と思った『あなたへ』が遺作になってしまったのって、もったいないよなぁ・悔しいよなぁ、という思いはあるんですよねぇ。

あれだけ日本映画に貢献してきた偉大な高倉健さんですから、必要以上に気は遣わず、何もかもを好きな様にやらせてあげるのも有りなんでしょうけど…

と前もって言い訳を書いてからぶっちゃけるとですね。

訃報が流れてから、健さんの次回作が『あなたへ』の降旗監督がメガホンをとる予定だったという話を聞いた時は『もうええやろ?』的な意味でどん引きしたもんなぁ。

そらまぁ『鉄道員(ぽっぽや)』は素晴らしかったと思うけど、健さんはどんだけ降旗監督を気にいってたんや?となったぐらいで…

c3ede55d.jpg


僕自身任侠物は観ていない関係で、僕の中で敢えて“健さんの代表作”を挙げるならば、以前当ブログでも取り上げた『新幹線大爆破』になりますかね。

あとは自らの最期を察していたかの様な狂気の演技を見せていた松田優作さんと派手にやりあっていた『ブラックレイン』。

まぁ、この辺の作品は追悼VTRで何回も紹介されてましたし既に皆観ているぐらいのレベルでしょうから、面白みのある事は書けないですね…

今後、別の健さんの映画を観たら追悼の想いを込めながら改めて感想を書こうと思います。申し訳ありません。

最後に、高倉健さんの御冥福をお祈りいたします…



人気ブログランキングへ
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…