今回は、NHK総合テレビ『年末スペシャル 朝まで!ドキュメント72時間』を観た感想を書きます。

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※PC版ホームページ

≪一応以下ネタバレ注意≫


この特番は、視聴者からの『もう一度見たい』リクエストのランキング発表!というのがメインの、インターバル無しの4時間55分という長期戦だったもので、

今の様に、体調を崩してまとまった時間をとれるタイミングでもなければそうそう観れないもんなぁ、とか思いながら観ていた訳ですが。

もし体調がどん底の時に観ていたら、輪をかけてどん底に墜ちていたかも知れないぐらいに各コメントの内容が重かったり、

そのコメントが出る背景について想像させられたり、そのコメントを出した方のその後を考えさせられたりor考えるのも辛くなりそうな回。

はたまた一回りして作り手のズルさまでもを感じてしまう様な回もありましたね。

とにかく本編はシンプルながらも本当によくできたドキュメンタリー番組だったし、

山田さん・鈴木さん・吹石さんによるランキング紹介と前説&後説も、再放送された本編の良さに水を差さない様に気を遣っていながらも、

特番オーラスの女医さんいじりも緩急の付け方は見事で、最後まで好印象のままでした。

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…あっ、エンディング曲が素晴らしいのなんて、他の方と被るでしょうから、ほぼスルーしますんであしからず(笑)

とはいえ、思いきり おことわりになりますが、僕はぶっちゃけた話ドキュメント72時間はときどき観ていた様なレベルで、決して毎回観てきた!という訳ではありません。

ときどき観てきた回…

具体的に書けば北都プロレスの回だったり、高知競馬場の回だったり(これは泣いたなぁ)、フェリーの回だったり、ボクシングジムの回だったり、朝まで!の中でも流れされた恐山の回だったり…

いずれも非日常感が強いテーマながらもメリハリはあまり無く、淡々としていて…されど僕の心に響いたものばかりだったので、

『じゃあ、ディープな視聴者からのリクエストが多い回は、一体どないなもんやねん?』

的な構え方をして観ましたが、そのコメントが心に響くのを通り越して心をグサリと貫かれてしまったものもあり…

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グサリと〜を具体的に書けば、国道16号編の野草のおばさんだったり、動物病院編の8歳の難産の母犬・ベルの飼い主の女性や、ペットを沢山飼っている不育症の治療中の女性だったり、大病院のコンビニ編のラストの、4日前に出産をされた女性だったり。

コメントを発信する側が視聴者を泣かせる事を“狙っていない”事が伝わってきたが故に

『こりゃ仕事復帰するまで引きずりそうやなぁ…』

というのもあったぐらいで…参ったなぁ、となった。

今後はこの番組は一応毎週観るつもりではいますが、この番組ってコメントの重みを重視して評価をすると、

回ごとの当たりハズレの差は大きい様に感じるのかも知れませんが、

それでも淡々と編集されたVTRに淡々としたナレーションが吹き込まれて、てな感じで、

シチュエーションに関してはマンネリさを感じさせつつも(24時間開いてるお店や施設も数に限りはあるでしょうし)、

または民放に企画をパクられつつも、夜中に観るにはちょうどいいぐらいの淡々さだけは、変わらずに放送されていってほしい、とは思いますね。

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それと、ランキング上位の9作を観て、あくまで個人的にですが不思議な感覚に陥った点がありましてですね。

どしゃ降りのガソリンスタンド編だったり空港編だったり大衆食堂編だったり、あと巨大シェアハウス編もそうかな?

広い意味で日常の延長みたいな場所に居たら、

偶然取材のカメラを向けられた感が強い、ないしは通りすがり感が強い方のコメントって、

非日常感溢れる動物病院編だったり恐山編だったり最北のバス停編みたいな

『ここに来たかった、もしくは来るべくして来た』

方のコメントよりも、軽かった様に思うんですよね。

そらまぁ、そのコメントが出るまでの過程は千差万別だから比べるべきものではないし、

国道16号編のバッティングセンターのカップルみたいに重い・軽いを通り越して、心がほっこりさせられるやりとりも確実に存在していた。

また、ただ単に日本最北端の地ではなく、あくまで四国最北端の地・庵治町に住む田舎者の僕の好みの問題ではあるんですけど(笑)、

NHK側って取材場所が都会ならば、意図的にコメントが軽く感じる一般の方を積極的に取り上げてるんとちゃうのん?とは思った事は書いておきます。

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最後に特番からは話はそれて。

この特番の中で、昨年放送されたリストを観て、縛りやトーマスさんの主戦場である、

大阪味園ビル編を見逃していた事に気づいてしまったので、某所にupされていた味園ビル編を観てみました(笑)

名目上は味園ビルが舞台の映画が公開されるからその紹介っぽく…と見せかけといて、

実際は味園ビルに出入りしている皆さんの中でも際立ってユニークそうな方をピックアップして、

淡々としていながらもそれなりに穿った視点でカメラを向けていて…という内容は、大体予想通りだった…かな。

でも、有象無象の皆さんが味園ビルに引き寄せられる、独特の磁力…まぁ、磁力というのは、高松市のプロレスBARジャッジメントで僕がよく使っている言葉ではありますが、

そんな磁力をとりあえず銭ゲバのマスターさんによる“包容力”という言葉に置き換えて何となく

『ええ内容やったなぁ〜』

と思わせる工夫を見せた放送作家さんのテクニックはすげぇなぁ、とは思いました、はい(笑)

それでは今回はこんな感じで…



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