…レンタル映画館!

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ジョニー暴れん坊デップの部屋 『映画 立候補』 サイキッカー必見・・・カナ?

≪以下ネタバレ注意≫


今回は、昨夜ツタヤで借りてきた映画『立候補』の感想を書きます。

この映画『立候補』。

かつてのサイキッカーとしては当然チェックしなければ、という意識は持っていましたが。

福島菊次郎さんのアレをはじめとして、様々なテーマのドキュメンタリー映画をガンガン上映してきた香川県の単館系映画館 ホール・ソレイユではスルーされ、

昨年の さぬき映画祭の若手監督特集で上映されながらも仕事で観に行けず、

かと言ってセルのDVDを買うのも辛いよなぁ、と思ってスルーしていたら、

ようやくレンタルが始まったのでチェックしてみた次第。

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率直な感想を書けばですね。

外山さんのコメントが、結果的には

『別にあってもなくても…』

というレベルだったのはかなり不満が残りましたが、

公職選挙法の詳細を理解した上での奇行と紙一重…いや、公安も巻き込んだ京都河原町でのエピソードは完全にアウトだったかな?

植木等さんをリスペクトしているであろう、そんな主人公・マック赤坂さんによるロールスロイス込みの一連のパフォーマンスの“緩い”部分と、

一連のスマイル!以外の主張って、もしかしたら下手な世襲議員よりもまともなんちゃうか?と思わせる、マックさんの『受かりたいんだよ!』という熱さであったり、

秋葉原で(あまちゃんでいうところの)スイッチが入ってしまった状態のマックの息子さんの熱さという“真剣な”部分の緩急の付け方は、素晴らしかったんじゃないでしょうか。

マックさんの、スイッチのONとOFFの表情の違いの極端さをカメラが押さえていたのも良かったし、

編集作業は大変だったであろう事が想像させられる、一捻りをしまくりの時系列の並べ方も大したもんやと思いましたし。

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こーいう、政治をテーマにした側面もある尋常でない熱さがある映画を、

例えば国政選挙の投票日の前日に地上波のゴールデンタイムで放送したら、投票率はちょっとは上がる筈やとは、真面目に思った。

ソレイユもイオンシネマのおこぼれを貰うばかりじゃなく、こーいうなんも積極的に上映していかなアカンですよ。

もっとも。

羽柴さんの体調不良がなければ高い確率で今作とは雰囲気が違うドキュメンタリーになっていたやろーし、

作品全体に必要以上にメリハリをつける形になった秘書の櫻井さんの子供さんのエピソードも、

もちろん秋葉原でのマックの息子さんのアレも、企画段階では間違いなく想定外だったでしょうから、

ケガの功名の積み重ねの末の怪作!みたいな印象も正直強いですが、

行き当たりばったりも含めてドキュメンタリーってそーいうもんやろ?と割りきる事ができれば、高く評価せざるを得ないですよね。ある意味、お薦めです。

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今作で一番僕の心の琴線に響いたのは府知事選挙の最終決戦と秋葉原のアレという、

超アウェイのシチュエーションに立ち向かった、ゲリラ(にしか見えない)パフォーマンスのクライマックス2本立て!になるでしょうか。

売国奴コールをはじめとしてどちらも民衆の熱さは圧巻やったし、BGMの良さも有って、これぞ反体制、と普通に感動してしまった。

良くも悪くも“タチの悪さ”が全開だったマックさん本人はもちろんのこと、

一回りをして思わず笑ってしまったという秘書の櫻井さんや、

怒りを露にする秋葉原の群衆に対して、本気で一人で食って掛かったマックの息子さんの、

あの時のマックさん陣営の堂々とした立ち振舞いは泡沫候補の範疇を飛び越えていて、

シェケナのおっちゃんよりも反体制・よっぽどロックンロール!をしていたと思いますね。

まぁ、シェケナのおっちゃんのアレもかれこれ25年も前の話ですから、時代が違うと言われればそれまでですが、一応書いておきます。

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それとですね。

今作を、ポエムと松井知事のコメントの最後まで観た後にしみじみ思った事がありまして。

藤岡監督は、今作の続編を作る情熱と体力は多分無いでしょうし(?)松井知事や橋下市長もいつかは政治の世界から身を引くのでしょう。

でも、マックさんと羽柴さんは、死ぬまでは大仁田厚ばりに前言撤回をし続けて、選挙に出続ける様な気はする。

そうでなけりゃ、マックさんもええ歳をしてマクドナルドのイメージキャラがどうこうだなんて突き抜けた事はよう言わんでしょう、みたいな(笑)

人生は深い…すまいっ!



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