一昨日は、映画『アゲイン 28年目の甲子園』を観てきたので、今回はその感想を書いていきましょう。

シュワッチ!

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※PC版ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫

この作品はですね、わざわざ“甲子園”が題名に入っていたぐらいですから、マスターズ甲子園のPRがありきの、コテコテの野球映画かと思っていたら決してそーいう訳ではなく。

かつて高校球児だった、熱いけど生き方が不器用な父親とその子供の関係がメインのテーマになっていて、

そんな父親達がマスターズ甲子園を目指すまでの紆余曲折はあくまで二番目のテーマで、

回想シーンを折り込みまくりの28年前の事件の真相なんかは三番目のテーマになっていて、中盤の段階で決着がついていたりする。

本編における時間のバランス的には5:3:2ぐらいまで偏ってたんとちゃうかなぁ?

制作サイドがそれを狙っていたのかはわかりませんが、その偏り方がまず僕のツボにハマりましてですね。

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また、キャッチャーの山下がエースから劇的なホームラン!を打ってから、マスターズ甲子園の予選一回戦までの間を思いきってワープしていた事で、

上映時間が2時間ちょうどぐらいでまとめられていたのも好印象を持った。

よくよく考えてみれば。

かつてのアシッドリスナーならば、野球の経験が無かった中井貴一さんが主演に起用された辺りからして、野球映画でありながら…

な点を事前に察しておくべきだったのかも知れませんが、今回に限っては察しなかった事が正解だった気がする。

だってほら。

何回も じ〜ん… と来ましたもん。

ベタですが、事件の真相が明らかになって、何やかんやあった後に予選を突破した後、

松川の娘さんがグラウンドに呼び寄せられて、選手達とハイタッチをするシーンなんてホンマたまらんかったですよ。

よって、先に

『観ていて違和感を感じたところはありましたが、それでも素晴らしい人間ドラマだった』

といった感じで結論は書いておきましょう。

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さて。ここからは違和感について書きますかね。

まず何より違和感を感じたのは、甲子園でロケをするぐらいにシチュエーションに拘った野球映画なのに、プロ野球におけるオフシーズンに公開してどないすんねん?というところ。

映画に限らず、プロモーションの定番である始球式イベントもできないなんて、宣伝担当は頭抱えてたんとちゃいますかね?

また、某関係者さんが今作について

『典型的なオッサン向けの映画で、オッサンは今一番映画館に来ない層だからアカン!』

と言い切っていた上に、実際観客動員のランキングとしては大ヒット!とは言いにくい順位にとどまっているみたいで。

思いきり男性目線の野球映画ながらも、女性が観ても大なり小なり感じるものがありそうで、

野球映画らしからぬ しみじみとさせられる良い映画なのに、もったいない・配給は何処やねん!?と思ったら、案の定?東映だった。

ここまで手際の悪さを見せられたら世話無いよなぁ、みたいな(苦笑)

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次に違和感を感じたのは、作品の中で複数の重要なキーワードが、何回も各登場人物が口にしていたところになりますかね。

作品の冒頭の

『お父さん、いっきゅうひとだまって何?』

ってやりとりがあった時は気付かなかったけど、あないに何回も一球入魂or一球人魂って言うてたらアホでも

『これはキーワードなんやな』

ってわかりますよね。

某関係者さんのコメントの受け売りになりますが、ただでさえ子供向けではなくええ歳をしたオッサン向けなのに、それってどないやねん?となった。

ダメ押しの如く、オーラスのキャッチボールのシーンでグローブの一球入魂の文字がアップになった時は、コケそうになりましたよ(苦笑)

そらまぁ、ハマショーさんのエンディングテーマでまた じ〜ん… と来てしまったから、別にええかな?とはなりましたが…ねぇ。

一球入魂以外にもキャッチボールがどーこうとか、負ける時はちゃんと負けろよとか、松川はアホでとか…

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予選決勝での

『うちは昨年甲子園に行ったから、今年は勝ちを譲りましょうか?』

のやりとりだったり、

甲子園での試合後のキャッチボールでは、キャッチャー山下親子がスルーされていたり、みたいな一捻りはしときましょうよって話で。

一球入魂以外の何回も出てきた台詞が後の伏線だった訳ではありませんが、しつこいわ!とは思いました。

あーいうのが好きな方を批判するつもりはありませんが、少なくともあんなにクドい本を書く脚本家って僕はあまり褒めたくないなぁ(爆)

いかんいかん、あまり似たツッコミを何回も書くのも良くないので、最後にヒロインを演じた波瑠について書きましょう。

『みなさん、さようなら』の時の彼女は時間の経過と共に妖しさとエロさを増していってたのに、

今回は、昔のエンクミちゃんっぽい瑞々しさと適度な(?)喜怒哀楽を両立させていたのは凄く良かったですね。

頑張ってほしいものです。

それでは、僕もリストラには気をつけて、負ける時はちゃんと負けたいと思いま〜す!?

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