今回は、四国4県で先行上映されている伊藤淳史主演の映画『ボクは坊さん。』を観た感想を書いていきましょう。

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≪以下ネタバレ注意≫

まず、この手のテーマの映画と聞くとですね。

約25年前に周防監督&モックンが主演を務めて無茶苦茶やってた『ファンシイダンス』を思い出す訳ですが、

それと比べたら、現役の住職である白川密生さんによる原作がベースになっているだけあり、

ファンシイダンスと比べたら真面目過ぎるぐらい真面目に、一般社会から見たお坊さんの世界の非日常性を…

尚且つ、お坊さんの世界と地元と方との交流も真面目に描いていて、うまいことまとめられてたなぁ、と。

それが率直な感想になりますかね。

長編を手掛けたのは初めてだという真壁監督が伊藤淳史を起用したのにも納得できた。

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Twitterで問い合わせがあった宗教の色の強さ?に関しても、

実在する八十八ヶ所霊場・栄福寺が舞台だったのと、光円が弘法大師の教えを伝える台詞が要所要所であったりとそれなりにはありましたが、

強いっていう程強くは無かったので、見やすかった部類に入れていいとは思う。

ただファンシイダンスを未見の若い年齢層の方がボクは坊さん。を先に観たならば、

風景込みで全体的に淡々とし過ぎていて面白味に欠けて見えたのではないか?と。そこは不満と言えるでしょうか。

また、淡々としていたのもあって京子が産気付いて倒れて以降の展開が重く・暗く見えてしまい、感動作!と宣伝文で煽るほど感動はできない様な気もした。

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リアリティーを重視していたっぽいから仕方ないけど、坊さん用のバリカンや置物や、居酒屋の ほのかちゃんによる『死ね!』や、

草野球の時のホームラン級の長打がファールになる様に合掌するシーンとかの観ていてニヤッとさせられる以外にも、

お山の大学時代のエピソードででもいいから大爆笑!級の笑わせどころがあったり、住職になるまでの下りをもうちょいドラマチックに描いていてくれたら、

メリハリの付き方の強弱がよりはっきりと効いて、赤ちゃんが初めて歩いた下りでより感動させられた様な気がして、もったいなさはありましたね。

もっとも、ビリギャルを観て伊藤淳史に興味を持つ様な若い年齢層の観客を、ハナから切り捨てるつもりだったならば(そんな訳ないけど)あーいう内容でも全然有りだったのかも知れませんが、

その辺を判断するのは全国で公開されてからの動員数次第になるんでしょうけど…ね。

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それ以外に思った事。

伊藤淳史の演技はもちろん良かったし、光円と真治&京子とのやりとりも良かった。

終盤の長老・イッセー尾形さんとのやりとりも心に染みた。

でもなぁ、光円と同級生の二人とのやりとりはあっさり目で不満が残った。

折角の伊藤淳史と濱田岳との共演なんだから、アドリブを混ぜさせたりする等で、もっと盛り上げ様があったやろーと思うんやけどなぁ…

まぁ、濱田岳絡みのエピソードはお遍路でプロポーズというまさかのオチで驚かされたから、あまりネガティブな事は書かない様にしますかね(笑)

そんな訳で、ボクは坊さん。の感想はこんな感じで。

お前は本当にそう思っているのか…?

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