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ザ・グラジエーターことマイク・アッサム選手の死去について。

旧FMWに初来日してから、ハヤブサ・田中将斗との伝説的な死闘を経て、小橋建太と巡り合い、結果的に最後の大舞台になった一昨年の『ECWワンナイトスタンド』に到るまでの間、彼をずっと観てきた(殆ど雑誌媒体ですが)者としては、

本来ならばこーいうニュースを聞けば、先日のビガロ選手の時の様な思い出話が漠然と頭に浮かんでくるのが筋なんでしょうけど、

いかんせん死因が自殺と聞いてしまうと、グラジ選手を惜しむ前に、憤り・やるせない思いで頭の中が支配されるというか。

復帰を諦めずにリハビリに励んでいるハヤブサや田中の胸中を察すると、本当やってられないですよ(悲)

グラジ選手がここ数年、どれぐらい苦しい思いをしてきたかはわかりませんし、フミサイトーさんのコラムでも、自殺に到るまでの苦悩はスルーしてほしい、と勝手に考えている次第です。

理由はどうあれ、あれだけ“強さ”を売りにしてきたグラジ選手が、よりによって自ら命を絶ったらいけませんよ。

須山さんのブログに掲載された金の字の言葉じゃありませんが、FMWで苦労をしてきて、成り上がった事を誇りに思ってきたならば、どれだけ苦しくても“生き抜いて”欲しかった。とにかく残念です。

かつての船木誠勝じゃないけど、そもそも『人は、いつ死ぬかわかりません』な面がある事も否定しにくい訳ですが、プロレスラーが自ら命を絶つケースは、今回が最後になる事を願うばかりです…合掌。続きを読む