JRA公式ホームページで、シンガポール航空国際カップの映像をみました。

勝ったのは、直線に入る前にササッと馬群から抜け出し、コスモバルク以下を実質完封したシャドウゲイト。

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下手したら今年の流行語になるかも知れない『岩田くんの様に乗ってくれと言われました』的な余計な雑念もなく(爆)、無駄のない騎乗を見せたカツハルはもちろん良かったのですが、

今年に入ってからのレース内容が伊達ではない、シャドウゲイトの充実っぷりを感じさせました。

思い返せば昨年、須田鷹雄氏がコスモバルクの快挙を受けて

『このシンガポールのGIは、香港のクイーンエリザベス〜と時期が近い関係で、比較的出走馬のレベルが大した事がないんですよね。

にも関わらず、賞金は国際GIに相応しい額が支払われてかなりオイしい。来年以降も日本の馬は挑戦すべきですよ』

とコメントをしていたんですけど、

のちに、突発的なバルクの検疫騒動は起きましたが、そのリスクも恐れずにシンガポール遠征を決断した加藤師は素晴らしいと思います。

無事に、なおかつ早く帰国してもらって(難しいか!?)、宝塚記念ではメイショウサムソンとアドマイヤムーンと真っ向勝負を見せてほしいですね。

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しかしながら、そんなシャドウゲイトにあっさり交わされながらも、他の後続馬には抵抗しまくり2着を死守したコスモバルクも大したもんやなぁ、と。

『もういい加減引退した方がええんちゃうのん?』

と思わせるぐらいの、大阪杯での腑甲斐ない敗戦を観ていただけに、非常に驚きましたね。

気性面の不安定さが“諸刃の剣”状態なのは、引退するまで変わらないのでしょうが、

何だかんだ言って、シンガポールではそんなに引っ掛からなかったし勝負根性も健在。

レース条件と気性面が完璧にはまれば、まだまだGIで見せ場は作れるのかなぁ…

あっ、でも田部師はもうムチャなハンデを背負わせるのは止めて下さいね(苦笑)

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