8月30日(木)に放送された『Sアリーナ』マッスルの煽り特集をみました。

大概どんな方向のスタイルのプロレス的世界観も受け入れる器量のある あきり〜のさんに

『今日のSアリは放送事故ですか(苦笑)』

と言わせたぐらいに、

相当シュールなVTRの連発、狂言回しを担当した三田さんのテンションの高さ、更には最後のVTR中に映っていた、妙にリアルなキャットファイトを立て続けに観てしまった為に、頭がクラクラさせられました。

そんな薄れゆく(?)意識の中で、今週に開催される北沢公演3DAYSについて思う事を書いてみます。

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とりあえず、VTRの数々を観て素直に感じたのは、マッスル自体過渡期に来ているんやなぁ、と。

スローモーションをはじめとするマッスルの定番ムーヴのマンネリ化…と言ったら言い過ぎかも知れませんが、間違いなく新鮮味は薄れている筈。

フィギュアレスリングの大オチに鈴木みのるを引っ張りだして強烈なインパクトを与えた事で、

(たぶん)口から出任せで設定した武道館公演というゴールが、ぼんやりと見えては来たけど、

ファンの満足するハードルが高くなりすぎた関係で、武道館に辿り着くまでの道程がマッソーも亜門さんもよくわからなくなった様に見えました。

何だかんだいって、北沢ではみのる以上にインパクトがあるプロレスラーのゲスト参戦は期待できないのは大きいんじゃないか、と。

ついでに書けば、番組中マッソーが何度も口にしていたGyaoに映像素材を提供していたり、

マッスルでそのまま使えそうな企画を、DDTのビアガーデンやディザスターBOX卒業式で小出ししてしまったりと、自分で自分達をじわじわ追い込み続けている感じがしてます。

こーいう時こそ、マッスルの原点に立ち返る!という意味合いでの北沢公演なんでしょうけど、

小さい会場だからこそ、何をやっても驚かないコアなファンが圧倒的に多い事が予想される訳で。

ここはいっその事、そんなファンを突き放しそうなぐらいの勢いで、新しいのか古いのかよくわからないマッスルの方向性を模索して…って、言葉にするのは簡単ですが、難しいんやろなぁ。


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