先週の『スポーツうるぐす』内で二日に渡って放送された、小林繁・江川卓の対談を観ました。

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思い返せば…

21年前、PL学園の桑田・清原 運命のドラフト会議があり、清原の無念の涙がニュースで流れた時、家族で食事中の僕は父親に

『巨人はひどい事をするねえ』

と言ったら、父親は

『いや、江川の空白の一日と比べたら、これはまだええ方やで』

と答えてくれまして、どーいう事か?と聞いたら

『だいぶ長い話になるし、今だに真相がわからない事が多い。ここら辺は、大人になればわかるけん』

と諭されましてですねぇ…

で、時は流れ、江川卓はあっさり引退し、更に僕もある程度歳をとり、

本宮ひろし先生の『実録たかされ』をじっくり読んで

『あぁ、これは確かに相当ひどい事件だし、大人にならなければ理解しがたい部分が多い不可解な話だ』

と変に納得させられたという(苦笑)

ただまぁ、不可解は不可解ながらも、今も昔もプロ野球コミッショナーの権力が、笑ってしまうぐらい皆無な事を世間に露呈してしまった『古田会長の選手会ストライキ事件』に並ぶ、日本プロ野球界の汚点なのは間違いない訳で。

地上波からプロ野球中継が存在するうちは、地上波でで当時を検証される事はなく、いわゆる風化されていくんやろーと思っていたのですが、

まさかまさか、空白の一日事件に深く関わっているであろう日テレが、しかも当事者である江川卓の番組の中で小林繁との再会が放送されるとは…

事実は小説より奇なり、とは正にこの事なのでしょう。

対談のVTRを観る前の段階で呆気にとられましたよ(爆)

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いつもの様に、前置きが長くなりましたが(汗)以降は本編を観た感想を。続きを読む