17d76e4a.jpg昨夜は、軽い気持ち&長澤まさみ目当てで『ラフ』をみてきました。

僕自身はあだち先生の原作は読んだ事がないので、本来ならば最大のテーマになるべき『原作と映画版との比較』はできないので、あまり偉そうな事は言えないのですが、思っていた以上に薄っぺらい…と言ったら身も蓋もないか(失礼)

言い方を訂正して、思っていたよりもだいぶ“軽い”映画だったと思います。

僕の中ではかわいいんだから、月末公開の『涙そうそう』やリメイク版『セーラー服と機関銃』との掛け持ちであっても何でもOK!状態の長澤まさみはともかく、

主演ドラマも絶好調(大嘘)の速水もこみちが高校生を演じる時点でストーリーに説得力を求めるのも無理な話な訳で、あまり真面目に評論するのもアホらしくなったというか(笑)

ただし、ただでさえ主要登場人物が多人数とは言えないのに、登場人物の心の内面や葛藤を深く掘り下げる事もなく、春夏秋冬がスキマスイッチの曲をバックにサクサクっと過ぎていくのはねぇ。

やっぱり薄っぺらいわ(苦笑)

長澤まさみだけでもいいからそこら辺を描いてくれないと、勿体ないったらありゃしない。

だからこそ、長澤まさみの水着姿やバストが幾つかの方が、マスコミ媒体で話題になっているんやろーけど…ね。

一応、フォローの意味合いで書いておくと、話の中盤で、もこみちが悩むシーンがあるにはあるけど、要らん事を言った言わんのレベルで、何か教育テレビの『中学生日記』をみてるみたいだったから、もこみちや長澤まさみと同年代の若者はこの程度にしとかないと理解できないのか?とまで思ってしまいました(爆)

とまぁ、ここまで書いていて、この『ラフ』に関しては、僕は“青春ラブストーリーの映画”を観たのではなく“だいぶ予算を使った月曜ドラマランド”を観たんだ、と割り切る事にしました(更に失礼)

テレビ局は違うけど、こう思えば、だいぶ楽しかったなぁ。

とりあえず、話の流れ的にはどーでもいいチョイ役ながらも結構出番が多かったトリビアの八嶋さんは、時間に余裕ができたら第二の柳沢慎吾路線の演技も追求してほしいな、と。

こんな感じですかね。
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