dc6b098e.jpg最近、JスポESPNでは連日、ビッグマウスラウドの過去の大会が再放送されていたりします。

それで先程、ビデオでラウド屈指の名勝負とされる柴田vs門馬戦をみました。

僕の中では、ラウドの柴田絡みの試合の中では、中嶋戦が非常に良かったと思っているのですが、この門馬戦も確かに良かった。

柴田と門馬のどちらとも接点がない京平さんがレフェリーであったり、十分中身が濃い試合をしながらも、どちらも握手をしようともしなかったというのも、妙に味わい深い(笑)

それにしても柴田も、自分のホームリングでこれ以上無いぐらいの逆風吹き荒れていた当時に、これだけキチンとした試合をやってくれれば、少なくとも棚橋よりは“エース”の称号に相応しい、みたいな感じです。

まぁ、ノアのツアーに参戦して連戦をこなしていたら、ボロが見えてくるパターンにも思えますが、それはそれとして(爆)

話の流れで、更に比較論を書くならば、柴田vs中嶋がバチバチの打撃戦だったのと比べると、門馬戦は必要以上にスピーディーな技術の攻防。

一時U−STYLEがめざそうとしていた“グラウンドの回転体の完成形”の片鱗みたいなのも観れたのは驚きました。

総合での門馬の試合しか観た事がなかったのもあって、凄く器用でセンスがある選手に見えましたねぇ(ロープワークのムーヴあたりは特に)

プロレスの修業に本腰を入れたら、かつての平直行…いや、全盛期の村濱以上の存在になれるかも。

でも、そんな門馬をリングにあげたラウドは木っ端微塵に空中分解した訳で。

タイミングが悪いとしか言い様がないんやけど、や〜っぱりもったいないなぁ…
4fe2b710.jpg