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無我ワールド・6月後楽園大会の、メインを観ました。

高木功については、よーてぃーさんの掲示板や、mixiの某プロレス関係者さんのコメント欄でいろいろ書いてきたので、スルーしときます。

ただ、高木本人はもちろんですが、谷津とヤスカク氏に対しては『ふざけんな』という事で。

ここからは本題。

昨日、論外興行について嬉々として書いた後に書いてもあまり説得力は無いでしょうが(苦笑)、

藤波さんvsTAKA…さんの試合も、固唾を飲んでじっくりと二人の動き見守るという意味で、素晴らしい試合だったと思います。

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TAKA…さんってほら、WJの一周年興行で長州とタッグで対戦した時に、長州から絡みをスカされまくって凹んでいた事があったから、それ以降はリビングレジェンドの選手とはやっていないイメージがあったので、

この一戦を前に『ヘッドロックで勝つ!』と自らブログで煽った上で、その通りの試合を組み立て、

試合後には藤波さんから手をあげられたのだから、控室でのあの充実した表情をみたら、こちらも嬉しくなったというか…良かったです。

しかし、当たり前っちゃあ当たり前の話やけど、TAKA…さんが終始真っ向勝負に行ったが故に、公式発表の数字以上に、二人の体格差が大きく見えたのはちょっと淋しかった。

TAKA…さんが仕掛けたグラウンドの攻防でも、藤波さんの腕力に振り回されてる感じだったし。

今回は『しゃーない』と割り切るとして、この無念は、いつの日か弟子であるハンサムJOEに晴らしてもらって…まだ言うか(爆)

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ところで、この試合で非常に残念だったのは、試合中以外は藤波さんの眼中にTAKA…さんが入っていなかった事。

西村があーいう流れで高木の身元を預かった以上、リング上でも控室でも、あそこまで高木に拘らんでもええのに。

背景にいろいろ黒い事情があったにしても、無我に高木をあげた事に、藤波さんが一番後ろめたさを感じていて、今も迷ってるんちゃうのん?とまで思いました(失礼)

とにかく、あれだけ周辺が騒がしい中で心地よいレスリングができたんだから、もうちょっと相手に感謝してほしかったよなぁ…。

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最後に、今後の無我について。

もうじき旗揚げ一周年なんですよね?

西村修による無我のムーブメントがどれぐらいプロレス界に浸透しているのかを確認する意味合いで、新木場ぐらいの会場で、無我勢vs無我っぽいレスリングができるインディー勢のカードオンリーの興行をやってみたらええのに、とは思います。

藤波さんのメモリアル路線も今シリーズで一区切りついた感じで、西村修のインディー勢拒絶運動も有形無実化して、話題面でも苦しいでしょうから、ここらで一発『手ごろな大きさの打ち上げ花火』を…。