『インディーのお仕事』で、先日のアパッチ軍・特別支援興行『Hi69 AID』のダイジェストを観ました。

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先日書いた映画『恋歌』よりも、プロレスファンの心に染みる興行だったみたいですね。

須山さんをはじめとして、他の皆さんも言われてますが、

K−DOJO勢やアパッチ勢はもちろんの事、Hi69と直接接点が無い選手や関係者達があれだけ沢山、ノーギャラでも『いざ鎌倉!』の勢いで集まるなんて、素直に感動しました。

しかし、逆に考えれば幾らフットワークが軽い(もしくは各方面の拘束が緩い)インディーの選手達であっても、たとえば

徳田光輝の遺影が展示された『W★ing同窓会inディファ』であるとか、

究極に近いぐらいわかりやすい興行コンセプトだった『インディー東西対抗』であるとか、

昨年大晦日の『インディーサミット』であるとか、

はたまた今回のHi69エイドの様な“正真正銘の大義名分”がなければ、

ここまで鮮やかにスケジュールなどの足並みを揃えて集結する事は、きわめて難しいんやろーなぁ、と思わされました。

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特に、毎回難航しまくる『プロレスサミット』の雇われマッチメーカーを務めるTAKA…さんなんかは『やっぱり現実は厳しい』なんてぼやいてそう(妄想)

ところで、今回の興行を語る上で絶対避けては通れない、Hi69負傷の直接の加害者(と、敢えて言い切っておきます)の石井ちゃんの参戦について。

仮のカードが発表されながらも、石井ちゃんが試合当日まで何もアピールしなかったのは、

時間がかかるにせよHi69は何とか復帰できそうだ、という確実な情報が入るまでは、精神的に踏ん切りがつかなかったからだ、と僕は勝手に受けとめているのですが、

実際はどーだったんかなぁ、と今更ながら気になっています。


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試合前、小幡に対して石井ちゃんのモラルが疑われる様なマイクアピールをして、ヒールとして腹を括ったのは、立場上まだ許せるとしても、

試合後リング上で、Hi69に対して

『アパッチのファンども!文句があるなら俺は逃げない!Hi69、お前が俺をぶちのめしに来るを待ってるぞ!』

みたいなエールを送らなかったっぽいのは、はっきり言って違和感がありました。

非道ちゃんが出てくる関係で、もし事前にアパッチ側から石井ちゃんにそーいうアピールはしないでくれ的な指示があったならば、金の字やクドウちゃんにも違和感を感じますし。

ほら、どらげ〜のブレイブゲートの初代王者決定トーナメントで、三島がダイブに失敗して脳天が割れたアクシデントがあった時も、

当時ヒールだったCIMAも、散々悪態をついた後でも、かなり戸惑いながら一応三島を気遣っていたじゃないですか?それなのに…

そーいやCIMAもHi69とちょっとだけ接点があったっけ…

とにかく、そーいうプロレスラーとして以前に、人間としての気遣いを感じさせるシーンは、

これだけ心意気があるメンバーが集まった興行だからこそ、是非あってほしかったというか(もし、そーいうコメントがあったらばすみません)

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あと非道ちゃん。

まだまだ時間はかかる様ですが、酒が抜けるのを気長に待ってるぞ、という事で。

最後に、須山さんのコメントの受け売りになりますが、一言…

Hi69よ、今回のエイド興行でファンや選手達に対して作った“貸し”を、

来年中には復帰をして、試合内容でちょっとづつでいいから、K−DOJO卒業生としてなプライドと責任を持って返していってくれよ!頼むぞ!

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