今回は、昨夜サムライで放送されていた番組の感想を、ふたつばかり書きますかね…

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★スカパーの一月の『R35祭り』キャンペーンに、サムライも渋々便乗させられて編集したと思われる『新日本プロレス黄金史 R35スペシャル』を観ました。

放送されたのは↓の画像の様なラインナップだったのですが、


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ぶっちゃけた話、初代タイガーのデビュー戦なんて今から27年前。

今年の夏で35歳になる僕でさえ、当時は8歳。

これだけ小さいと、幾ら佐山がムチャクチャ凄かったとはいえ、なかなか記憶には残っとらんわな。

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変な話、僕はこれらのキッド戦の記憶よりも、サンペイちゃんこと小林邦明さんが、佐山のマスクを剥ぐ因縁のシーンを“観てしまった”衝撃の方を、トラウマとして鮮明に覚えてますし(ダジャレには非ず)

これじゃ、R35じゃなくてR40やろがって(爆)

まぁ、当時の佐山のオリジナルムーヴの美しさを十数年ぶりぐらいに観れて、非常に感慨深かったのは確かですが(笑)


つづいて流れた前田日明…いや、当時は前田明か。

その凱旋試合。

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古館節のリズムとは合わないぐらいに淡々と進行して、あっさり目で終わった試合内容がどうこうよりも、

MIKAMI…さんもブログ( http://blog.livedoor.jp/suicideboyz/archives/51240280.html )でツッコミを入れてましたが、

あの前田明が、サンペイちゃんのテーマ曲で入場してきたのにはびっくりしました。

『ダンバイン、とぶ』は凱旋試合から使っていたんじゃないんですねぇ。

当時から前田日明は前田日明ならではの喋り方だった事も含めて、勉強にはなりました(苦笑)


そんな訳で僕は『グレード・ワン リーグ戦優勝決定戦』の蝶野vsムトちゃんが、この放送中では一番観ていて当時を思い出して、いい感じで燃えれたなぁ。とにかくどっちもカッコいい。

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二人ともコンディションが抜群に良い時代だったから、

序盤のクラシカルな攻防時の動きと、ハイスパートモードに入った時のスピードのメリハリが素晴らしい。

ただ、蝶野が、あくまでSTFへの前振りとして、首〜頭あたりを狙うケンカキック等を使う、みたいな試合の組み立てを見せたのに対して(フィニッシュも、前振りがキチンとしていたからパワーボムでも説得力があった)、

ムトちゃんは、流れ的に強引気味にムーンサルトを乱発していたら、そらヒザも早い段階でボロボロにもなるやろなぁ、とは思いましたが…

それにしても、試合中両者に送られる声援の熱さも大概凄かったけど、

当時は、典型的なダークホースだった蝶野が、三銃士の仲間を相手に一日2連勝で優勝!という『ビッグ・サプライズ』を見せられて狂喜乱舞する観客が、

つぎつぎと、ためらわずに赤い座布団をリングに投げ込むシーンは観てて鳥肌が立ちました。

これは今観ても凄いわ…。

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★『Sアリーナ』を観ました。

いや〜、巨匠こと中澤マイケル劇場、なかなかいい感じで盛り上がってまいりました(笑)

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死ぬ程寒いこの時期、渋谷のハチ公前で、試合のコスチュームを観た時点で思い切り引いている一般人を前にして、

どこかで聞いた事がある一発ギャグを連発して、滑りまくりながらも全くへこたれないなんて、まさに強烈な『村上ショージイズム』を感じます。ドゥーンッ!

このストーリーがこのまま、新木場のドラフトロイヤルランブル戦で、どさくさに紛れてユニオン代表・大家健が巨匠の交渉権を獲得する、的な

『ありがち』なエンディングに終わるのは実は相当もったいないんじゃないか、と。

個人的には、複数の選手がまとめて巨匠を押さえ込んだ為に、巨匠の指名権が確定せず、

止むなく『水曜どうでしょう』チックにサイコロを振った結果を受けて試合毎に所属先が決まって、

藤岡メガネから記録用のハンディカメラを渡されたのちに、各ローカルインディーに派遣させられる、みたいな変化球…いや、ビーンボールを観たいよなぁ。

大社長!期待してます!(笑)

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