サムライの対談番組『VERSUS』鈴木みのる×藤原喜明編を観ました。


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純粋なプロレスラーに転身してから好調を維持している みのるの表情の明るさと、

病み上がりっぽく刺が抜けて丸くなった様に見えた藤原組長のギャップが、番組中ずっと妙に印象に残りましたね。

これはもう仕方ない事ですが、藤原組長が番組の収録中にスポーツドリンク…という名のアルコールを、一切口にしない・もしくはサムライ側が、アルコールに見える普通の飲料水を準備しない姿は観たくなかった。

昨年の手術を受ける前なら、この手の番組ならば、みのる&視聴者にハッタリをカマす為に酒を飲んでいた筈ですから…

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そんな、あ、そんな二人の、トーク内容。

当然昔話が中心になったんですけど、

新生UWFや藤原組vsSWSのゴタゴタの話は、

『むかーしむかし、あるところに…』

が前口上になっても違和感がないぐらいの昔の話になってしまったんですね。これは切なかったなぁ。

昔は

『物分かりのいい大人になるなら、このまま子供のままでいい』

と強がっていた みのるが、不惑の歳になりそれなりに物分かりが良くなり、

僕も歳が30代半ばになった時点で、自覚をしなきゃいかんのでしょうが…(苦笑)

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でも、そんな昔話の中にあっても、みのるのロングインタビューの類では

『プロレスラー人生の大きなターニングポイント』

として扱われている、一連のモーリス・スミス戦が、現在も みのるの中では色褪せていないっぽいのと、

自らの最大の屈辱さえも、今はプラスに考えている・もしくは商売に繋げているプロ根性に感心させられました。

気のせいかも知れませんが、船木誠勝について喋るよりも、モーリスについて語る時間の方が長く感じられたというか…

ちょっと話はそれますが、組長も みのるも言ってたんですけど、モーリスが47歳の今でも普通に格闘技をやっているのは、凄いですよね。

そんなモーリスをメインで使った戦極は、悪い意味で物凄いけど(爆)

今度機会があれば、どっかのマスコミ媒体がモーリスに鈴木みのるについて聞いてみてほしいなぁ。

個人的には、もしかしたらモーリスって船木とみのるが完全に引退するまでは、

ハッタリの意味合い込みで現役の肩書きにこだわり続けるんじゃないか?と思っているので…

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さてさて、この対談番組自体は みのるの記念興行の前振りとして収録された訳ですが、物凄いごちゃ混ぜのラインナップになりましたよね。

更に書けば、難航したであろう交渉を経て、先月全てのカードが発表されて以降、

どのカードも選手が変更になっていないのは、マッチメーカーの みのるは天狗になってもいいんじゃないでしょうか!?

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まぁ、肝心のメインは みのると高山のコンディションの不安がどーしてもあるから、過剰な期待をしないでおこうと思っていますが、

みのる興行自体は、もしかしたら船木等のサプライズゲストの来場もあるかも知れない(今のパンクラスが不仲ならば無理やけど)とワクワクしながら、

壮大な打ち上げ花火として大爆発する事を楽しみにしておきます、という事です。

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