サムライで放送された、ダグ・ウイリアムス プロデュースのノア・イギリス大会の中継を観ました。


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僕より先にこの中継をチェックされた方の評価は厳しめだったので、あまり期待をせずに観たのが逆に良かったのか、それなりに楽しむ事ができました。

というのも、普段のノアよりも外国人選手が多かったぐらいで、メイン以外のマッチメークや試合内容は、ノアの地方主要都市の興行を輸出した様なノリだったのに、

イギリスの観客の盛り上がりが、ヒールvsベビーの対立概念を前面に出したマッチメークの時と変わらないぐらいに非常に良かったのが、その一番大きい要因だったんじゃないか?と思います。

『有明モダンボーイズ』で観た、ノア勢が遠征した韓国の興行の盛り上がりが『んんっ?』みたいな感じだったから、余計にそう見えたというか…ね。

とにかく、ノアのパッケージとしての海外進出は初めてですが、ノアの上の選手達は皆、英語のアピール等をする訳でもないのにやたらと海外慣れしてるよなぁ。

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森嶋もそうでしたが、丸藤は事前にトラブルがあって、パーマと同じぐらい似合い具合が微妙な白のロングタイツ&練習時のシューズでリングに上がったのに、動きは普段と変化がなかったもんなぁ。これは感心しました。

万が一、試合中にブーブー言われたら、明らかにうろたえるかも?という選手もいるにはいましたけどね(苦笑)

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試合毎で振りかえると…

ぶっちゃけた話、メインに潮崎は別に居なくても良かったやろーと。

仲田ドラゴン氏の意向一つで、いつ終わってもおかしくはないという注釈付きの“無期限”アメリカ修業中の潮崎と、

ノアのトップ勢の絡み自体に、ありがたみが全く感じられないのは、長いスパンで考えると、幾ら海外の興行とは言えノアにとってはマイナスになった気がします。

あれなら海外でありがちなマッチメークとして、潮崎の代わりにダグかマッギネスがご褒美としてメインに入っていた方が、と思いましたがどーでしょう?という事で。

実際のところは、小橋なんかはイギリスでもあの調子だから(笑)潮崎を誉めてましたが、僕は正直

『表情の作り方以外、タッグリーグに参戦していた時と比べて劇的な変化はまだないやろー』

と思いましたし。

もっとも、強行日程でイギリス入りしたらしい潮崎は、試合よりもその心意気を評価すべきなのかも知れませんが、こんな性格なもんで書いときました(爆)

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ちなみに、一番面白かった試合はやっぱりジュニアタッグ戦。

エディも気合いが入っているのは伝わってきましたが、この日はヒール役を買って出たダニエルソンの巧さが際立っていたんじゃないすかね。

KENTAも石森も、あれだけダニエルソンにリードしてもらったらやり易かった事でしょう。

ある意味この日のMVPだったかも知れない。

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逆に『う〜ん…』と唸らされたのはセミの金丸vsブリスコのタイトル戦。

金丸自体が、良くも悪くも日本の試合のままだったのが悪かったのか、一部の観客はウケ狙いの野次(言葉はわからんけど)を飛ばす事に意識がいってて、試合には集中していなかった印象が残りました。

金丸よ、武道館の石森戦は大丈夫か…?

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