サムライ『SEM ex後楽園大会』の中継で、この日のメイン、マグロの飛さ…もといサバイバルタッグ戦を観ました。
試合自体は、KENTAを介錯して完璧に興行を締めた中嶋自らが作戦勝ちを認めるぐらいの激戦の末、健介オフィス軍が勝った訳ですが…
事前には、KENTAと中嶋の二人の攻防が軸になって、若い4選手がどう食らい付いていくだろうか?というイメージはできていたのですが、
蓋を開けてみれば、最初から最後までKENTAが出ずっぱりになり、ほぼ一人舞台になるとは!?
『裏・GIクライマックス最終戦』という言葉で片付けるのが勿体ないぐらいの、凄い試合だったと思います。
結果を知ってから映像を観たら、テーマ曲が流れてざわめく場内を、リングに死にに行く為歩いていくKENTAの入場時の姿は、
普段以上にオーラが出ていた様に見えたというかですね。試合中と同じぐらいにカッコ良かった…
若い4人について。
伊藤に関しては、健介を向こうに回して、フィニッシュムーヴを出した上での特攻っぷりはオイしかった様に見えたのですが、
実際に観戦していた方が指摘していた通り、ファンが投げ入れた紙テープが足に絡んでいたのは、伊藤が気の毒やったなぁ。
ロープに走る時に転んだシーンは、一瞬ひやっとしましたし。
今回のサバイバルタッグ戦にせよ(健介オフィスやノアの興行でやるかどうかはわかりませんが)時間差バトルロイヤルにせよ、
試合が進行中なのに選手がリングインする試合形式でありながら、紙テープがリングに投げ込まれるのって、量次第ながらも何げに危ないもんなんですね。
普通に選手紹介時に投げ入れる場合も、セコンドによる片付けで興行進行が押すデメリットがあるのも事実だから、
紙テープの投げ入れ自体を規制する団体が増えるのもしゃーないのかなぁ、と…
伊藤が、また健介と向かいあう機会が巡ってきたら、再度玉砕するにせよ思い切りリングを全力疾走させてほしいものです。
他の三人は、セムや他のリングでの粋の良さをよく表現できていて、良かったんじゃないでしょうか。
やられっぷりも良かったし、よく頑張っていたと思います。
いわゆるインディー団体の若手で起田や宮原ぐらいのキャリアの選手ならば、
超満員の後楽園での試合というだけで萎縮しかねないシチュエーションなのにそうじゃなかったんだから、
コンスタントに試合経験を重ねていくのは、やっぱり物凄い財産になるもんなんですね。
他に印象に残ったのは、試合全体を通して、若い選手が中心だった試合も含め、皆大技を出すまでの過程よりも、相手のスタミナを奪う事を意識していた点。
健介が逆エビ固めで、小橋がスリーパーで、それぞれ一本を獲ったシーンはその最たるものなのでしょう。
そーいう長期戦ながらも、最終試合でのKENTAと中嶋の絡みは良くも悪くもバッチバチに終始したのは敢えて横に置いとくとして、
試合形式が変われば、試合の作り方も変えていく…
という、トップレスラーならば至極当たり前の様な話ですが、
さしつかえがあるのでこの場では具体名は書きませんけど、
『もし○○ならば、長期戦が前提の試合形式でもいつも通りの試合をやって、客も盛り上がりがピークを迎える前にスタミナが切れて、脱水症状を起こして大恥をかくんちゃうか?』
みたいな事を、ヘロヘロにになりながらも意地で中嶋に反撃していくKENTAの姿を見て、しみじみ考えさせられました…
それと、やっぱりエンディングの中嶋とKENTAの握手は触れなきゃいかんでしょうね。
KENTAの事だから、ヘロヘロの上にフィニッシュで頭を蹴られて意識が飛んでたから、
中嶋が差し出した手をみて何やようわからんけど反射的に手を出してしまった、という可能性も、無きにしも非ずという気はしますが(笑)
あれだけいがみ合っていた二人の握手は、非常に価値があった。泣けました。
既にジュニアタッグリーグの公式戦が決まっているからアレですが、
それ以降は、二人が向かい合った時のハイテンションを持続させる為にも、
ノアのマッチメーカーは『中嶋がGHCジュニアのどっちかのベルトを狙っていく』みたいなストーリーを準備して、
KENTAと中嶋の抗争自体にしばらく時間を空けてほしいんですけどね。難しいんかなぁ。
あ、そうそう。
最後にちょっと質問。
この日のセミに出た丸藤が、試合後に
『闘龍門の門下生に、俺の高校のレスリング部の奴がどうやらいるらしい。そいつとリングでやってみたい』
と言うてたんですけど、これって誰の事ですかね?
この前のセムでしれっと明らかになっていた、景虎と青木の関係といい今回といい、セムの雰囲気にマッチする様な良い話ですよね。
丸藤とドラゴン校長の絡みの続きは別にあってもなくてもいいけど、
丸藤とその誰かの絡みなんかは是非実現してほしいよなぁ。
もしその選手が丸藤の後輩なら、どれぐらいえげつない事をするのかも気になります…ね。
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事前には、KENTAと中嶋の二人の攻防が軸になって、若い4選手がどう食らい付いていくだろうか?というイメージはできていたのですが、
蓋を開けてみれば、最初から最後までKENTAが出ずっぱりになり、ほぼ一人舞台になるとは!?
『裏・GIクライマックス最終戦』という言葉で片付けるのが勿体ないぐらいの、凄い試合だったと思います。
結果を知ってから映像を観たら、テーマ曲が流れてざわめく場内を、リングに死にに行く為歩いていくKENTAの入場時の姿は、
普段以上にオーラが出ていた様に見えたというかですね。試合中と同じぐらいにカッコ良かった…
若い4人について。
伊藤に関しては、健介を向こうに回して、フィニッシュムーヴを出した上での特攻っぷりはオイしかった様に見えたのですが、
実際に観戦していた方が指摘していた通り、ファンが投げ入れた紙テープが足に絡んでいたのは、伊藤が気の毒やったなぁ。
ロープに走る時に転んだシーンは、一瞬ひやっとしましたし。
今回のサバイバルタッグ戦にせよ(健介オフィスやノアの興行でやるかどうかはわかりませんが)時間差バトルロイヤルにせよ、
試合が進行中なのに選手がリングインする試合形式でありながら、紙テープがリングに投げ込まれるのって、量次第ながらも何げに危ないもんなんですね。
普通に選手紹介時に投げ入れる場合も、セコンドによる片付けで興行進行が押すデメリットがあるのも事実だから、
紙テープの投げ入れ自体を規制する団体が増えるのもしゃーないのかなぁ、と…
伊藤が、また健介と向かいあう機会が巡ってきたら、再度玉砕するにせよ思い切りリングを全力疾走させてほしいものです。
他の三人は、セムや他のリングでの粋の良さをよく表現できていて、良かったんじゃないでしょうか。
やられっぷりも良かったし、よく頑張っていたと思います。
いわゆるインディー団体の若手で起田や宮原ぐらいのキャリアの選手ならば、
超満員の後楽園での試合というだけで萎縮しかねないシチュエーションなのにそうじゃなかったんだから、
コンスタントに試合経験を重ねていくのは、やっぱり物凄い財産になるもんなんですね。
他に印象に残ったのは、試合全体を通して、若い選手が中心だった試合も含め、皆大技を出すまでの過程よりも、相手のスタミナを奪う事を意識していた点。
健介が逆エビ固めで、小橋がスリーパーで、それぞれ一本を獲ったシーンはその最たるものなのでしょう。
そーいう長期戦ながらも、最終試合でのKENTAと中嶋の絡みは良くも悪くもバッチバチに終始したのは敢えて横に置いとくとして、
試合形式が変われば、試合の作り方も変えていく…
という、トップレスラーならば至極当たり前の様な話ですが、
さしつかえがあるのでこの場では具体名は書きませんけど、
『もし○○ならば、長期戦が前提の試合形式でもいつも通りの試合をやって、客も盛り上がりがピークを迎える前にスタミナが切れて、脱水症状を起こして大恥をかくんちゃうか?』
みたいな事を、ヘロヘロにになりながらも意地で中嶋に反撃していくKENTAの姿を見て、しみじみ考えさせられました…
それと、やっぱりエンディングの中嶋とKENTAの握手は触れなきゃいかんでしょうね。
KENTAの事だから、ヘロヘロの上にフィニッシュで頭を蹴られて意識が飛んでたから、
中嶋が差し出した手をみて何やようわからんけど反射的に手を出してしまった、という可能性も、無きにしも非ずという気はしますが(笑)
あれだけいがみ合っていた二人の握手は、非常に価値があった。泣けました。
既にジュニアタッグリーグの公式戦が決まっているからアレですが、
それ以降は、二人が向かい合った時のハイテンションを持続させる為にも、
ノアのマッチメーカーは『中嶋がGHCジュニアのどっちかのベルトを狙っていく』みたいなストーリーを準備して、
KENTAと中嶋の抗争自体にしばらく時間を空けてほしいんですけどね。難しいんかなぁ。
あ、そうそう。
最後にちょっと質問。
この日のセミに出た丸藤が、試合後に
『闘龍門の門下生に、俺の高校のレスリング部の奴がどうやらいるらしい。そいつとリングでやってみたい』
と言うてたんですけど、これって誰の事ですかね?
この前のセムでしれっと明らかになっていた、景虎と青木の関係といい今回といい、セムの雰囲気にマッチする様な良い話ですよね。
丸藤とドラゴン校長の絡みの続きは別にあってもなくてもいいけど、
丸藤とその誰かの絡みなんかは是非実現してほしいよなぁ。
もしその選手が丸藤の後輩なら、どれぐらいえげつない事をするのかも気になります…ね。
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コメント
コメント一覧 (3)
脱水症状起こした●●……(ニヤニヤ)
生観戦しました。
選手一人一人が意地も気力も出し切った素晴らしい試合でした
今年のベストバウトだと思います