録画していた『DDTスペシャル 6大ブランド大集結』のサムライ・ニアライヴ中継を観ました。


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※PC版DDT公式ホームページ
個人的には、結構感動させられた興行オープニングのVTRからはじまりながらも、

ダ〜クマッチを抜きにしても3時間半に及ぶという、後楽園ホール・使用料の延長料金支払い必至のマラソン興行だったのですが、

一応エマニエルのコーナーはざっくり編集されてはいましたが、放送枠いっぱいいっぱいだったので、正直疲れました。

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ハードコア系ファイターとして、長与千種さんから認められている(笑)大社長が、

苦し紛れに発案したのであろう“採算ど返しの人海戦術”的な企画自体は、非常に新鮮で面白かった。

それは確かなんですけど、中身を詰め込み過ぎでしょ、ありゃ。

DDTの歴史上屈指の、良い意味でバカバカしさ炸裂したエンディングは、爆笑しましたが…。

ノアの武道館大会じゃないけど、ビッグショー=準レギュラーも含め、まず全選手を出す事有りき、という考えに、

ファンが真っ正面から付きあう興行は、とりあえずは今回一回限りになっても、別にええんちゃうか?と。

会場で観戦された方の多くは、ダ〜クマッチから観ていたから、テレビで観るより疲れてたんじゃないでしょうか。

ご苦労さまでした(一礼)

ここからは、試合毎で振りかえってみます。

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★反乱ブル…人選が“ずるい”メンバーが、反乱理由をマイクで吠えてからリングイン!という流れはこれまた新鮮で面白かったんですけど、やっぱり長かったなぁ〜

反乱メンバーがダ〜クマッチと被っていたのは引っ掛かったし、マイクアピールが出オチ状態の選手がもっといても良かった様に思いました。

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★ハードヒット…意図的にノーガード戦法だった訳ではないのに、毛利のハイをモロに受けてしまう等、

復帰したての飯伏のカンが戻りきっていない様に見えたのは『オイオイ』と思いましたが、飯伏vs毛利の前哨戦として見れば及第点。

ぜいたくを言えば、毛利か飯伏のどちらかがマイクでカマしてほしかったけど、あれだけテンションが上がってたら無理かなぁ。

あと、佐藤光留が空気状態になっていたのは、敢えてスルーしておきます。

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★ユニオン…獅子王が完全に要らんかった点を差し引けば、この日のベストバウトなんじゃないすかね?

気合が入ったマッチメークに見合う内容だったと思います。

イサミと宮本裕向の意地の張り合いも燃えたし、

試合後の、DDTならではのファンタジーの要素無しの、ユニオンオリジナルの青春ドラマ臭いマイクのやりとりは、普通に心に染みたというかですね。

ところで、ワイド石川は高校時代は誰に憧れてたんですかね?(笑)

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★クルゲー…今のMIKAMI店長のコンディションと、悪い意味で相変わらずのスギタクがシングルでやれば

『まぁこんなもんなんかな』

という印象。

変にダラダラやるよりは…ね。

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★新北京…三四六よりは、老師トウ・ゴーやドラゴン・アチョーを観たかった(きっぱり)

ドス・ケベスさんお気に入りのササガバはよく頑張ってましたね。

時間をかければ、間違いなく化けてくれる事でしょう。楽しみ。

しかし、四人目のホースメンは誰なんですかね?

ササガバを観たら、佐藤きゅんをはじめとするスーパークルーの卒業生の抜擢も有りかな?とは思いますが、果たして?

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★マッスル…冒頭にも書いた様に、写真編集中のエマニエルのトークが荒編集をされていても、

牛さんvs鉄指さんのチェーンマッチ並みにグダグダだったのは、幾ら何でも相当まずい。

ネタ元のキングオブコントもこんなにグダグダだったのか?みたいな(爆)

嗅覚が鋭いDDTのお客さん達が、新藤さんがルール説明をした後に

『こりゃ確実に滑るな…』

と察して、ほぼ無反応だったところだけは爆笑してしまいましたが、あとは…

梅川さんのポジションを、もうちょっと知名度がある方(マルベル堂の男色カメラマンさんとか 誤爆)が担当していれば…惜しいよなぁ。

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でも、考え様によっては先日の新木場自主興行→鈴木健ちゃんによるとムチャクチャシュールな内容だったというタワーレコードでのイベントときて今回となると、

ファンの側が、短期間に披露できるマッソーのネタの発想力の限界が確認できた事だけは、収穫だった様に思いました。

来年正月は、時間をかけてネタを繰れるだけ繰って、リベンジしてほしいですね。

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★ディ〜ザスター!う〜BOX!vsKUDO&ウラノ…マッスルのあのグダグダの後の、絶望的なムードになった場内の空気を塗り替えるところまでは行ってなかったかな…

今回の様な、DDTならでは(?)の非常事態の空気を一気に変えるのは、

幾ら鉄板でも、勝敗がある程度見えるカードよりも、もっとしっちゃかめっちゃかなカードの方がいいのかも知れませんね。

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★百万円争奪・ラダーマッチ…騎馬プロレスのシーンは面白かったんですけど…

ぶっちゃけた話、日本のインディー団体でのこの手のラダーマッチは、

エルドラで蟲兄弟がレンジャー部隊作戦で『奪い方のほぼ究極形』を見せちゃってますし、

皆この日2ないしは3試合目でしたから、ラダーの上から落ちろ!とリクエストはとてもじゃないけどできない。

となれば、ハナから内容の高望みはできなかった訳で…

反乱ブル+今回のメインのメンバーがまとめて集結する、賞金争奪の時間差バトルをメインにしとけば良かったのに…。

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★エンディング…大社長のマイクも『敬礼!』も、最後の大決戦も素晴らしかった(笑)

疲れた観客も、あそこまでやられたら満足をせざるを得ないでしょうね。

終わり良ければ全て良し!

この言葉が、ずっと頭の中を駆け巡ってます、はい。

こんな感じです。

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