一千万馬券の飛び出した秋華賞から早一週間。

近年屈指の好メンバーが集まる天皇賞(秋)の一週間前。

関テレ版『DREAM競馬』で、秋華賞と天皇賞(秋)の間に挟まれた、激しく微妙なメンバーが揃った菊花賞を観ました。

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道中は、2頭が競り合う様に逃げた関係で、それなりのペースで流れた事が追い風になったか、


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淀の二度の坂越えも何のその・ただならぬ自信を持っていた内田博がに乗るオウケンブルースリが、

“このメンバーの中では”実力がかなり抜けていた事を証明しましたね。

父方の血が強く出ているのか母方の血が強く出ているのかもよくわからないぐらいに、まだまだ成長途中ながらも、

春のクラシック戦線で活躍した馬達をまとめてねじ伏せたんだから、

関係者は皆観ていて気持ち良くなるぐらいの見事な勝ち方だったんじゃないですかね…

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この日のブルースリに強いてケチをつけるならば、

他の馬がかなり弱かったからこそ、

あれだけ直線で外目にブン回しても、インから急襲する馬も気にせずに十分差し切れた様に見えた、という点でしょうか。

さっき書いた事の繰り返しになってしまいますが、内田博の直線に入るまでの位置どりは、

菊花賞の過去の勝ちパターンと比べたらほぼ完璧だったと思います。

ならば、直線では何故あんなに外に持ち出したのか?が心に引っ掛かりました。

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オウケンの次走が、もし有馬記念になるならば、相手のレベルが一気に上がるのと同時に、

まくり気味にあそこまで外に持ち出す事はまず不可能でしょうから、それからがオウケンにとっての正念場になりますよね。

ついでに書けば、再度実現するかもしれないディープスカイとの対決の行方も含めて、注目をして…

とか言ってたら、この手の菊花賞馬ではありがちな

『菊花賞の疲れが抜けないので、年内は休養させます』

というオチもいかにもありそうなので、ほどほどにししときますか(苦笑)

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ところで、オウケン以外の馬については…

もしかしたら、オウケン以外の17頭は、今後一頭も重賞を勝つ事もなく引退していくんじゃないでしょうか?

それぐらい低いレベルの世代だからこそ、

ステイヤー寄りの血統とはいえ、近走成績は散々。

しかも、橋口師もあまり期待していなかったフローテーションが、思わぬ見せ場を作り、

しかも連に絡めてしまったんやろーし…ねぇ。

ちなみに、DREAM競馬のオープニングでは、京都競馬場に営業にきていたアントニオ猪木氏が出演してました。

菊花賞の◎は何と…

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ナムラクレセント!

今の猪木氏は、まず間違いなく2000年当時の和田竜二の弾けたマイクパフォーマンスを知らないであろう事を考えたら、偶然とはいえかなり恐いものがある(汗)

理由は

『勝たせてクレセント』

だそうです…

番組が微妙な空気になりそうなのを察したか台本通りだったかはわかりませんが、杉本清さんが丁寧に『1、2、3、ダー!』を催促してました(微笑)

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他の競馬ネタは…

ブリーダースカップ・クラシックで最下位に敗れたカジノドライヴについて書きますかね。

正直なところ、あのキャリアで春は怪我もしていた事を考えるならば、幾らオールウェザーの馬場の経験があっても、あの負け方&成績は十分にありえるのでしょう。

競馬ファンとしては残念っちゃあ残念なんですけど、藤澤師には

『この無念は、サクセスブロッケンが晴らしてあげるから、来年のこのBCは変に欲張らずに指をくわえてテレビで観ときなさい』

と労いの言葉をかけてあげたいなぁ!?

こんな感じですね…。

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