今年最初の競馬の話を…
といっても金杯のレース回顧ではありません。


といっても金杯のレース回顧ではありません。


正月に、競馬にはそれほど縁がないTBSで放送されたドキュメンタリー番組『夢の馬 オグリキャップ/命ある限り駆ける』を観ました。
※番組紹介のホームページ
※ウィキペディアより

昭和最後の競馬ブーム最大の立役者であるオグリキャップ。
その生い立ちから、たぶん最後になるであろう府中凱旋までの歴史の紹介を軸に、
オグリキャップの走りをみて人生が変わった人のインタビュー、
更に以前トラブルがあったという小栗氏を含めた、オグリキャップに関わった人たちのコメントが流れて、
番組後半はオグリキャップ・最後の産句の美浦入厩からデビューして、馬券に絡む事なく未勝利から脱出できずに、佐賀競馬に都落ちして、
更に佐賀でも未勝利戦で苦戦するオグリキャップ産句の現在をカメラが追い続ける、という非常に生々しいもの。

何というか…
競馬の世界は綺麗事だけでは決してない・勝負の世界は救いがない残酷な世界なんやって事は、
ある程度競馬を観ていればわかるレベルの『当たり前の話』だから、
終わりに近づくにつれて重く、暗くなっていく構成になるのはしゃーないですし、
ドキュメンタリー番組なんだから、カタルシスのないバッドエンドになるのも視聴者は受け入れなきょいけないんですけど、

これを観て『よし、金杯頑張るぞ!』なんて前向きな気持ちには到底ならないヘビーな番組を、少なくとも、正月の午前中に全国放送するのは、ちょっと間違っとるんちゃうかって話で。
そこら辺の変さ加減がTBSならではなんかなぁ…
極端な話、カメラが追いかけてなけりゃ幾らオグリキャップの仔でも、乗馬どころか馬肉として人間に食われとったんちゃうか?って思いましたし(爆)

ただ、各関係者への取材は真面目におこなっていたのは感心させられました。
『走らないと言われたオグリキャップの産句』
と何度も蒼井優がナレーションをしていたのは辟易させられるのですが、

その代わりに、武豊マジックとも呼べるオグリローマンの桜花賞制覇を取り上げた上で、母オグリローマン・父フレンチデピュティの鹿毛の産句が紹介されたりしていて、
『産句は走らないけど、近親は頑張っている』
と思わせるべく、多少は視聴者に救いの感情を与えようとしていたんですよね。
こじつけっちゃあエラこじつけなんですけど、ひょっとしたら(直に観た事はありませんが)出演者の競馬に対する愛情が観られない『みんなのケイバ』よりは、この番組の方が競馬というジャンルに対して貢献しているんじゃないだろうか?と思いました。はい。

あと思ったのは…そうやなぁ…
前記の小栗氏や現在のオグリキャップの担当厩務員さんにはキチンと話を聞いているのに、TBSは瀬戸口元調教師には何でインタビューしてなかったんやろ?
別にオグリキャップのローテーションにけちを付ける訳でもなかったのに…
まさか、いま瀬戸口さんにオグリキャップの事を聞くのはタブーなのか?という事で(苦笑)

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※番組紹介のホームページ
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昭和最後の競馬ブーム最大の立役者であるオグリキャップ。
その生い立ちから、たぶん最後になるであろう府中凱旋までの歴史の紹介を軸に、
オグリキャップの走りをみて人生が変わった人のインタビュー、
更に以前トラブルがあったという小栗氏を含めた、オグリキャップに関わった人たちのコメントが流れて、
番組後半はオグリキャップ・最後の産句の美浦入厩からデビューして、馬券に絡む事なく未勝利から脱出できずに、佐賀競馬に都落ちして、
更に佐賀でも未勝利戦で苦戦するオグリキャップ産句の現在をカメラが追い続ける、という非常に生々しいもの。

何というか…
競馬の世界は綺麗事だけでは決してない・勝負の世界は救いがない残酷な世界なんやって事は、
ある程度競馬を観ていればわかるレベルの『当たり前の話』だから、
終わりに近づくにつれて重く、暗くなっていく構成になるのはしゃーないですし、
ドキュメンタリー番組なんだから、カタルシスのないバッドエンドになるのも視聴者は受け入れなきょいけないんですけど、

これを観て『よし、金杯頑張るぞ!』なんて前向きな気持ちには到底ならないヘビーな番組を、少なくとも、正月の午前中に全国放送するのは、ちょっと間違っとるんちゃうかって話で。
そこら辺の変さ加減がTBSならではなんかなぁ…
極端な話、カメラが追いかけてなけりゃ幾らオグリキャップの仔でも、乗馬どころか馬肉として人間に食われとったんちゃうか?って思いましたし(爆)

ただ、各関係者への取材は真面目におこなっていたのは感心させられました。
『走らないと言われたオグリキャップの産句』
と何度も蒼井優がナレーションをしていたのは辟易させられるのですが、

その代わりに、武豊マジックとも呼べるオグリローマンの桜花賞制覇を取り上げた上で、母オグリローマン・父フレンチデピュティの鹿毛の産句が紹介されたりしていて、
『産句は走らないけど、近親は頑張っている』
と思わせるべく、多少は視聴者に救いの感情を与えようとしていたんですよね。
こじつけっちゃあエラこじつけなんですけど、ひょっとしたら(直に観た事はありませんが)出演者の競馬に対する愛情が観られない『みんなのケイバ』よりは、この番組の方が競馬というジャンルに対して貢献しているんじゃないだろうか?と思いました。はい。

あと思ったのは…そうやなぁ…
前記の小栗氏や現在のオグリキャップの担当厩務員さんにはキチンと話を聞いているのに、TBSは瀬戸口元調教師には何でインタビューしてなかったんやろ?
別にオグリキャップのローテーションにけちを付ける訳でもなかったのに…
まさか、いま瀬戸口さんにオグリキャップの事を聞くのはタブーなのか?という事で(苦笑)

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