ノア武道館大会の感想のつづきです。


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《セミファイナル》

やっぱり、後楽園の時みたいな魂を揺さ振る名勝負にはならなかったですね。

後楽園では観ていて引っ掛かった奈落式の技をめぐる攻防は落ち着いていたし、アンクルを取り合う攻防は進化していた様に見えたので、

良い試合ではあったと思うのですが、勝ち負けが事前に思い切り読めてしまうシチュエーションでは、あれが限界だったのか…

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KENTAの足の負傷がどの程度悪かったのかはわかりませんが、

あれだけKENTAの動きが何回も止まるぐらいに、中嶋が優勢に試合を進めていたのはびっくりしました。

そりゃまぁ、後楽園ではKENTAが優勢だったからまんまそのお返しなんでしょうけど、中嶋にとってはアウェーのリングなのに、

観客を必要以上に煽らない=優勢である事に慣れている中嶋の姿を見せられたら、感心せざるを得ないですね。退場時もカッコ良かったし。

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次、二人が本格的なストーリーを経てシングルで対戦するのはいつになるかはわかりませんが、

中嶋が今後、更に筋肉をつけて限りなくヘビー級に近い・ないしヘビー級になる事を考えたら、

この二人の抗争の象徴とも呼べる、フロントキックの相討ちであったり、ミドルキックや張り手の応酬で互角に見える事は減るでしょう。

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そうなったら、ファンっていい加減なもんやから、中嶋とKENTAの再会よりも、刺激的であろう中嶋vs丸藤を観たがると思うんですよね。

そうなったらKENTAはちょっとかわいそうかな…

なんて事を、黒覆面によるKENTA襲撃のシーンを観ながらしみじみ考えてました…

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《第七試合》

…という風に考えていけば、この交流戦がどーしてもこの日のベストバウトになっちゃいますよね。面白かったなぁ。

僕自身1・4は観ていないからアレですが、三沢と後藤洋が潮崎とミラノにチェンジしたのは、大正解だったんじゃないでしょうか。

新日本側が望むかどうかはわかりませんが、新日本勢と杉浦の絡みは、

昨年の田中将斗と新日本勢の連戦並みに観客ウケする定番カードになる事でしょう。

ぶっちゃけた話、旗揚げから8年半をすぎても、杉浦がノアのポリスマンである状況はいかがなものか?と思いますし、

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交流戦を志願した事になっている潮崎は、ファンが潮崎に求めるハードルの高さを考えたら、もうちょっと積極的にいかないと、話にならない気はしましたが、チョップやフィニッシュの説得力はあったから、あれなら及第点は出せるかと。

それにしても、この日の杉浦の光の放ち方は素晴らしかった。

何で昨年の森嶋とのタイトル戦はだだ滑りだったんやろ?まぁええか(苦笑)

中邑もミラノも、お互いの持味は出ていたし、役目は十分果たしてましたよね?

ノア側の都合で、この次がどうなるのかは定かではありませんが、新日本にしてもノアにしても、この試合の盛り上がりをそれぞれの団体で上手く反映させてほしいものです。はい。

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最後に、大半のプロレスファンが失望したであろう、グダグダーバルタッグリーグ戦のメンバーについて。

参加チームの追加があるかどうか定かではありませんが、地上波中継が打ち切られて、団体としては最大級の危機に見舞われたのに、

結局のところ今のノアのマッチメーカーの言う事に従ってくれるメンバーを集めたら、あーいうチーム編成になってしまった、という事なんですかね?

あれでも武道館のチケットが売れてくれるなら全然問題ないんでしょうけど…

今からでも間に合うから(?)ノアは早急にマッチメーカーを変えるぐらいやって、

選手とフロントの足並みを揃える形で一致団結を目指していくところから、団体存続の道を模索していく他ないと思うのですが、この調子じゃ、たぶん無理なんやろーなぁ…

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※ユー何とかより

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