先週放送分の、サムライ『ドラマティックファンタジア』で、大阪大会での大社長vs佐藤光留の無差別級タイトル戦を観ました。

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事前に、ハードルの高さを低めに設定していたので、怒りの感情までは起きなかったのですが、

無差別級戦としては

『あんまりパッとせーへんかったなぁ』

と言わざるを得ない試合でした。

いきなり掌底のラッシュが決まり、そこからグラウンドで見せ場を作った光留の威勢の良さは認めますが、

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前振りをしていた大社長のガラスのヒザへの集中攻撃では、観客があまり反応していなかったり、

逆に大社長が飯伏戦でも見せた腕への一点集中反撃でペースを握ってからは、スタミナが切れるのが早かったのは…ねぇ。

あれなら、鳥羽が昨年、飯伏のインディーJrに挑戦した時の様な&その飯伏戦が不完全燃焼になった無念を晴らすぐらいのモチベーションを持って、大社長に挑んでいく方が盛り上がったんちゃうか?と思いました。

その辺も含めて考えたら、結局光留は大社長に挑戦するレベルには到達していない…

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っていうのは、先月大社長に挑戦して木っ端微塵に粉砕された飯伏に、

光留は昨年ハードヒットでは敗れている事から、大半の観客はわかっているんやから、

ならば光留は、岡山から応援団(という名の身内)を沢山大阪に呼んで、

魂こめてーズぐらいに熱のある応援をしてもらって、場内の雰囲気を

『大社長がいかにして勝つか?』

だけに集中させない様にする努力はするべきでした…

というか、岡山から沢山呼べる→チケットを沢山売れるからこそ、

田島久丸方式でパンクラシストの佐藤光留をメインに抜擢!というストーリーになったもんだとばかり思っていたので、スカされた!感が終始ありましたね。はい。

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あと、これは『ついでに言えば』レベルのツッコミになりますが、

このタイトル戦の行われたDDTの興行の後におこなわれたハードヒットの興行の前座で、

光留vs“浪速のピープルズチャンピオン”塩ちゃんの試合が事前に発表されていた事なんて、

昼間のタイトルの勝敗への興味を薄れさせるに決まっているのに、何でそんな事をしたんやろ?という感じです。

もっとも、光留の無差別級挑戦と、塩ちゃん戦のどちらが先に発表されたのかは未確認ではありますが、

どっちにしてもマスコミへのリリースで

『光留選手が昼に無差別級王者になった場合は試合順が変更になる場合があります。御了承下さい』

の一文は入れましょうよ、お願いしますわ〜、と。

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これは僕だけかも知れませんが、

昨秋のノア大阪府立大会で、ヨネちゃんが健介に挑戦決定→タイトル戦より先に、次期ツアーの開幕戦でヨネちゃんが前座に登場する事が発表される

という流れがあって、

ノアの最高峰のGHCタイトル戦の勝敗へのファンの興味を、ノア側の都合のみで薄れさせる

なんて愚行をやらかすノアのマッチメーカーは、アホちゃうか?と思った事がありまして、

今回のDDTもそれとダブってしゃーないんですよね。

たまたまどちらも大阪大会というのもあるし(苦笑)

DDTなら、こんな事が積み重ねられると近い将来どーなるかはわかる筈ですが、一応書いておきます。

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ただ、今回の無差別級戦を観て

『DDTってすげぇなぁ』

と思った事が唯一(一個だけかよ)ありまして。

それは、試合後の大社長と塩ちゃんのスキット。

あれは、大社長が

『塩ちゃんがマイクであれぐらいポジティブな事をカマせば、光留戦が滑ったとしても、それが霞むぐらい場内が盛り上がる』

と踏まえて仕掛けたんですよね?

どんだけ塩ちゃんの大阪のDDTファンの認知度を把握しとるんやって話で(苦笑)

今週放送の名古屋大会でのロビンさんとの絡みも、たぶん同じ様な感想になるのでしょう。

とりあえず塩ちゃんは横に置いといて、来月のロイヤルランブル戦では、このモヤモヤ感を吹き飛ばす、お祭り騒ぎを見せてほしいもんです。

ぶっちゃけた話、関本はロイヤルランブル戦に出さずに、

ストレートに大社長とのシングルをやらせたいんですけど、果たしてどーなる事やら…?

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