先日ジョニーAデップさんから教えてもらった情報をきっかけにして、

ユー何とかで本当にUPされている、原田昌樹監督の遺作であり封印作品でもある『審理』を、昨日ネカフェで観てきました。

※ウィキペディアより

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《以下ネタバレ注意》
キャスティングは、地上波の民放の連ドラでは浮いてしまいそうな濃い口の役者さんが揃っていて、頭がクラクラしそうになったものの、

内容自体は新制度をわかりやすさを伝える事を意識している、極めてシリアスなもの。

これを観るまでは『12人の優しい日本人』はもう笑えねーなぁ、と思ってましたが、

審理を観た上で12人〜を改めて観たら、ひょっとしたら更に笑えるんじゃないか?と思いました…

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それで、主演の酒井法子容疑者。

裁判所内のシーンではツッコミを入れる様なところはほぼ皆無でしたが、問題は帰宅をしてからのシーンでの演技でして…

これまたユー何とかでUPされている、クラブイベントでのサイバーノリPであるとか、ポポポポのインタビューを観た後にこれを観たもんだから、戸惑ってしまったんですよね。

『カイジ』じゃないけど、胸が『ざわ…ざわざわ…』ときました。

ほら、この映画の撮影時には酒井容疑者は覚醒剤の常習だった可能性があるし、

ひょっとしたら体にタトゥーが彫り込まれていた訳じゃないですか?

そう考えたら、本編冒頭で

『この新しいコートを着て、フランス料理を食べに行くんだ〜(笑)』

とかはしゃいでいた時であるとか、

エンディングでのハンバーグがどうこうを言っている場面での、ハイテンションの演技は…ねぇ。

アウトでしょ、ありゃ。

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余談になりますが、ノリピーの息子さん役の役者さんは、そんなノリピーを観て

『母さんはいつも優柔不断なのに、裁判員になって大丈夫なの?』

と不安がっている設定なのは、ネカフェなのに声を出して笑ってしまいましたよ。

ユー何とかのコメント欄でも指摘していた人もいましたが、

旦那が逮捕されてからすぐに腹を括って、しっかりと準備をして薬が抜けるまで逃亡したノリピーの何処が優柔不断やねん!って話ですよ、えぇ(苦笑)

つづきましては、僕がノリピーの他に違和感を感じたところをあげますと、

一番変だったのは、加害者がフィッシングナイフを買った翌日でも、普通に所持したまま外出していたところかなぁ。

正当防衛を主張するにしても、ナイフは持っとったら説得力がないもん。あれはアカンわ。

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実際の裁判でこーいう事があったら、話し合いにもならずに正当防衛の申し出は断られるとは思うのですが、ど〜なんでしょうね。

あと、リアリティーを重視するならば、検察側はしつこいぐらいに

『加害者は10年前に保護観察処分になっている』

事をアピールしていたんだから、

加害者の妊娠中の妻がそれを聞いてキレるシーンがあってほしかったし、

加害者の妻と被害者の母による言い争い!みたいな生々しいシーンも観たかったし、

それを観て戸惑う裁判員、みたいなシーンもあった方が尚司法の現場が伝わったんじゃないか…という事で。

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もし何かの間違いで、阿蘇山大噴火さんに脚本等でアドバイスをしてもらっていれば、確実にそーいうシーンも含まれていたんやろーけど、

そこら辺の『カ…カテェ!』なところこそが、ある意味お役所が制作している真骨頂なんでしょうね。

とりあえずこれを観て僕は

『裁判所からの速達は、うちには絶対に来ないでくれよ、来るなよ、絶対の絶対にだぞ!』

と思いました(笑)

最後に、原田監督の御冥福をお祈りいたします。

今のところこの動画は削除されていないので、酒井容疑者がシャブ中から罪を償ってシャバに出てきて、

サンミュージックから堂々と復帰する日が来るまでの期間限定で、天国で穏やかな気持ちになっていてほしいですね…。

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