サムライ『大日大戦』で、葛西vs伊東戦を観ました。
※スポナビより
※須山さんのブログより
※園長さんの繰言別館ββ
※スポナビより
※須山さんのブログより
※園長さんの繰言別館ββ
…これは会場で観たかったですねぇ。
僕自身は、バキューン!がデスマッチに進出しようかという時期にスカパーに加入したもので、
この二人の“すれ違いの歴史”の一部始終を観ていた訳ではないのですが、あの煽りVを見せられたら、誰でも興味を持ちますよって話で。
この日は終始狂気じみた葛西…
いや、この日の葛西は気を通り越して狂鬼になってたかな。
サムライのカメラが『これでもか!』というぐらいにアップで映していた葛西の狂鬼の表情の数々と、
そんな葛西の狂鬼を堂々と受けとめた伊東の懐の広さ、
そしてそんな二人のテンションに、輪をかけて狂っていたんちゃうか?と思ってしまった、この日の観客の異様な盛り上がりは、二人に匹敵するぐらいに印象に残りました。
そんな二人の歴史をよく知るファンがあれだけ集まり、
沼澤じゃないけどあの日後楽園に居た全員が幸せになれて、
インディー大賞やネット・プロレス大賞の投票で絶大な支持を集めたならば納得しますし、
そーいう意味ではむしろ後楽園でやったのが正解だったんやろーなぁ、と思いました。
また、後楽園だったからこそ、週刊プロレスがこの試合をあの程度の扱いで“片付けて”しまい、
その事に対してヤマモさんが怒っていたのも納得なんですけどね。
さて、ここからは試合について。
今にして思えば、時間切れにならなくて良かったですよね。
序盤、客席で二人にしてはかなり長めにやりあっていたのも、時間切れ間際の決着になる伏線だったんやなぁ。
あと、あの流れだからこそ蛍光灯の束は使わない方が良かったと思いました。
あれならば久々に蜘蛛の巣状態の有刺鉄線オブジェを出すべきでしたよね(爆)
それはさておき。
2人がプロレス頭を駆使して、各種アイテムをフルに活用していき、
そこに葛西がスーサイドなムーブを織り交ぜていくという、流れる様な試合展開は見事でした。
伊東自身、鉄檻+脚立の高さからのスプラッシュを失敗して大ケガをした事もあるから、
葛西がバルコニーからスーパーダイブをするシーンを受けるのは、心配もあったやろーに。
真のアーティストとは、他人の作品・しかも最高傑作の作成を手伝う時も全力を尽くしてこそ、アーティストって事なのでしょうか…
カミソリボードについて。
序盤は、カミソリボードがデカくて客席の位置によっては見えにくかったからカミソリに当たる・当たらないの緊張感が客席の方向によってムラがあった筈だし、
カミソリによる背中の傷の入り方も想定できる範囲内だったので、
『やっぱりカミソリはわかりにくくてアカンなぁ』
と思ったのですが、その刹那に伊東のカニ挟みで転がされた葛西が、
自らカミソリに額を接触させて大流血のシーンを作ったり、
伊東は伊東で、葛西のスプラッシュを誤爆させる時に敢えてカミソリボードを使ったりと、
アドリブなのか狙っていたかはわかりませんが、あそこまでカミソリを活用されたら、凄いという言葉しか出てこない。
これまた結果論みたいになりますが、宮本vsバキューン!が葛西vs伊東とは雰囲気が違う、
高さが売りのデスマッチの形式になったのは正解の様に思いますね。
本当は建築現場マッチが観たかったけど…
まぁ、ええか。
宮本vsバキューン!は葛西vs伊東から時間があまり空いてないし、フィニッシュがいかにも足場のてっぺんからの落下絡みの技になりそうだから、どう考えても難しいシチュエーションでしょう。
それでも、宮本とバキューン!には意地を見せてもらって、葛西vs伊東と、宮本vs竹田に負けないぐらいにファンの記憶に残るデスマッチになってほしいものです。
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僕自身は、バキューン!がデスマッチに進出しようかという時期にスカパーに加入したもので、
この二人の“すれ違いの歴史”の一部始終を観ていた訳ではないのですが、あの煽りVを見せられたら、誰でも興味を持ちますよって話で。
この日は終始狂気じみた葛西…
いや、この日の葛西は気を通り越して狂鬼になってたかな。
サムライのカメラが『これでもか!』というぐらいにアップで映していた葛西の狂鬼の表情の数々と、
そんな葛西の狂鬼を堂々と受けとめた伊東の懐の広さ、
そしてそんな二人のテンションに、輪をかけて狂っていたんちゃうか?と思ってしまった、この日の観客の異様な盛り上がりは、二人に匹敵するぐらいに印象に残りました。
そんな二人の歴史をよく知るファンがあれだけ集まり、
沼澤じゃないけどあの日後楽園に居た全員が幸せになれて、
インディー大賞やネット・プロレス大賞の投票で絶大な支持を集めたならば納得しますし、
そーいう意味ではむしろ後楽園でやったのが正解だったんやろーなぁ、と思いました。
また、後楽園だったからこそ、週刊プロレスがこの試合をあの程度の扱いで“片付けて”しまい、
その事に対してヤマモさんが怒っていたのも納得なんですけどね。
さて、ここからは試合について。
今にして思えば、時間切れにならなくて良かったですよね。
序盤、客席で二人にしてはかなり長めにやりあっていたのも、時間切れ間際の決着になる伏線だったんやなぁ。
あと、あの流れだからこそ蛍光灯の束は使わない方が良かったと思いました。
あれならば久々に蜘蛛の巣状態の有刺鉄線オブジェを出すべきでしたよね(爆)
それはさておき。
2人がプロレス頭を駆使して、各種アイテムをフルに活用していき、
そこに葛西がスーサイドなムーブを織り交ぜていくという、流れる様な試合展開は見事でした。
伊東自身、鉄檻+脚立の高さからのスプラッシュを失敗して大ケガをした事もあるから、
葛西がバルコニーからスーパーダイブをするシーンを受けるのは、心配もあったやろーに。
真のアーティストとは、他人の作品・しかも最高傑作の作成を手伝う時も全力を尽くしてこそ、アーティストって事なのでしょうか…
カミソリボードについて。
序盤は、カミソリボードがデカくて客席の位置によっては見えにくかったからカミソリに当たる・当たらないの緊張感が客席の方向によってムラがあった筈だし、
カミソリによる背中の傷の入り方も想定できる範囲内だったので、
『やっぱりカミソリはわかりにくくてアカンなぁ』
と思ったのですが、その刹那に伊東のカニ挟みで転がされた葛西が、
自らカミソリに額を接触させて大流血のシーンを作ったり、
伊東は伊東で、葛西のスプラッシュを誤爆させる時に敢えてカミソリボードを使ったりと、
アドリブなのか狙っていたかはわかりませんが、あそこまでカミソリを活用されたら、凄いという言葉しか出てこない。
これまた結果論みたいになりますが、宮本vsバキューン!が葛西vs伊東とは雰囲気が違う、
高さが売りのデスマッチの形式になったのは正解の様に思いますね。
本当は建築現場マッチが観たかったけど…
まぁ、ええか。
宮本vsバキューン!は葛西vs伊東から時間があまり空いてないし、フィニッシュがいかにも足場のてっぺんからの落下絡みの技になりそうだから、どう考えても難しいシチュエーションでしょう。
それでも、宮本とバキューン!には意地を見せてもらって、葛西vs伊東と、宮本vs竹田に負けないぐらいにファンの記憶に残るデスマッチになってほしいものです。
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コメント
コメント一覧 (3)
いや〜あんなに出来上がった後楽園を見たのは久し振りでした。メイン以外の試合や進行も含めて本年度ベスト興行の一つと言えますね。
メインはドローでもあの凄さ、内容なら誰からも文句は言わなかったかも知れませんが、決着をキチッと付けた事でプレミア性が増したのも事実ですかね。
週刊大本営も表紙がダメならせめて中か後ろのカラーで、大会トータル7、8ペェェィ!ジは割いて欲しかった。
ただバルコニーダイブの際に"弁えない客"がいたらしいのは少しだけ残念です。バルコニーにはそんな手合いばかり集まるのか?(苦笑)
明日の文体は苦戦しそうですが、頑張って来年に繋げて欲しいですね、勿論全員大きな怪我などせずに。
団体側としてはメリットもあればデメリットもあった訳ですね。