何で２年も続けて、後藤ヒロキの特攻策がハマるんや！

というのと、

スリーロールスは、コンディションが悪かったのなら、あれだけ除外対象の馬がいたんだし回避を決断しといてほしかった。かわいそうに…

という２点は正直不満は残りました。

でも、それ以外は前評判を上回る、グランプリの名に見合う好レースだったと思いますね。

僕の◎セイウンワンダーは、期待通り社長が勝ちには行ってくれたものの、残念ながら馬が力負け。




しかもヒモ扱いだったスリーロールスが故障した事もあり、

三連単で勝負した馬券は悔しい事にかすりもしませんでしたが、納得はしています。

改めてレース映像を観て思った事はですね、

マイラー色の強い中距離馬であるダイワメジャーが２年続けて馬券に絡んだのが嘘か幻であったかの様に、

スタミナ面で確実に２５００ｍに対応できる馬が上位を占めるという、ハードなレースになったのも、

リーチザクラウンがカッ飛ばしてくれたのが最大の要因なのではないでしょうか。

大体、世界有数の高額賞金が懸かっているのに、毎回直線ヨーイドン！のスローペースになってたら、

そりゃ日本のＧ?馬が海外遠征に行っても、力不足の惨敗続きになっても仕方ないし、馬券を買う側もつまらない。

もういい加減そーいう現状に誰かが危機感を抱いて打破しようとしてくれなきゃ、本当どーしようもない。




スローペース競馬が多かった時期に勝ち星をあげまくった武豊が、

そんなリーチザクラウンの主戦というのも皮肉な話ではありますけど、

もしかしたら、武豊は武豊なりに、全国リーディングを禅譲した事をきっかけにして、

一応ヴィクトワールピサはいますが、あーいう気性のリーチザクラウンにこだわる事で、

これまでとは違う、新たな価値や楽しみを見つけようとしているのかも知れませんから、全面的にあの乗り方は支持したいです。

残念ながらリーチザクラウンは、来春は安田記念を目標にするそうですが、

橋口師がそこまでシビアにこの馬を短距離馬にさせるとも思いにくいので(爆)、

是非中距離路線を掛け持ちして、第２のローエングリンとして成長していってほしいものです。

マイル路線でも結果が残せなかったら、第２のサイレントハンターか、第２のツインターボとして(以下略)




ここからは他の馬について。

ブエナビスタ…

強かったですね！

先行しながらも展開が向かなかったところからして、ツキが無いと言われれば反論はできませんが、

それでもあのパフォーマンスは評価したいです。

最後は絵に書いた様に差し切られましたが、

あのペースのレースを先行して、前が壁になりかけた問題の４コーナーを完璧に立ち回り直線早めに先頭に立ち、

勝ち馬に交わされはしたものの突き放されず抵抗はしたんだから、馬も横山典も素晴らしいですよ。

松田師の“要らん一言”は論外ですし(爆)、今後も鞍上に関わらず牡馬の一線級に徹底マークされたら、勝ち切るのはキツいのかなぁ、とは思いましたが、

馬は早熟でないかぎり、来年もできりだけ長くレッドディザイアとのライバルストーリーは続いてほしいものです。




ドリームジャーニー。

池添は、勝ったんやからあないに泣かんでもえーやん。

初めてのＧ?勝ちでもないんやし、あれだけ派手にガッツポーズを見せた後だと嘘臭く見えるんやから…ねぇ？

ホットシークレットばりに出遅れながらも、ペースがはまってあれだけ見事な差し切り勝ちをみせたんやし、最後まで笑ろうとったらえーやん(笑)

泣くんならトールポピーのオークスで他馬に迷惑をかけまくった時に、泣きながら土下座して謝れや、オラ！って話で。




ただ、レース内容自体は宝塚記念同様良かったですね。

これで確実にステイゴールド…そして、メジロ牧場の血も繋がっていく事になるのでしょう。

来年も頑張ってほしい。

でも、池添はもう泣くな！以上。



ここからは、関西テレビ版ＤＲＥＡＭ競馬の最終回について。

阪神メインの摩耶ステークスの終了後、短い時間ではありますが、ＤＲＥＡＭ競馬とともに勇退する両御大からのお別れの挨拶がありました。

今後も、関テレのホームページでは予想をＵＰするし、競馬関連の番組には顔を出すという杉本清さんはともかく、

４０年間(！)務めたテレビ中継の解説はどうやらラストになりそうな大坪さんに対して、

放送中に花束を渡さなかった関テレには、かなりムカつきました。何か違うやろ、それ…

来年から司会を担当する金子なり、関テレのスポーツ部の偉いさんが花束を渡して当然やと思っていたので、余計に。

宮川一朗太さんが、関西滞在時であっても、土曜日にしか競馬場に大坪さんらに挨拶をしに行かない(らしい)のも思わず納得ですね。




しかし、いつもの様にいつもの口調で“思い出の馬”として、テンポイントの名前を出した杉本清さんはともかく、

涙がこみあげてきたのか、一瞬声を詰まらせながらも、笑顔を見せて杉本清さんを立てた大坪さんがいなくなるのは、

来年になったら恐ろしいぐらいの喪失感を味合わされるのかなぁ。辛いなぁ。

それでは、２００９年最後の競馬のネタは、そんな大坪さんの挨拶で締めましょう…




『いま見た様に、いいレース・いい馬を山ほど見てきたんでね、それだけ(年月が)経ったのかなぁ？って。今でもわかんないですよ。

ですからこれだけ元気でいられるし。

挨拶をさせていただけるなら、これだけ長く競馬中継を見てくだったファンの皆さんに感謝をいたしますし、

また、いいスタッフに恵まれて緊張のある時間を過ごさせてもらったのが、一番の幸せでしたよ。

何といっても、競馬中継のアナウンサーでは日本一の杉本さんと共に過ごせた日々は良かったですね。

(４０年間は)緊張がいい意味でプラスになったと思います。

ですから、病気をしてる暇なんてなかったですよ。でも、まだまだやりますよ。

もっといいシーンが来年あるかも知れませんから…』

大坪さん、杉本清さん。おつかれさまでした…

※ユー何とかより




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