Jスポーツの新日本プロレス中継で、丸藤正道vs金本浩二のIWGPジュニア戦を観ました。


※スポナビより


※スポナビより
2010年のベストバウト候補…
というには抵抗はありますが、非常に面白い試合ではありましたね。
丸藤が煽った訳でもないのに、どっかんどっかんわいていた場内の熱気も素晴らしい。
金本の試合は久々に観たんですけど、今は43歳でしたっけ?
キャリアに比例する様にヒザの状態は悪いのに、やせ我慢でサポーターも着用せず、
しかも躊躇せず飛び技を使いまくり、定番のフィニッシュホールドは丸藤の足へ攻めがあまり無いのにアンクルホールド。
解説の小鉄さんには同じ技が続く攻撃パターンを指摘されて…
デタラメ過ぎるやろって話で。

極端な話、丸藤の方が43歳なんじゃないかと錯覚しますよ(苦笑)
しかし、そんなデタラメさがありながらも、試合中は自らの姿をかつてのサブゥーみたいな自虐的な姿と直結させず、
尚且つ悲愴感を見せない喧嘩っ早いスタイルっていうんですかね。
大社長に輪をかけて大人げないったらありゃしない。
それに加えて今回の丸藤戦では30分間動き続けるスタミナがあったもんなぁ。恐れ入りましたよ(笑)
数年前の契約更改交渉時、ヘソを曲げて会社相手にゴネ倒した前科があるので、
はっきり言ってリスペクトはしていませんが、ツッコミ甲斐のある面白いプロレスラーではありますよね…(しみじみ)

かたや、デヴィちゃんや中嶋と闘った時よりもエゲつなさを前面に出して金本を飲み込んだ、丸藤という名の底無し沼。
僕自身がどちらかといえばノア寄りな関係で、丸藤はこれまでよりも頼もしくカッコ良く見えましたねぇ。
できる事なら、中邑独自の世界も、あの底無し沼に飲み込んでほしいぐらいですよ(笑)
さて、丸藤の何がそう見えたかって言いますと、昨年末復帰してからは、常識的にはありえないぐらい早いペースでシングル戦をおこなってきた中で、
この金本戦が一番『相手より格上に見える』事を意識していた試合だったんじゃないかなぁ?というのがあるんですよ。

エゲつない攻めのキャッチボール然り、グラウンドでの攻防然り…
もちろん丸藤は、金本を立てる事を意識はしていたんでしょうけど、ね。
どちらにしても、そんな丸藤の姿勢なんかお構いなしで、パブロフの犬の如く丸藤にブーブー言う新日本のフーリガンは(以下略)

ところで、今後の丸藤。
次はライガー戦ですか…
新日本ジュニアという、試合のレベルは高いけど、女子プロレスと大差が無い様に思える年功序列風ピラミッドの形から考えるならば、
そして新日本の生え抜きではない邪&外が、今もジュニア部門のマッチメーカーを担当しているならば、
そのピラミッドのてっぺんに“象徴”として長年居座るライガーに返す様な段取りを考えそうな予感はありますが、ど〜なんやろなぁ。
本来ならば田口とかデヴィちゃんが獲り返すのが筋である筈ですが…

話はちょっと逸れますが、昨年丸藤がカズに世界ジュニアのベルトを譲った時なんかは、
しょっぱなから丸藤が近ちゃん相手に名勝負を作ってしまった事で、
誰もが『丸藤に勝てるのはもうカズしかいない!』という確信を抱いていた(カズしかいない!という声援を飛ばしまくる客は非常に痛かったけど)のに対して、
今回の新日本の場合だと、続けて『新日本プロレスの看板を背負って』という意識を持って丸藤に挑んでいる。
また、ファンの側も、何人続こうがその意識を持つ選手を応援し続けている。
全部の流れをみていた訳ではありませんが、ムトちゃんがIWGPヘビーのベルトを持っていた時もそうでしたよね?
そりゃまぁ、アメトーク!で取り上げられて、お笑い系ながらも知名度が上がったエルサムライが、唐突に丸藤への挑戦の名乗りをあげる!みたいな変化球があれば、うがった目線で観てる層は楽しいんでしょうけど…?

根本的にマッチメーカーの考え方や選手層が違うからこうなった訳で、長い目で観てどちらがベターなのかは、僕なんかにはわかりません。
ただ、ムトちゃんが社長になってからの全日本のやり方と、新日本のやり方、根っこは近かった筈なのに、時間が経ったら随分と違ってきたなぁ、思えば遠くへ来たもんだ、と思わされました…
そうそう。
丸藤vs金本を観た後で、この日のメインの6人タッグも観たんですけど、
園長さんらがボロクソに切り捨てている後藤洋は、この試合でも悪い意味で浮いてましたね。やられっぷりが悪いままなのかなぁ。
中邑組の3人から、絵に描いた様に集中的に狙われたのもあるんですけど、
フーリガン連中も丸藤に何回もブーブー言う暇があるなら、後藤洋に対してももっと檄を…ねぇ。

あからさまに身内に甘いなんて、ライガーやないけど、それこそがぬるま湯でしょ、みたいな。
彼らがハナからこの試合を観てないなら話は別ですが。
井上亘みたいな、煮ても焼いても生でも食えない食材になる前に、改めて海外遠征に出すのがベターだと思うのですが、難しいんですかね。
さてさて。
今回の締めは、こちらの画像で。それでは皆様ご一緒に…

★★★ 人気ブログランキングへ ★★★
↑只今、こちらにエントリーしております。
よろしければ、クリックをお願いします…
というには抵抗はありますが、非常に面白い試合ではありましたね。
丸藤が煽った訳でもないのに、どっかんどっかんわいていた場内の熱気も素晴らしい。
金本の試合は久々に観たんですけど、今は43歳でしたっけ?
キャリアに比例する様にヒザの状態は悪いのに、やせ我慢でサポーターも着用せず、
しかも躊躇せず飛び技を使いまくり、定番のフィニッシュホールドは丸藤の足へ攻めがあまり無いのにアンクルホールド。
解説の小鉄さんには同じ技が続く攻撃パターンを指摘されて…
デタラメ過ぎるやろって話で。

極端な話、丸藤の方が43歳なんじゃないかと錯覚しますよ(苦笑)
しかし、そんなデタラメさがありながらも、試合中は自らの姿をかつてのサブゥーみたいな自虐的な姿と直結させず、
尚且つ悲愴感を見せない喧嘩っ早いスタイルっていうんですかね。
大社長に輪をかけて大人げないったらありゃしない。
それに加えて今回の丸藤戦では30分間動き続けるスタミナがあったもんなぁ。恐れ入りましたよ(笑)
数年前の契約更改交渉時、ヘソを曲げて会社相手にゴネ倒した前科があるので、
はっきり言ってリスペクトはしていませんが、ツッコミ甲斐のある面白いプロレスラーではありますよね…(しみじみ)

かたや、デヴィちゃんや中嶋と闘った時よりもエゲつなさを前面に出して金本を飲み込んだ、丸藤という名の底無し沼。
僕自身がどちらかといえばノア寄りな関係で、丸藤はこれまでよりも頼もしくカッコ良く見えましたねぇ。
できる事なら、中邑独自の世界も、あの底無し沼に飲み込んでほしいぐらいですよ(笑)
さて、丸藤の何がそう見えたかって言いますと、昨年末復帰してからは、常識的にはありえないぐらい早いペースでシングル戦をおこなってきた中で、
この金本戦が一番『相手より格上に見える』事を意識していた試合だったんじゃないかなぁ?というのがあるんですよ。

エゲつない攻めのキャッチボール然り、グラウンドでの攻防然り…
もちろん丸藤は、金本を立てる事を意識はしていたんでしょうけど、ね。
どちらにしても、そんな丸藤の姿勢なんかお構いなしで、パブロフの犬の如く丸藤にブーブー言う新日本のフーリガンは(以下略)

ところで、今後の丸藤。
次はライガー戦ですか…
新日本ジュニアという、試合のレベルは高いけど、女子プロレスと大差が無い様に思える年功序列風ピラミッドの形から考えるならば、
そして新日本の生え抜きではない邪&外が、今もジュニア部門のマッチメーカーを担当しているならば、
そのピラミッドのてっぺんに“象徴”として長年居座るライガーに返す様な段取りを考えそうな予感はありますが、ど〜なんやろなぁ。
本来ならば田口とかデヴィちゃんが獲り返すのが筋である筈ですが…

話はちょっと逸れますが、昨年丸藤がカズに世界ジュニアのベルトを譲った時なんかは、
しょっぱなから丸藤が近ちゃん相手に名勝負を作ってしまった事で、
誰もが『丸藤に勝てるのはもうカズしかいない!』という確信を抱いていた(カズしかいない!という声援を飛ばしまくる客は非常に痛かったけど)のに対して、
今回の新日本の場合だと、続けて『新日本プロレスの看板を背負って』という意識を持って丸藤に挑んでいる。
また、ファンの側も、何人続こうがその意識を持つ選手を応援し続けている。
全部の流れをみていた訳ではありませんが、ムトちゃんがIWGPヘビーのベルトを持っていた時もそうでしたよね?
そりゃまぁ、アメトーク!で取り上げられて、お笑い系ながらも知名度が上がったエルサムライが、唐突に丸藤への挑戦の名乗りをあげる!みたいな変化球があれば、うがった目線で観てる層は楽しいんでしょうけど…?

根本的にマッチメーカーの考え方や選手層が違うからこうなった訳で、長い目で観てどちらがベターなのかは、僕なんかにはわかりません。
ただ、ムトちゃんが社長になってからの全日本のやり方と、新日本のやり方、根っこは近かった筈なのに、時間が経ったら随分と違ってきたなぁ、思えば遠くへ来たもんだ、と思わされました…
そうそう。
丸藤vs金本を観た後で、この日のメインの6人タッグも観たんですけど、
園長さんらがボロクソに切り捨てている後藤洋は、この試合でも悪い意味で浮いてましたね。やられっぷりが悪いままなのかなぁ。
中邑組の3人から、絵に描いた様に集中的に狙われたのもあるんですけど、
フーリガン連中も丸藤に何回もブーブー言う暇があるなら、後藤洋に対してももっと檄を…ねぇ。

あからさまに身内に甘いなんて、ライガーやないけど、それこそがぬるま湯でしょ、みたいな。
彼らがハナからこの試合を観てないなら話は別ですが。
井上亘みたいな、煮ても焼いても生でも食えない食材になる前に、改めて海外遠征に出すのがベターだと思うのですが、難しいんですかね。
さてさて。
今回の締めは、こちらの画像で。それでは皆様ご一緒に…

★★★ 人気ブログランキングへ ★★★
↑只今、こちらにエントリーしております。
よろしければ、クリックをお願いします…
コメント
コメント一覧 (2)
冥軍師と謳われたリスドラさんなら交渉面でもう少し気を回さなきゃいけないはずなんですが……。
塩央紀は「クラスに一人はいた可哀相な子」状態ですねwww