昨夜行なわれた、大日本プロレス後楽園大会のサムライニアライブ中継を観ました。
なお今回の題名は、小鹿さんの挨拶からパクりました。僕、kajioはいま36歳です。サバは読んでません(爆)
※公式ホームページ
なお今回の題名は、小鹿さんの挨拶からパクりました。僕、kajioはいま36歳です。サバは読んでません(爆)
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ミスターヒトさんの追悼セレモニーで厳かな雰囲気になり、久々に観た第一試合のお笑い枠の試合のくだらなさに大笑いさせてもらい、程よく暖まったところから始まったこの日の興行。
試合順を追うごとに盛り上がりが増していくという、ビッグショー・文体大会の予告編としては理想的なものがあったんじゃないでしょうか。良かったです。
そんなこの日の興行を振り返る上で、まず触れなきゃいけないのはセミのタッグ王座決定戦からになりますよね、自ずと。
ただでさえ大日本の中に混在する2つの路線のトップのタッグ同士の対決というプレミア性の高さに加え、
すぐに“無かったこと”にされていた義人と沼澤のリアルで不仲だとされる二人の遭遇が後楽園で再現される事で展開が読みにくくなり(実際ほとんど絡まなかったですよね)
ほぼダメ押しのノリで葛西の『レスリングでやってやる』宣言があり、
大日本の流れをずっと追い掛けている訳ではない僕でも相当に期待値のハードルが高くなっていたのですが…
いや〜、非常に面白かったなぁ。
ハードコア戦では定番のアイテムながらも、準備をする間流れが少し止まってしまうのがデメリットだった、長机やラダーが使われなかった関係で、
しょっぱなの長めの場外戦以降は早めのテンポを維持したまま、
当たりのきつい攻防が続いついったのは、僕の中ではかなり目を引きました。
しかも終盤では、某興行が大量破損して弁償の支払いが遅れやがった関係で、
後楽園では絶対NG!になっているもんだと思っていた“パイプイス山積み状態”が小規模ながらも復活したもんだから、こりゃたまらんですよ(笑)
まぁ、そーいう様々な要素がありながらも会場・サムライを問わず観た人の大半は、
関本・義人のあの猛攻を受けきった邪猿気違'sの頑丈さに対して一番リスペクトをしてるんでしょうけどね。
あの乱戦ながらも、唐突にアニマル浜口さんのエルボーを使えてしまうセンスの良さを持つ葛西はともかく、
あの二人相手にあんだけやられても格下感を見せなかった沼澤の粘りには、特に感心させられたというかですね…
今後、どんな相手とどんな防衛戦を重ねていくかはまだわかりませんが、この日のクオリティを維持していけば、
三田さん辺りが東スポプロレス大賞の選考会議のタッグ部門で邪猿気違'sを大プッシュしてくれるんとちゃうかなぁ。
本当頑張ってほしいです。
でも…
ここからは重箱の隅をつつきまくるノリで書きますが、
イスの山積み状態を作ってからは、頭から落とす技にやたらこだわった義人といい、
幾ら勝負を分ける場面だったとはいえ、まさかのエプロンからの奈落式を見せた葛西といい、
このクラスのタッグが負傷の類のアングルが無しで真っ正面からぶつかって、20分越えの試合になれば、
どーしても四天王スタイルのリメイクっぽい試合に“なってしまう”のがわかったのは、ちょっと切なかったなぁ…
あくまで僕の中では、トップレスラーってこの試合での関本みたいに、一撃必殺のジャーマンで決められなかったら、そのショックで思い切り失速しまうのがわかるぐらいに、
自らのフィニッシュ技を出すタイミングをこだわってほしい・考えてほしい、みたいな理想があるんですよね。
勝手な話ですが。
ついでに書けばハードコア戦であの流れなら、葛西が義人を肩に担いだ時に、アドリブで沼澤にダブルインパクトの要領で飛ぶ事を促すとか、
義人がラリアットを狙ってきた時に唐突&久々に首固め(名前忘れた)で丸め込んだりして、
この面子なら、終盤頭から落とす技ばかりが並ぶ展開にはならない様にメリハリ(?)を付けれる筈じゃないですか?
それが無かった事は、中継を観おわってから心に引っ掛かるものがありました…
ここからは観戦していた園長NULLdroidさんの見解のまんま受け売りになりますが、
これだけの試合を堂々とセミに据えれて、しかもその後のメインはメインで、
内用面ではさすがに及ばないにしても、盛り上がり方に関してはセミと遜色がないところまで持っていった、現在の大日本の選手層の厚さは凄いと思いました。
なお、いい加減長くなってきたし、総括みたいな事は既に書いてしまったので、メインについては短めに。
文体では、裕向と伊東のどっちが勝つかはわかりませんが、
先月たまたま地元で観た時といい昨日の試合といい、
前哨戦の段階ではや〜っぱり伊東が格上に見えたまま終わっちゃいましたね。
前に、伊東が沼澤からベルトを奪取した時もそうだった様な記憶がありますが、
伊東も、団体のトップとしてのキャリアも長いんだし、後輩を相手にした時には強さ・大人げなさだけではなく時には弱さも見せて、
後輩に華を持たせる形で、本番を盛り上げようとしてもいいと思うんですけどね。
これで文体で伊東が快勝したら、大社長よりも大人げないかもしれないですよ!?
大体ですねぇ、裕向って雁之助クラッチという名の、相手の格を落とさない優秀な(?)隠し技を持ってるんだから、
昨日の伊東は雁之助〜で星を譲っていたら文体の勝敗に対する興味が増した筈。
そーいう意味では凄くもったいなかった。残念です。
なお、昨日に関しては確かに中盤伊東が追い込まれてはいましたが、
あれはアクシデントっぽく連携プレーでイサミのヒザが伊東の顔面に当たった事で生まれた、特殊な流れだと僕は判断しています。あしからず…
あ、そうそう。
伊東、試合後のマイクで高さがどーこうってアピールしてましたね。
その前の『自分のチームが負けたからってすぐに帰ってんじゃねーよ!』に対して裕向が襲いかからなかったのは、
会場の撤収時間の兼ね合いがあって難しかったとは言え寂しいものがありましたが、こーいう伊東の考えも、ちょっとなぁ。
ただでさえ鉄檻+ラダーの高さからのダイブに失敗して両腕を大ケガをしてるんだから、
事前にあーいう角度から煽るアピールはしない方が…とは思いました。
今回は、こんな感じで。
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試合順を追うごとに盛り上がりが増していくという、ビッグショー・文体大会の予告編としては理想的なものがあったんじゃないでしょうか。良かったです。
そんなこの日の興行を振り返る上で、まず触れなきゃいけないのはセミのタッグ王座決定戦からになりますよね、自ずと。
ただでさえ大日本の中に混在する2つの路線のトップのタッグ同士の対決というプレミア性の高さに加え、
すぐに“無かったこと”にされていた義人と沼澤のリアルで不仲だとされる二人の遭遇が後楽園で再現される事で展開が読みにくくなり(実際ほとんど絡まなかったですよね)
ほぼダメ押しのノリで葛西の『レスリングでやってやる』宣言があり、
大日本の流れをずっと追い掛けている訳ではない僕でも相当に期待値のハードルが高くなっていたのですが…
いや〜、非常に面白かったなぁ。
ハードコア戦では定番のアイテムながらも、準備をする間流れが少し止まってしまうのがデメリットだった、長机やラダーが使われなかった関係で、
しょっぱなの長めの場外戦以降は早めのテンポを維持したまま、
当たりのきつい攻防が続いついったのは、僕の中ではかなり目を引きました。
しかも終盤では、某興行が大量破損して弁償の支払いが遅れやがった関係で、
後楽園では絶対NG!になっているもんだと思っていた“パイプイス山積み状態”が小規模ながらも復活したもんだから、こりゃたまらんですよ(笑)
まぁ、そーいう様々な要素がありながらも会場・サムライを問わず観た人の大半は、
関本・義人のあの猛攻を受けきった邪猿気違'sの頑丈さに対して一番リスペクトをしてるんでしょうけどね。
あの乱戦ながらも、唐突にアニマル浜口さんのエルボーを使えてしまうセンスの良さを持つ葛西はともかく、
あの二人相手にあんだけやられても格下感を見せなかった沼澤の粘りには、特に感心させられたというかですね…
今後、どんな相手とどんな防衛戦を重ねていくかはまだわかりませんが、この日のクオリティを維持していけば、
三田さん辺りが東スポプロレス大賞の選考会議のタッグ部門で邪猿気違'sを大プッシュしてくれるんとちゃうかなぁ。
本当頑張ってほしいです。
でも…
ここからは重箱の隅をつつきまくるノリで書きますが、
イスの山積み状態を作ってからは、頭から落とす技にやたらこだわった義人といい、
幾ら勝負を分ける場面だったとはいえ、まさかのエプロンからの奈落式を見せた葛西といい、
このクラスのタッグが負傷の類のアングルが無しで真っ正面からぶつかって、20分越えの試合になれば、
どーしても四天王スタイルのリメイクっぽい試合に“なってしまう”のがわかったのは、ちょっと切なかったなぁ…
あくまで僕の中では、トップレスラーってこの試合での関本みたいに、一撃必殺のジャーマンで決められなかったら、そのショックで思い切り失速しまうのがわかるぐらいに、
自らのフィニッシュ技を出すタイミングをこだわってほしい・考えてほしい、みたいな理想があるんですよね。
勝手な話ですが。
ついでに書けばハードコア戦であの流れなら、葛西が義人を肩に担いだ時に、アドリブで沼澤にダブルインパクトの要領で飛ぶ事を促すとか、
義人がラリアットを狙ってきた時に唐突&久々に首固め(名前忘れた)で丸め込んだりして、
この面子なら、終盤頭から落とす技ばかりが並ぶ展開にはならない様にメリハリ(?)を付けれる筈じゃないですか?
それが無かった事は、中継を観おわってから心に引っ掛かるものがありました…
ここからは観戦していた園長NULLdroidさんの見解のまんま受け売りになりますが、
これだけの試合を堂々とセミに据えれて、しかもその後のメインはメインで、
内用面ではさすがに及ばないにしても、盛り上がり方に関してはセミと遜色がないところまで持っていった、現在の大日本の選手層の厚さは凄いと思いました。
なお、いい加減長くなってきたし、総括みたいな事は既に書いてしまったので、メインについては短めに。
文体では、裕向と伊東のどっちが勝つかはわかりませんが、
先月たまたま地元で観た時といい昨日の試合といい、
前哨戦の段階ではや〜っぱり伊東が格上に見えたまま終わっちゃいましたね。
前に、伊東が沼澤からベルトを奪取した時もそうだった様な記憶がありますが、
伊東も、団体のトップとしてのキャリアも長いんだし、後輩を相手にした時には強さ・大人げなさだけではなく時には弱さも見せて、
後輩に華を持たせる形で、本番を盛り上げようとしてもいいと思うんですけどね。
これで文体で伊東が快勝したら、大社長よりも大人げないかもしれないですよ!?
大体ですねぇ、裕向って雁之助クラッチという名の、相手の格を落とさない優秀な(?)隠し技を持ってるんだから、
昨日の伊東は雁之助〜で星を譲っていたら文体の勝敗に対する興味が増した筈。
そーいう意味では凄くもったいなかった。残念です。
なお、昨日に関しては確かに中盤伊東が追い込まれてはいましたが、
あれはアクシデントっぽく連携プレーでイサミのヒザが伊東の顔面に当たった事で生まれた、特殊な流れだと僕は判断しています。あしからず…
あ、そうそう。
伊東、試合後のマイクで高さがどーこうってアピールしてましたね。
その前の『自分のチームが負けたからってすぐに帰ってんじゃねーよ!』に対して裕向が襲いかからなかったのは、
会場の撤収時間の兼ね合いがあって難しかったとは言え寂しいものがありましたが、こーいう伊東の考えも、ちょっとなぁ。
ただでさえ鉄檻+ラダーの高さからのダイブに失敗して両腕を大ケガをしてるんだから、
事前にあーいう角度から煽るアピールはしない方が…とは思いました。
今回は、こんな感じで。
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