今回はですね、お世話になっているふるきちさんのブログを読んでから、ふと思い出した昔話を…
※ユー何とかより
※ユー何とかより
これを書いているうちにとうとう日付は変わってしまったものの、
今から10年前・2000年の5月1日、PRIDEグランプリの東京ドーム大会で桜庭和志vsホイス・グレイシーの伝説に残る一戦が行なわれました。
恥ずかしながら当時はワウワウオンリーでスカパーには加入しておらず、数週間後の地上波での録画中継をおとなしく待つ身だった関係で試合動画を観てから思い出したという感じではありますが、
試合に至るまでのストーリーといい、リング上の緊張感といい、客席の熱気といい、
今では考えられないぐらい…何かこう、恐いぐらいのものがありますよね。
これまた、今では考えられないぐらいにコンディションが良いのがわかる桜庭の光の放ち方も、恐ろしいものがある。
この試合を観た人の試合直後の興奮度合いも、物凄かったんですよね。
ここからは、ドームにも行けずPPVも観ていない僕の、それでも『日本の総合格闘技界の一番長い日』だった5・1の話を書きましょう…。
この興行は月曜日に行なわれたんですけど、僕の地元の隣の徳島県の四国放送ラジオでは、
月曜日の22時15分から『週刊チョークプロレス』という週刊プロレスが提供する番組が放送されてまして、
この日は番組オープニングで
『エンディングではPRIDEグランプリを速報します!』
と予告して、番組本編は録って出し&エンディングでは生放送、しかもエンディングの時点では興行は終わっていない可能性があるという、地方局制作ならではの軽くイカれた構成だったんですよね。
ちなみに、パーソナリティーの鳥井の実っちゃんを支えるご意見番的役割を担当していた徳島のフクタレコードの大将は、この構成に対応する為に東京ドームに密航…
は平日の為しておらず、自宅でPPV観戦をしていて、四国放送のスタジオから電話をつないで直接試合結果を報告をしていました。
これを読まれている年齢の若い方からすれば、苦笑いをするしかない様な速報っぷりだったりするのですが、
10年前にスカパーに加入していなかった者からすれば、今ほどネットが普及していなかったのもあって、これだけでも十分ドキドキしながら聴いてたもんなぁ。嗚呼懐かしい。
ほんでもって、速報の内容も、
(完全にテンションが上がり切った口調で)
『桜庭ホンマ凄かったで!
ずっと桜庭が優勢に試合を進めてて、6Rが終わって7R前のセコンドアウトの時に、ホイスのセコンドが遂に観念してタオルを投げたんや!
そーらこの瞬間ドームが爆発したみたいにドッカーン!って盛り上がったんやで!
桜庭ありがとう!ってホンマ思うたわ!』
…これ、コミュニティFMとちゃいまっせ〜。
徳島県全域と、香川県の大半の地域が聴ける民放のAMラジオでっせ〜(爆)
元々フクタの大将はこーいうテンションの高さがあるからこその面白いおっちゃんなんですけど、この日は本当凄かったよなぁ(しみじみ)
ところで…
フクタの大将、お元気ですか?(何やそれ)
昔、徳島でのお出かけサイキックミーティングを観に行く前にフクタレコードに寄った時、僕が着ていたU−FILE CAMPのTシャツに即座に反応していただき、そして買い物もしていないのに握手までしていただき、ありがとうございました。
なお、この当時の深夜の25時からは、TOKYO FM制作の全国ネットの番組『ビートニクラジオ』が生放送されたのですが、
この日はメインパーソナリティだった浅草キッドのお二人は、フクタの大将以上に炎上してました(笑)
しかもTOKYO−FMのスタッフは、グランプリ終了後ドームから帰路につくお客さんの生の声を録音して、番組オープニングで何個か放送したんだよなぁ。
PRIDEグランプリがどーこうとかの説明は後回しで、
時報が鳴ったら
『桜庭ありがとう!』
『藤田最高!』
『サークラバ!サークラバ!サークラバ!』
…これやもん。下手したらラジオ切られますよね。
ムチャしますよね。これまた軽くイカれてますよね。懐かしい。
なお、この日の水道橋博士の日記はこちら。
う〜ん、皆燃えてたよなぁ。
あれから10年。
日本における総合格闘技というジャンルは、間違いなくこの年がピークだったんやろなぁ。
余談ですが、この桜庭vsホイスの次の試合には、今はスマッシュで若手のコーチを担当している小路晃が出場したりします。
ん〜。
やっぱり時代は確実に、そしてシビアに流れている。
この後10年後の2020年には、プロレスと総合格闘技というふたつのジャンルは日本に存在しているのかなぁ。
存在していて、今よりもちょっとでも繁栄をしていてほしいなぁ…
★★★ 人気ブログランキングへ ★★★
↑只今、こちらにエントリーしております。
よろしければ、クリックをお願いします…
今から10年前・2000年の5月1日、PRIDEグランプリの東京ドーム大会で桜庭和志vsホイス・グレイシーの伝説に残る一戦が行なわれました。
恥ずかしながら当時はワウワウオンリーでスカパーには加入しておらず、数週間後の地上波での録画中継をおとなしく待つ身だった関係で試合動画を観てから思い出したという感じではありますが、
試合に至るまでのストーリーといい、リング上の緊張感といい、客席の熱気といい、
今では考えられないぐらい…何かこう、恐いぐらいのものがありますよね。
これまた、今では考えられないぐらいにコンディションが良いのがわかる桜庭の光の放ち方も、恐ろしいものがある。
この試合を観た人の試合直後の興奮度合いも、物凄かったんですよね。
ここからは、ドームにも行けずPPVも観ていない僕の、それでも『日本の総合格闘技界の一番長い日』だった5・1の話を書きましょう…。
この興行は月曜日に行なわれたんですけど、僕の地元の隣の徳島県の四国放送ラジオでは、
月曜日の22時15分から『週刊チョークプロレス』という週刊プロレスが提供する番組が放送されてまして、
この日は番組オープニングで
『エンディングではPRIDEグランプリを速報します!』
と予告して、番組本編は録って出し&エンディングでは生放送、しかもエンディングの時点では興行は終わっていない可能性があるという、地方局制作ならではの軽くイカれた構成だったんですよね。
ちなみに、パーソナリティーの鳥井の実っちゃんを支えるご意見番的役割を担当していた徳島のフクタレコードの大将は、この構成に対応する為に東京ドームに密航…
は平日の為しておらず、自宅でPPV観戦をしていて、四国放送のスタジオから電話をつないで直接試合結果を報告をしていました。
これを読まれている年齢の若い方からすれば、苦笑いをするしかない様な速報っぷりだったりするのですが、
10年前にスカパーに加入していなかった者からすれば、今ほどネットが普及していなかったのもあって、これだけでも十分ドキドキしながら聴いてたもんなぁ。嗚呼懐かしい。
ほんでもって、速報の内容も、
(完全にテンションが上がり切った口調で)
『桜庭ホンマ凄かったで!
ずっと桜庭が優勢に試合を進めてて、6Rが終わって7R前のセコンドアウトの時に、ホイスのセコンドが遂に観念してタオルを投げたんや!
そーらこの瞬間ドームが爆発したみたいにドッカーン!って盛り上がったんやで!
桜庭ありがとう!ってホンマ思うたわ!』
…これ、コミュニティFMとちゃいまっせ〜。
徳島県全域と、香川県の大半の地域が聴ける民放のAMラジオでっせ〜(爆)
元々フクタの大将はこーいうテンションの高さがあるからこその面白いおっちゃんなんですけど、この日は本当凄かったよなぁ(しみじみ)
ところで…
フクタの大将、お元気ですか?(何やそれ)
昔、徳島でのお出かけサイキックミーティングを観に行く前にフクタレコードに寄った時、僕が着ていたU−FILE CAMPのTシャツに即座に反応していただき、そして買い物もしていないのに握手までしていただき、ありがとうございました。
なお、この当時の深夜の25時からは、TOKYO FM制作の全国ネットの番組『ビートニクラジオ』が生放送されたのですが、
この日はメインパーソナリティだった浅草キッドのお二人は、フクタの大将以上に炎上してました(笑)
しかもTOKYO−FMのスタッフは、グランプリ終了後ドームから帰路につくお客さんの生の声を録音して、番組オープニングで何個か放送したんだよなぁ。
PRIDEグランプリがどーこうとかの説明は後回しで、
時報が鳴ったら
『桜庭ありがとう!』
『藤田最高!』
『サークラバ!サークラバ!サークラバ!』
…これやもん。下手したらラジオ切られますよね。
ムチャしますよね。これまた軽くイカれてますよね。懐かしい。
なお、この日の水道橋博士の日記はこちら。
う〜ん、皆燃えてたよなぁ。
あれから10年。
日本における総合格闘技というジャンルは、間違いなくこの年がピークだったんやろなぁ。
余談ですが、この桜庭vsホイスの次の試合には、今はスマッシュで若手のコーチを担当している小路晃が出場したりします。
ん〜。
やっぱり時代は確実に、そしてシビアに流れている。
この後10年後の2020年には、プロレスと総合格闘技というふたつのジャンルは日本に存在しているのかなぁ。
存在していて、今よりもちょっとでも繁栄をしていてほしいなぁ…
★★★ 人気ブログランキングへ ★★★
↑只今、こちらにエントリーしております。
よろしければ、クリックをお願いします…
コメント
コメント一覧 (3)
いや、懐かしい。
ネットも黎明期で、いろんなものが未熟ながら熱かった時代ですよ。
完成されていくと削ぎ落ちていくんですな、色んなものが…
あの時はPRIDEの歴史もまだ浅いのに、リングサイドで松本人志が観戦しているぐらいの社会現象でしたよね。
試合前は田村ファンの私としては複雑な気持ちでしたが、桜庭が勝った事を興奮し素直に喜べました。
後に販売された桜庭vsホイスのVHSも購入し、今も大事に持ってます(汗)
当時のU−FILEのTシャツはかなり貴重ですね!