オグリキャップの訃報があって、正直タイミングを逃した感はありますが、

今回は宝塚記念のレース回顧等競馬のネタを書きましょう…

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まずは宝塚記念。

レッドディザイアこそ枠順確定前に消えましたが、グランプリに見合う好メンバーが揃った今回。

よりによって(中京を除く)関西エリアのGI未勝利のヨシトミ大先生or相談役が騎乗する馬が快勝するなんて、

そして、お世辞にも高レベルとは言いにくかった現4歳世代の牡馬が、

仕上がっていた筈のブエナビスタを直線で斬り捨てるなんて…

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そりゃ、適度に雨が残る馬場がナカヤマフェスタに向いたのは確かでしょう。

厳しい見方をしたらフロックっちゃあフロック臭い訳ですが、

四角での行きっぷりの良さと直線の伸び方、そして最後手綱を緩めていたところも見てしまうと、

もしかしたら今後の宝塚記念は、天気も含めたら春のGIでは一番不確定要素が多い、予想困難なレースになってしまったのではないか?

そんな事を考えてしまいました。

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それにしてもナカヤマフェスタですよ。

この馬に関しては(デヴィ夫人じゃないけど)ちょっと言わせていただいてもよろしいかしら?状態です。

宝塚記念を快勝して、すぐ二ノ宮師がに凱旋門賞挑戦プランを発表して、

その週の内にフランスでの滞在厩舎まで決まるぐらいだから、宝塚記念は本気で勝ちに来ていたと思われる。

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凱旋門賞を視野に入れるぐらいの馬ならば、グランプリの前哨戦でオープン特別を使うのは勘弁してくれよって話で。

せめて重賞にしといてくれないと、予想がしにくくてしゃーないねん(爆)

他に、ナカヤマフェスタの凱旋門賞挑戦について気になった事は、

自他ともに認めるぐらいに折り合いをつけるのが難しい馬なのに、スローになる事が多い凱旋門賞と前哨戦は無事に回ってこれるのでしょうか?という点と、

いまロンシャンに集まる様な現地の競馬ファンは、エルコンドルパサーの大激走を憶えていてくれるのでしょうか?という点。

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十年一昔とは言いますが、それでもあの当時は

『近年の凱旋門賞としては最高の名勝負』

と報じられていた…と日本の競馬マスコミは書いて褒め称えていただけに、万が一あまり憶えていなければ、かなり切ないよなぁ。

エルコンドルパサー、好きな馬だっただけにどーしても気になってしまいます…

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つづいてブエナビスタ。

水上学さんがブログで実質無敗とまで高評価をするのはどうかと思いますが、

この日も“負けて強し”と言わざるを得ないぐらいのパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。

ノリの騎乗もケチの付けどころがなかったと思う。

ドバイ遠征からの帰国2走目だから2走ボケがあったりして?とか勝手に想像をしていましたが、無理があったみたい(苦笑)

個人的には松永幹師が好きだから、レッドディザイアがブエナビスタで人気を分け合う状況で、

一騎打ちをするところを観たいのが本音ですが、ドバイ遠征前よりも突き放されちゃったもんなぁ…。

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アーネストリー。

…強いと思います。

今回の惜敗で底は見せましたが、真っ向勝負の叩き合いでブエナビスタとあれだけの接戦を見せたのは、まずは認めなきゃいけないと思いました。

本馬場入場の時に、武豊みたいにスタンドのすぐ側まで馬を連れていった時は、嫌ーな予感はしましたが、大したもんだ!?

天皇賞(秋)以降は古馬GIの台風の目になってくれるでしょう。改めて期待しときましょう。

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最後に、今年の『私の夢』はアクシオンでしたが何もさせてもらえず…

長い間休ませ過ぎたのか?

一叩きではまるで足りなかったのか?

外枠がダメだったのか?

宝塚記念で夢を聞かれて惨敗した時の杉本清さんの気持ちが、よくわかりましたよ(悲)

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★先週の交流GI・帝王賞をネット配信動画で観ました。

JRA勢がどれも万全とは言いにくい中、地の利を生かせるここに懸けていた、コワモテ・川島師の執念が報われたのは、素直に素晴らしいと思います。

しかしながら、このレースはフリオーソのパフォーマンスよりも、

長期休養からの復帰戦にも関わらず2着に突っ込んできて、

フリオーソのワンマンショーを阻止したカネヒキリの激走の方が、むしろ印象に残ったかも知れないなぁ…

ま、こんな感じになりますかね。

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