昨日書くつもりでしたが、爆睡してしまい今日改めて。

サムライ大日大戦で、後楽園大会の伊東vs竹田のデスマッチヘビー選手権を観ました。

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※PC版スポナビより
最大のポイントになった、竹田のまぶたの負傷がアクシデントながらも、限りなく自滅っぽく見えたところは減点材料になりますが、

それを除けば、大日本ではおそらく文句なしで2010年のベストバウトに選ばれるでしょうね。

竹田のド根性と直線型の闘いっぷりはもちろん素晴らしかったのですが、

それに匹敵するぐらいに、伊東のデスマッチ王者としての堂々とした闘いっぷりは印象に残りました。

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竹田のまぶたの負傷を見ても安易に傷を狙わず、それどころか自らもいいのを食らえば一気にピンチに陥る可能性がある殴り合いを挑むなんて、スッゲェなぁって思いましたもん。

アイテムとしての見栄えの良さと、全身に蛍光灯が刺さるという意味で目新しかった蛍光灯すだれを持ち込んだ辺りからして『ほ〜、そう来たか』と思わせて、

それからのドラゴン〜では決まらず、もう一山作ってから定番の蛍光灯の束を使っての正調ドラゴン〜で決めるなんて、

デスマッチの目が肥えている大日本のファンのニーズをよくわかってますよね。

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よく考えてみれば、文体や桂スタジオでのタイトル戦が続いていた伊東が、後楽園でタイトル戦を行なったのはいつ以来やろ?

文体で裕向、沼澤からベルトを奪った試合はそんなに面白くなかったのと、葛西との伝説的な一戦が行なわれたのも後楽園だったので、

何度も頂点を極めた伊東の大人げないスタイルは、文体ではなく後楽園でこそ映えるのか?

そーいう事も考えながら見てました…

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かたや竹田。

穿った見方をすれば、一ヵ月の安静で復帰のメドが立つのが信じられないぐらいの大ケガをしながらも、テンションも下がらずによくあそこまで狂えるもんだ。

本来なら、十分に活用したとは言いにくいカミソリボード付きパーラに対してあーだこーだと言う見方もあるんでしょうけど、

ガラスめがけて思い切り突っ込んだり、ガラス目がけて伊東をジャーマンでぶん投げたり…

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あの思い切りの良さを見せられたらそんな野暮な事を言っちゃいけない訳で。

次に竹田がデスマッチ王座に挑むのがいつになるかはわかりませんが、

あのパーラを再び持ち込むのか否か?というサイドテーマもできた事だし、大日本での竹田を観る楽しみはまだ続きそうですね。

ただし、スタイルEでの竹田は新木場大会が終わるまではよくわからないというかですね…

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そして、この試合後にバックステージで伊東への挑戦を表明したワイド石川。

関本に負けた時にこんな感じでデスマッチ王座に挑戦してくれ!と書いていただけに期待通りの流れではありますが、

あの竹田の奮闘を観た直後にしては普段通りのテンションだったから、ちょっと違和感がありました。

そりゃ、あの死闘の後にアピールをするだけでも相当な勇気と覚悟があるのは認めますが、その向こう側を観たかった、というかですね。

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もし伊東vs葛西の世紀の再戦が実現しないならば、試合内容の面でもストーリーの面でも、大日本年内最後のビッグマッチのメインに見合う組み合わせだと思っているので、何かこう…

デスマッチでの実績が足りない事を自覚している真面目さがあるからこそ、バックステージでの伊東への直談判さえも控えたのかも知れませんが、

今月の後楽園での第一章ではこのマイナス点(?)を吹き飛ばすぐらい、どれぐらいのインパクトを残すかは注目したいですね。

いやねぇ、ここからは完全に妄想になりますが、

デカい石川なんだから、赤いドラム缶を自らのアイテムとして持ち込んだらいいんですよ。

銀色のトラッシュボックスはベタですから、それぐらい意表をついてもいい筈。

古の全女でダンプさんがドラム缶を持ち込んだ事も確かありましたが、あの時は持ち上げるだけでもシンドそうだった。

でもワイド石川なら巧くやってくれるでしょう、たぶん。

もし使いにくかったらドラム缶の天フタを切り取って(切り取れるかどうかは知らんが)、中に蛍光灯の束や相手をパワーボムで投げ込める様にしたらインパクトあると思うんやけどなぁ。

是非ご一考を(無理無理)

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