昨夜は仕事帰りに、ネカフェで村田さん&鈴木健ちゃんによるネットラジオ『DX−R』9・10更新の回を聴きました。

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※PC版ホームページ
今回は、プレイヤーズブログでもこの様な形で公式に亡くなられた事が報じられた、週刊プロレスの鉄人(てつんちゅ)石川カメラマンの思い出話が中心。

それがですね、長年プロレス業界の最前線で取材してきた石川さんの自己管理を含めたプロフェッショナルっぷりが、

取材対象であるプロレスラーよりも“凄さ”を感じてしまう様なエピソードばかりで…

いや、あそこまで行ったらエピソードというよりも武勇伝に近いかも知れない。

ヒール系の外国人選手を長年撮影してきたんだから、戦場カメラマンみたいなもんだし。

何ともカッコ良かったなぁ。

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リング上を撮影する時の後ろ姿は何回も観た事はありますが、僕はもちろん石川さんと面識はありません。

でも、最後鈴木健ちゃんが声を詰まらせていたのにも納得してしまう…今回はそんな番組でした。

そんなお二人が初めて一緒に仕事をしたのが、

当時の週刊プロレスが会場ガイド等を掲載したり、

今にして思えばフクタの大将に、何かが憑依していたかの様な勢いで営業&プロモーション活動を展開した末に堂々の超満員札止めになりながらも、

僕自身は模試の前日だった為観戦できず凹んだ事がトラウマになっている(?)新生UWF最初で最後の徳島大会だったというのも、妙な因縁を感じてしまって…

藤原組の徳島大会を観にいった時、体育館のそばにほか弁の店があった様な気もする(苦笑)

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Uはともかくとして。

石川さんはあまり喋らないプロフェッショナルでありながらも、

6人タッグで終盤場外乱闘を最優先して追い掛けるあまり、リング上のフィニッシュシーンを撮り逃してしまった話であったり、

初めてマッスルを取材する時に戸惑う石川さんの姿を察した健ちゃんがアドバイスをした話であったり、

その仕事っぷりに反比例する人間臭さも心に響きました。

週刊プロレスの枠にとどまらず、プロレス業界は改めて偉大な方を亡くしてしまったんだ…と思いましたね。

狂虎・シンが笑わずにラーメンを食べる姿すら撮影できた石川さんの“作品”は、週刊プロレスが存在する限り残り続けますが、

カメラマンという名のプロレスラー・石川さんの武勇伝が、いずれは忘れさられてしまうのは仕方ない部分があるとはいえ、惜しい気がしてきた。

鈴木健ちゃんぐらい文章力があったら、石川さんをモデルにした小説みたいなものも書ける様な気はしますが…ねぇ。

最後に改めて、石川一雄さんのご冥福をお祈りいたします。

※DX−R公式エンディングテーマ

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