今回は、競馬のGIレース・エリザベス女王杯のレース回顧を書いていきます。

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関テレ・馬場アナウンサーの

『これが競馬だ!これが競馬の恐ろしさ!』

の絶叫から早一年。

今年はまた違った種類の競馬の怖さを実感しました。

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勝ったスノーフェアリーは間違いなく強かった!

イギリスオークスもそうだったという話から推測するに、実はラチ沿いを走れば手が付けられないタイプの馬なのか?

直線迷わずイン急襲したムーアの判断力(またはヤマの張り方)も大きな勝因になりましたが、

初めて日本の芝コースを走るとは思えない豪快なフットワークをみたら、認めなきゃしゃーない。白旗ですね。

事前にはあまり報じられていなかった(ですよね?)競り市での値段がどうこうなんてエピソードは、作り話ちゃうか?って思いましたよ。

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でもなぁ。

牝馬の一線級があれだけ揃いながらも、スノーフェアリーに4馬身離されるワンマンショーをされて、

しかも正式にジャパンカップターフの回避を表明する形で勝ち逃げさせたらさすかにまずい。

でも、ブエナビスタとレッドディザイアの両横綱が不在で、

アパパネは秋華賞のダメージが残っている上に距離不安、

サンテミリオンも本調子ではなかったみたい。

アニメイトバイオは鼻出血で不完全燃焼という風に、

1頭ずつ検証をしていけば、スノーフェアリーの圧勝も自ずと起こりえる事態だったのかも知れませんが、それでも納得いかない部分もある。

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その原因のひとつを書いてみるに。

これはもうはっきり書いておきますが、今回の女王杯での池添の騎乗はヘタ過ぎでしょう?

もし関テレにメイショウベルーガに密着するカメラの映像があったらすぐにわかるぐらいのヘタさだったんじゃないかと。

これまたある程度予想ができた事ながらも、

蝦名は馬場の良いところを見極めていたからか、早い段階である程度外目に持ち出してから仕掛けていた訳ですが、池添なんて馬場状態なんて全くお構いなし…にみえた。

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しかもですね、馬場がどーこうを抜きにしてアパパネの直線での走路をみて、

その上でアパパネの更に外をぶん回して、だめ押しでそれだけ外に出しながらも一瞬走路が狭まって距離のロスをしていたら、

ロスの無い競馬をしたスノーフェアリーを相手に、能力面では勝てる可能性があったとしても、まず勝てる訳がない。

池添って、結果的にスイープトウショウの引退レースになった女王杯(勝ち馬はダイワスカーレット)ではこれまでの大外ぶん回しではなく、

内目を突いてダイワスカーレットに一泡深そうとしていた(残念ながら走路は邪魔されなかったけど馬は伸びず)ので当時は少し評価をあげたのですが、

今回はデュランダルが2着に負けた高松宮記念やトールポピーが勝ったオークスよりもどうしようもなかったかもしれない。

コイツはやっぱり信用できんよなぁ…

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アパパネについては、精一杯走って馬券圏内を死守したんだから、あまりどーこうは言えないかなぁ。

今回の負け方はディープインパクトが初めて古馬と対戦して、ハーツクライに完敗を喫した有馬記念を思い出した。

三冠馬になってその次走で、いきなり古馬のトップや外国馬を相手に人気を背負って勝つのって、我々が想像するよりも厳しいもんなのでしょうか…

なおアパパネは年内は休養するそうですね。

今回は、これ以上ないぐらいに欧州トップの牝馬の実力を思い知らされて、それでも海外のGIにチャレンジをするのか?

来年のローテーションが発表されるのが楽しみです。

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まだ名前を出していない範囲で僕が気になったのは、4着・リトルアマポーラですかね。

ユーイチが、前走のレース内容を研究して巧く乗ったと思います。

もし次走も同じ様な面子を相手に走るならば、勝っても不思議じゃないですよね…

今回はこんな感じで。

それでは次回の競馬ネタはマイルチャンピオンシップ編でお会いしましょう。

僕が注目している馬は…

いや、馬よりも外国人騎手の神がかりな騎乗に注目しています!?

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