今回は、桜花賞のレース回顧を書いていきます。

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レース前には、3月頭の時点で牡馬も含めて三歳最強だと思っていたレーヴディソールが消えて、

残り物みたいなメンバーでクラシックを争われてもしんどいよなぁ…

と思ってましたが、なかなかどうして。

レース内容は見るべきところはあったんじゃないでしょうか。

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柏木集保さんの解説の受け売りになりますが、

場内をざわつかせたフォーエバーマークの逃亡劇が示す様に、桜花賞としては決してハイペースでもなかったのに、

道中は後ろに付けていた人気馬が上位を占めたのは『スローで流れて直線ヨーイドン!』であるとか、

不利を受けたのが最大のポイントになる後味の悪いGIレースを、昨秋から何回も見せられていたので、かえって新鮮に見えた。

その立役者になったのはやはりアンカツ。

直線に入るまでは馬混みで我慢をして、直線に入ってパッカーン!と前があいても

実は本人が狙っていたのよりワンテンポ遅かったのか?

と錯覚するぐらいに仕掛けるのを我慢していたところなんて、

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あぁ、アンカツは桜花賞の勝ち方を本当よくわかってるなぁ〜

と思った。

関テレ中継のゲストだった岡部さんに

『安藤騎手の冷静さには感服しました』

と言わせたのは胸を張っていいでしょう。

ぶっちゃけた話。

幾ら乗り馬との兼ね合いが大きいとはいえ、アンカツぐらい実績のあるベテランが、

ずっと活躍してきた外国人騎手が帰国してから皆を唸らせる好騎乗をされても手放しで絶賛をしにくい部分はある。

でも、マルセリーナの実力自体はこの面子の中では一枚抜けていたのはよくわかった。

変な話、最後も脚が鈍っていた訳ではないので、もうちょっと仕掛けが早かったとしても、今回と同じぐらいの着差は付けて勝っていたいた様に思いましたね。

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いかんせん頭数が多過ぎて特徴が掴みきれないイメージがある、種牡馬・ディープインパクトの子ではありますが、

桜花賞の前にワンクッション置いたローテーションだった分一気に調子落ちをする事もないでしょうし、オークスの走りにも期待したいですね。

ホエールキャプチャ。

レースでは枠の兼ね合いで終始馬混みの外を回らされ、しかも直線では輪をかけて外を回らされて(爆)、

斬れる脚を使いながらも、マルセリーナに交わされる瞬間少し外に膨れて、

立て直すロスがあった分きっちり着差を付けられるだなんて、

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今回のレース内容は、とてもクラシックホースに見合うものではなかった様な気がする。

人気を背負った池添らしい“一人相撲”と言ったらそれまでですが、

そんなハチャメチャさが望まれている訳でもない筈なのに、いつまでこーいう事をやっとんねん、と言わざるを得ないですね。



ちなみに、MIKAMIさんのBBCで僕が◎に指名したのはハブルバブル。

何よりバブルボブルみたいな名前は違和感があったし、どう考えてもキャリアが短すぎるし、

リスポリからの乗り替わりになるのも減点材料だったのは確かやけど、

大本命馬が消えた代わりにこの馬が

『フサイチコンコルドから15年、藤田伸二が今度は奇跡の桜花賞馬をエスコート!』

みたいな実況が聞こえそうな大穴をあけるのも有りっちゃあ有りかな?と思ってたんですけどね(苦笑)

まぁ、流れに乗りながらも馬混みから抜け出す力はなかったものの、

最後の最後に一頭交わして、後ろから飛んできた4頭と逃げたフォーエバーマークにつづく6着に入ったのは、

単勝人気通りながらも健闘した部類に入れていいと思います。この見方は甘いか?(笑)

鞍上がもし社長のままでしかもトライアルで善戦する力があるならば、今度は奇跡のオークス馬誕生!をこっそり狙ってみます(笑)

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最後に、ちょっと話は逸れて。

現時点では開催場所&日時のテロップもない皐月賞のテレビCMが、近年にないぐらいにシリアスなもので、

しかも個人的に思い入れが強いミホノブルボンがフューチャリングされていたのは、びっくりしたしかなり嬉しかった。

東日本エリアの馬券販売の全面再開まではCLUB KEIBAシリーズのテレビCMを復活させにくいやろーし、

過去のレース映像をチョイチョイっと編集してナレーションを被せれば問題なさそうで制作費も知れてるんやから、

できる限りこのCMシリーズは継続していってほしいなぁ…

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