１８９８４０／まくりまくられジェットコースター : ｂｌｏｇ‐ｋ…

今回は、競馬・天皇賞(春)のレース回顧を…

予想だけならば、ここ数年では思い出せないぐらいの会心のものがありました。

多分ビートブラックを４番手、他の何かを５番手にした三連単ボックスの馬券を買ってた筈なので、

仕事に穴を開けてでも馬券を買いに行ってりゃ良かった…

人生なんてそんなもんや(苦笑)

レースについて。

期待していたビートブラックが積極的に行かなかった事もあって超スローペースの競馬になり、

長距離戦特有の血統がどーのこーのや騎手間の駆け引き以前に、各馬の折り合いを付けるところが勝負を分ける最大のキーポイントっていた。

しかも予後不良になる馬も居たりしてお世辞にも名勝負！とは言いにくいけど、古馬の頂上決戦のひとつの形としては有りでしょう。

さとてっちゃん＆タップダンスシチーがファインモーションを潰した有馬記念と、

ヒシミラクルが大雨とノーリーズン落馬で騒然とする中、ロングスパートを決めて辛勝した菊花賞を足して２で割った様な、無茶苦茶面白いレースでした。

ナムラクレセントの出遅れがなければ、競馬として良い方向と悪い方向のどちらに転んでたかはわかりませんが、

やっぱり、中～長距離のＧＩがスローペースで直線ヨーイドン！ばかりになったらつまらない！って事だけははっきりわかった様な気がします。

勝ったヒルノダムール。

好スタートを切って先行して、道中あれだけグチャグチャの展開になりながらも鞍上の社長は慌てず騒がす。

坂をゆっくり上がりゆっくり下がり、いつの間にかトゥザグローリーをマークする位置につけて、

直線ではトゥザの外に突っ込むかと思いきや、内をすくい虫の息だったトゥザを外に弾き飛ばし、

外から飛んでこようとしていた馬を軽く妨害をしていたのは凄いと思った。

しかも粘るをナムラをギリギリに交わし、直後にエイシンフラッシュと叩き合い状態になった事で、

昆師によると早めに先頭に立つと真面目に走らなくなる？という弱点をフォローしていた。

結論。

ヒルノダムールは、スムーズな競馬さえできてさえいれば、ペースや相手は関係なくＧＩでこれぐらいのパフォーマンスができる事が証明できたんじゃないでしょうか。

またこの域に至るまでには、鞍上の固定が必須条件になる事もよくわかった。

されど、放射能問題が落ち着けば、外国人騎手への乗り替わりは続くんでしょうけど…

しかし、馬券で儲けた訳ではないのにヒルノをベタ褒めする僕であっても、

昆師が公表した凱旋門賞挑戦プランは、もしリップサービスであったとしても

『オイオイ＼(´o｀;』

って思った。

それはここだけの話にしときますが…(爆)

幾ら休み明けだったとはいえ、洋芝だった札幌記念であーいう競馬をしていたヒルノが、

現地でのひと叩きも無しでロンシャンの芝に対応できるとは到底思えないんですよねぇ。

ぶっちゃけた話。

血統的には縁のある凱旋門賞は是非走らせてみたい。

鞍上も、違う馬でドバイワールドカップの再戦！というシチュエーションは非常に面白く思える。

しかし、昨年散々書きましたがヴィクトワールピサって、僕はロンシャンの芝とコースの適正は、あまり高くないと思うから、実際どーなるかはアレですが…

ここからは他の馬について。

エイシンフラッシュ。

これまたあの展開になっても腹を括っていた乗り方がハマった上での着差が着差なだけに、

内田博は握手をしながらも非常に悔しいものがあったのかも知れませんが、

もし、エイシンがもっと内目の枠に入っていて直線も大外ではなくもっと内目から飛んできていたら、

ヒルノが弾き飛ばしたトゥザに思いきり邪魔されていた気がする。

今回は運が無かったと割りきらなきゃしゃあないんじゃないすかね。

これにより、宝塚記念がより楽しみになったという見方もできますし。うん。

最強世代のダービー馬がグランプリで完全復活～！

う～ん、元・関テレの馬場アナウンサーならば、ゴール直後に歴史に残る名言を残しそう(笑)

ナムラクレセント。

関テレ中継の、道中の並走カメラの映像で、トゥザが先頭に立った後、

それこそとんでもない勢い(に見えた)で画面に割って入った瞬間は思わず拍手をしてしまいました(笑)

和田竜二はこれで調子に乗って、さとてっちゃんが居ないＧＩではこーいうポジションを独り占めしてほしいなぁ、と。

あーいう形で久々に大歓声を受けたら癖になりそうなもんですが、人馬共に今後が楽しみです。

最後に。

トゥザは、さすがに今回は無理をさせないでしょうけど、早い時計にならない限りはマイル路線で巻き返す可能性が高そうですが、

ローズは、今後どーするんでしょうねぇ。

武豊は距離を持たせる乗り方に徹していた筈なのに、絵に描いた様に引っ掛かられると…

武豊ＴＶⅡでの天皇賞(春)のレース回顧のテンションは相当低そう。

２歳チャンピオン馬で、クラシック＋ジャパンカップをフル稼働してきた割にはよく頑張っている、という見方もできない事は無いけど、そろそろ…かも知れませんね。

今回はこんな感じで。