昨夜は、仕事終わりで映画『ザ・ファイター』を観てきました。

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≪以下ネタバレ注意≫

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んあ〜、何というかですね。
実話がベースになっているからこその、生々しい部分が『これでもか!』と画面にさらけ出されていて、心に響いた部分は多かった。
でも、蓋をあけてみればボクシング関連のシーンよりも、
主人公・ミッキーと兄・ディッキー。
ミッキーとオカン。
ミッキーと恋人。
それぞれの関係がメインに描かれていて…
その点は、シーンの時間の割り振りの比率も含めて我慢はできたのですが、
人間関係における嫌な・面倒くさい部分のリアリティーが、
ボクシングのシーンの迫力を圧倒していたっぽいところにスカされた感があって、そこはノレなかったです。
どちらかと言えばイマイチだった部類に入るかも。

まずはボクシングのシーン。
そりゃ、実写版『あしたのジョー』みたいに、毎試合毎試合クロスカウンターのシーンはスローモーションになって…
という演出がアホの一つ覚えになってなかった分まだマシだったという見方もできますし、肉体はしっかり作ってましたね。
しかし。
冒頭は、試合もプライベートも散々なイマイチボクサーとして描かれていたミッキーが、
素人が中途半端に知識を持っている様なレベルの元警官のトレーナーのおっちゃんの元で連勝をしたり、
物語のキーポイントになった世界タイトル戦なり、世界タイトルの(結果的には)前哨戦において、
ディッキーによるガッツ石松の解説レベルのシンプルなアドバイスで大逆転勝利できてしまったりするのは、
実際にボクシングをやっている方からすれば説得力が足りなくて不満が残ったんちゃうかなぁ、と。

後で書きますが、リング以外の人間ドラマの完成度は高かっただけに、余計にそう感じました。
上映時間は116分だったんですけど、あと5分でも10分でも実在のミッキー&ディッキーやトレーナーなりにアドバイスをしてもらう形で、
ボクシングの試合における駆け引き・技術面でのリアリティーのあるシーンが長く描かれていたら、
ミッキー・ロークの『レスラー』のボクシング版的な扱いで、
最優秀・助演俳優部門以外のアカデミー賞の獲得も期待された、そっち方面の映画の歴史に残る傑作になっとったんちゃうか?という気がしてならないんですよね。
僕自身、ボクシングの映画をそこまで沢山チェックしていないからそう感じたのかも知れませんが、どーなんかなぁ…
人間ドラマのシーン。
いやぁ、こちらは非常に生々しく描かれてましたねぇ(苦笑)
昔猪木戦の為に来日していたモハメッド・アリの仲間達であるとか、
比較的最近の話だと総合格闘技に参戦したグレイシー一族であるとか。
超大物選手の取り巻き連中の、マナー知らずだったり金使いの無茶苦茶さは記事で聞いた事があるので、
オカン率いる家族軍団のタチの悪さは凄くリアルに見えたし、
それこそ『阪急電車』におけるオバチャン軍団を上回っていた様に思った。
特に、ミッキーの恋人の家に討ち入り(by阪急電車)するシーンでの不快感はマックスに到達して、席を立ちそうになったしなぁ…

よって、オカンが最優秀助演女優賞を獲得した際の獲得理由の何割かは、
あのオバチャン軍団のヒールっぷりによってオカンのシンの強さが強調されたからに違いない(笑)
大体ですね。
ミッキーの恋人と家族達が、観てるこっちが引くぐらいにスラング連発罵り合っていたのにいながらも、
ディッキーがシャバに出てきたらあっさり(?)和解したのは、
幾ら何でも進行面での都合が良すぎるやろ?無理あるやろ?って話で。
その点に関しては人間関係を重視するドラマとしては非常に如何なものか?と思う。
ミッキー&ディッキーに実際に取材をしてるからこそですね、
ミッキーが板挟みになって苦悩するシーンであったり、オカンと恋人がサシで話し合った末に和解するシーンを、是非織り混ぜといてほしかったなぁ…

ところで。
パンフによると、ディッキーの転落人生のドキュメンタリーの撮影現場や番組本編も忠実に再現されていたらしい。
アメリカの薬物問題の現実と、アメリカのマスコミュニケーションは怖いなぁ(爆)
また、そーいう風に思ったのと同時に、
そーいうところまでリアルだったんかい!
状態には全く負けていなかった、クリスチャン・ベールの迫真の演技は素晴らしかったなぁ。
ボクシングのシーンの再現度も高かった様に見えるし、
禁断症状からベッドでうなされるシーンを筆頭にして、ジャンキー時代のディッキーのラリっぷり&ダメ人間っぷりと、
復活してからは終始悲壮感を漂わせるカッコいい姿のギャップは、
日本人の役者さんからは決して出せないであろう、独特の色気を感じた。
アカデミー賞のエントリー作品を全部観た訳ではありませんが『英国王のスピーチ』でのジェフリー・ラッシュとの争いは揉めたんやろなぁ、と…
えっ?
マーク・ウォールバーグですか?
まぁ、そんな細かい事は掘り下げんでも別にええじゃないですか、という事で…


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実話がベースになっているからこその、生々しい部分が『これでもか!』と画面にさらけ出されていて、心に響いた部分は多かった。
でも、蓋をあけてみればボクシング関連のシーンよりも、
主人公・ミッキーと兄・ディッキー。
ミッキーとオカン。
ミッキーと恋人。
それぞれの関係がメインに描かれていて…
その点は、シーンの時間の割り振りの比率も含めて我慢はできたのですが、
人間関係における嫌な・面倒くさい部分のリアリティーが、
ボクシングのシーンの迫力を圧倒していたっぽいところにスカされた感があって、そこはノレなかったです。
どちらかと言えばイマイチだった部類に入るかも。

まずはボクシングのシーン。
そりゃ、実写版『あしたのジョー』みたいに、毎試合毎試合クロスカウンターのシーンはスローモーションになって…
という演出がアホの一つ覚えになってなかった分まだマシだったという見方もできますし、肉体はしっかり作ってましたね。
しかし。
冒頭は、試合もプライベートも散々なイマイチボクサーとして描かれていたミッキーが、
素人が中途半端に知識を持っている様なレベルの元警官のトレーナーのおっちゃんの元で連勝をしたり、
物語のキーポイントになった世界タイトル戦なり、世界タイトルの(結果的には)前哨戦において、
ディッキーによるガッツ石松の解説レベルのシンプルなアドバイスで大逆転勝利できてしまったりするのは、
実際にボクシングをやっている方からすれば説得力が足りなくて不満が残ったんちゃうかなぁ、と。

後で書きますが、リング以外の人間ドラマの完成度は高かっただけに、余計にそう感じました。
上映時間は116分だったんですけど、あと5分でも10分でも実在のミッキー&ディッキーやトレーナーなりにアドバイスをしてもらう形で、
ボクシングの試合における駆け引き・技術面でのリアリティーのあるシーンが長く描かれていたら、
ミッキー・ロークの『レスラー』のボクシング版的な扱いで、
最優秀・助演俳優部門以外のアカデミー賞の獲得も期待された、そっち方面の映画の歴史に残る傑作になっとったんちゃうか?という気がしてならないんですよね。
僕自身、ボクシングの映画をそこまで沢山チェックしていないからそう感じたのかも知れませんが、どーなんかなぁ…
人間ドラマのシーン。
いやぁ、こちらは非常に生々しく描かれてましたねぇ(苦笑)
昔猪木戦の為に来日していたモハメッド・アリの仲間達であるとか、
比較的最近の話だと総合格闘技に参戦したグレイシー一族であるとか。
超大物選手の取り巻き連中の、マナー知らずだったり金使いの無茶苦茶さは記事で聞いた事があるので、
オカン率いる家族軍団のタチの悪さは凄くリアルに見えたし、
それこそ『阪急電車』におけるオバチャン軍団を上回っていた様に思った。
特に、ミッキーの恋人の家に討ち入り(by阪急電車)するシーンでの不快感はマックスに到達して、席を立ちそうになったしなぁ…

よって、オカンが最優秀助演女優賞を獲得した際の獲得理由の何割かは、
あのオバチャン軍団のヒールっぷりによってオカンのシンの強さが強調されたからに違いない(笑)
大体ですね。
ミッキーの恋人と家族達が、観てるこっちが引くぐらいにスラング連発罵り合っていたのにいながらも、
ディッキーがシャバに出てきたらあっさり(?)和解したのは、
幾ら何でも進行面での都合が良すぎるやろ?無理あるやろ?って話で。
その点に関しては人間関係を重視するドラマとしては非常に如何なものか?と思う。
ミッキー&ディッキーに実際に取材をしてるからこそですね、
ミッキーが板挟みになって苦悩するシーンであったり、オカンと恋人がサシで話し合った末に和解するシーンを、是非織り混ぜといてほしかったなぁ…

ところで。
パンフによると、ディッキーの転落人生のドキュメンタリーの撮影現場や番組本編も忠実に再現されていたらしい。
アメリカの薬物問題の現実と、アメリカのマスコミュニケーションは怖いなぁ(爆)
また、そーいう風に思ったのと同時に、
そーいうところまでリアルだったんかい!
状態には全く負けていなかった、クリスチャン・ベールの迫真の演技は素晴らしかったなぁ。
ボクシングのシーンの再現度も高かった様に見えるし、
禁断症状からベッドでうなされるシーンを筆頭にして、ジャンキー時代のディッキーのラリっぷり&ダメ人間っぷりと、
復活してからは終始悲壮感を漂わせるカッコいい姿のギャップは、
日本人の役者さんからは決して出せないであろう、独特の色気を感じた。
アカデミー賞のエントリー作品を全部観た訳ではありませんが『英国王のスピーチ』でのジェフリー・ラッシュとの争いは揉めたんやろなぁ、と…
えっ?
マーク・ウォールバーグですか?
まぁ、そんな細かい事は掘り下げんでも別にええじゃないですか、という事で…

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コメント
コメント一覧 (1)
いったい周辺で、どんな悪評が立っていたのかも是非知りたかったですよ。