昨日は、映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を観てきました。

※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫

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とりあえず、面白くなかったなぁ。
でも、期待していた訳でも思い入れがあった訳でもないから『ゴミや!』言う程の不快感は、正直なかった。
もちろんリアリティーは無いに等しい様なストーリーでしたが、
クライマックスがスポ魂ものでありがちな試合中の有り得ない範囲の奇跡も起きなかったから、比較的印象はよかった…かな。
また、序盤から中盤にかけて複数張られていた伏線っぽいポイントも、決勝戦で回収されていたから、後味もまぁよかった…かな。

でも、ストーリー自体は心に響くものはなかったなぁ。うん。
そりゃ序盤で『高校野球の顧客とは?』とか、マネジメントの名の元に禅問答みたいなやりとりがあった時は、
ここからどうマネジメントと野球を無理矢理かつ、観ていて心地よく繋げていくのか?
とちょっとワクワクしましたが何の事はない。
トレーニングをチーム制にします!とか陸上部と合同トレーニングをします!とか、ノーバント・ノーボール作戦!とか、
いやぁ、その辺のレベルの事なら、別にマネジメントを読まなくても浮かぶやろ!?
大体、今作で描かれていたリトルリーグや中学校の野球部でやっていそうな程度の改革で連戦連勝のチームになるなら、一回戦敗退が続いたりせんやろって。
もっと一回戦敗退が続く理由を掘り下げて改革をしていってほしかった。

ほんでもって
『フォアボールを出したくて出す奴はいない!』
のやりとりに突入して、思ったよりも早くよくある野球物のドラマになったのも『ダメだこりゃ』って思った。
そーいうところこそ、無理矢理にでもマネジメントに結びつけて解決させな、話が盛り上がらないでしょって。
また、序盤に前田敦子に声をかけられたら逃げていた峯岸みなみが、
川口春奈に説得をされてわかりあえるまでのやり取りが中略されていたのもがっかりさせられた。
他には…
川口春奈が亡くなった直後の試合なんやから、ユニフォームに喪章ぐらいつけろやって。帽子よりも喪章を準備しとけよ。
それで、マネジメントなんて完全に忘れかけたところで、
ビンタをされてランナウェイしてドラッカーのおっちゃんの教壇にトリップして、目が覚めたら球場に戻るという流れにしたって、
ドラッカーのおっちゃんに言われて考えがコペ転するぐらいなら、ビンタされて気づかんかい!ってなる。

僕は原作もアニメ版も未見ですが、
これでもし原作を忠実に映画化しているなら、キャラクターの心理描写の底が浅い、相当しょっぱい作品なんちゃいまんのん?ってなりますよね。
帰宅してパンフレットを見ていたら、原作者さん自体がAKB48のスタッフだったみたいだから、所詮こんなもんなんでしょうけど…ね。
ストーリーも大概でしたが、演者さんも…ねぇ。
前田敦子も峯岸みなみも背戸くんも、典型的な月曜ドラマランドレベルの演技にしか見えなかったのは
『どーせ、そんなもんやろ』
と割りきれ…
いや、納得いかんわ、やっぱり。
大体ですね、総選挙やらじゃんけん大会やらで、リアルな(またはリアルに限りなく近い)喜怒哀楽をカメラの前にさらけ出していた彼女逹なんやから、
川口春奈が亡くなった時やら程高が試合に勝った時は、もっと感情を爆発させんかいって。

あんな『こんなもんでいいだろう』レベルの感情表現でOKを出す監督なんて、ロクなもんやないと思うんやけどなぁ。
野球には大して興味が無いであろう大泉洋先生を、敢えて監督役にした意図もあまり見えず。
やっつけ仕事には見えない様に頑張ってはいましたけどね。
大泉洋に求められていたのは、適度な熱血と笑える雰囲気のバランスか?
それとも単にアミューズとの絡みか?
どのみち、あの脚本じゃ大泉洋先生が弾ける事はなかったんやろなぁ。もったいない。
強いてあげたら、川口春奈はよく頑張っていたと思う。
彼女がこれとは違う企画の映画で主役をやってりゃ、公開スクリーン数は大幅に減ってはいたでしょうけど、
動員は口コミで増えていく作品になっていた様な気もするのですが…
あっ、縛りやトーマスさんがツッコんでいた、青木さやかの『私は女優!』面も確かにムカつきましたね(苦笑)
う〜ん、ここまで恨み辛みばっかり書いたら、この作品に期待していたのか?と誤解されそうなので、今回はこんなもんで。
最後に一言。
真摯に?ひたむきに?
こんなええ加減な作りの映画で、そんな事を偉そうにアピールするなんて百万光年早いわ!
以上。


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でも、期待していた訳でも思い入れがあった訳でもないから『ゴミや!』言う程の不快感は、正直なかった。
もちろんリアリティーは無いに等しい様なストーリーでしたが、
クライマックスがスポ魂ものでありがちな試合中の有り得ない範囲の奇跡も起きなかったから、比較的印象はよかった…かな。
また、序盤から中盤にかけて複数張られていた伏線っぽいポイントも、決勝戦で回収されていたから、後味もまぁよかった…かな。

でも、ストーリー自体は心に響くものはなかったなぁ。うん。
そりゃ序盤で『高校野球の顧客とは?』とか、マネジメントの名の元に禅問答みたいなやりとりがあった時は、
ここからどうマネジメントと野球を無理矢理かつ、観ていて心地よく繋げていくのか?
とちょっとワクワクしましたが何の事はない。
トレーニングをチーム制にします!とか陸上部と合同トレーニングをします!とか、ノーバント・ノーボール作戦!とか、
いやぁ、その辺のレベルの事なら、別にマネジメントを読まなくても浮かぶやろ!?
大体、今作で描かれていたリトルリーグや中学校の野球部でやっていそうな程度の改革で連戦連勝のチームになるなら、一回戦敗退が続いたりせんやろって。
もっと一回戦敗退が続く理由を掘り下げて改革をしていってほしかった。

ほんでもって
『フォアボールを出したくて出す奴はいない!』
のやりとりに突入して、思ったよりも早くよくある野球物のドラマになったのも『ダメだこりゃ』って思った。
そーいうところこそ、無理矢理にでもマネジメントに結びつけて解決させな、話が盛り上がらないでしょって。
また、序盤に前田敦子に声をかけられたら逃げていた峯岸みなみが、
川口春奈に説得をされてわかりあえるまでのやり取りが中略されていたのもがっかりさせられた。
他には…
川口春奈が亡くなった直後の試合なんやから、ユニフォームに喪章ぐらいつけろやって。帽子よりも喪章を準備しとけよ。
それで、マネジメントなんて完全に忘れかけたところで、
ビンタをされてランナウェイしてドラッカーのおっちゃんの教壇にトリップして、目が覚めたら球場に戻るという流れにしたって、
ドラッカーのおっちゃんに言われて考えがコペ転するぐらいなら、ビンタされて気づかんかい!ってなる。

僕は原作もアニメ版も未見ですが、
これでもし原作を忠実に映画化しているなら、キャラクターの心理描写の底が浅い、相当しょっぱい作品なんちゃいまんのん?ってなりますよね。
帰宅してパンフレットを見ていたら、原作者さん自体がAKB48のスタッフだったみたいだから、所詮こんなもんなんでしょうけど…ね。
ストーリーも大概でしたが、演者さんも…ねぇ。
前田敦子も峯岸みなみも背戸くんも、典型的な月曜ドラマランドレベルの演技にしか見えなかったのは
『どーせ、そんなもんやろ』
と割りきれ…
いや、納得いかんわ、やっぱり。
大体ですね、総選挙やらじゃんけん大会やらで、リアルな(またはリアルに限りなく近い)喜怒哀楽をカメラの前にさらけ出していた彼女逹なんやから、
川口春奈が亡くなった時やら程高が試合に勝った時は、もっと感情を爆発させんかいって。

あんな『こんなもんでいいだろう』レベルの感情表現でOKを出す監督なんて、ロクなもんやないと思うんやけどなぁ。
野球には大して興味が無いであろう大泉洋先生を、敢えて監督役にした意図もあまり見えず。
やっつけ仕事には見えない様に頑張ってはいましたけどね。
大泉洋に求められていたのは、適度な熱血と笑える雰囲気のバランスか?
それとも単にアミューズとの絡みか?
どのみち、あの脚本じゃ大泉洋先生が弾ける事はなかったんやろなぁ。もったいない。
強いてあげたら、川口春奈はよく頑張っていたと思う。
彼女がこれとは違う企画の映画で主役をやってりゃ、公開スクリーン数は大幅に減ってはいたでしょうけど、
動員は口コミで増えていく作品になっていた様な気もするのですが…
あっ、縛りやトーマスさんがツッコんでいた、青木さやかの『私は女優!』面も確かにムカつきましたね(苦笑)
う〜ん、ここまで恨み辛みばっかり書いたら、この作品に期待していたのか?と誤解されそうなので、今回はこんなもんで。
最後に一言。
真摯に?ひたむきに?
こんなええ加減な作りの映画で、そんな事を偉そうにアピールするなんて百万光年早いわ!
以上。


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コメント
コメント一覧 (2)
公開初日なのにガラガラ。
この映画に関わったすべての人たちは真摯にひたむきに映画を作ったんでしょうか?
私のところは初日ほぼ満席でした。もちろん野郎だけw
まあファン向け映画なのは間違いないのでそれはそれでいいのかなと。別に目新しさも何もなかったですが、王道そのものですから私はかなり気に入ってます。
前田さんにはそもそも何も期待していなかったので殆ど気になりませんでした。
瀬戸くんはまあ『ランウェイ★ビート』で懲りたし…。
池松くんと大泉さん、川口さんの3人かな。彼らがいなかったらきつかったです。