今回は、昨年大晦日の『サムライTV開局15周年記念 インディーのお仕事プレゼンツ〜年越しプロレス2011』後楽園大会のサムライ中継を観た感想を書いていきましょう。
※PC版スポナビより
※PC版スポナビより
興行の運営スタッフが若い方に変わった事が、これまでの年越しプロレスとは一番違うところになるのでしょうか?
インディー大賞の発表&表彰式を挟み込んだ関係で、サムライが5時間生中継の枠を準備していながらも、
いろいろ詰め込み過ぎて時間をいっぱいいっぱい使った辺りからして、来年以降も運営スタッフが若い人が中心になるならば、
改善の余地は多々ありますが『当たり』の部類に入れていいんじゃないでしょうか…
って、5時間を何日かに分けて全部を観ても、やっぱり疲れましたけどね(苦笑)
前座ではテーマが伝わりにくいというか、わかりにくい試合が続いていたのに対して、
中盤はお祭り色全開のカードが二つ入り、後半は煽りVを観たら誰でもテーマがわかるぐらいにきちんとした試合が並んでいてメリハリは付いていた。
メインとセミの、清く正しい玉砕劇の余韻をきれいに掻き消したボーナストラック・76人タッグマッチは正直違和感があったけど、
昔の川田利明のボヤキじゃありませんが興行のバランスはとれていた様には思います。
できる事なら…
折角けインディーのタッグ屋をあれだけ集めれたんだから、ガントレット形式はあまりにももったいなかった。
なので、5分一本勝負・時間切れの時はジャンケン一本勝負!とかのワンナイトトーナメントをやってほしかったのですが、それは今年以降のお楽しみにしときましょう。
ここからは印象に残った試合について。
●笑っても怒ってもいけないプロレス
米ちゃんが居なければ、男色先生をもってしても岡林レフェリーの『カウント6以降は数えれない』ネタ以外に、これといった着地点が思い付かなかったっぽいのは伝わってきた。
大橋やらゴボウやらポトフやらはあまりにくだらなくて笑いましたけど、大オチには絶対できないし(笑)
どーしても心に引っ掛かったのは、やっぱり米ちゃんになるんかなぁ。
引退ロードの間はもちろん、撤回した直後の、表向きだけでも吹っ切ったマイクパフォーマンスを見せた米ちゃんと同一人物とは、到底考えられないぐらいに辛気くさくて心配になった。
男色先生のエール?やないけど、金を払ったお客さんの前であんな顔を見せるぐらいなら辞めた方がいいと思った。
そら、JWPが自らの引退ロードのチケットの払い戻しを受け付けてる期間中に、これまでと同じテンションって訳にもいかないのかも知れませんが…
蕨の妖星ゴラスも、引退撤回で不仲になったなら仕方ないけど、そうじゃないならば米ちゃんがあんな姿を見せた後にこそ、リングに乱入してストンピングをすべきでしたよ!?
●蛍光灯デスマッチ
さっすがに須山さんの様に泣きそうにはなりませんでしたが、
金本浩二も認めた威勢の良さが蛍光灯のダメージで消えてしまい、
事前にはなかなか予想できないぐらいに手も足も出なかった、獅子王のやられっぷりは確かに感じるものがあったし、改めて蛍光灯の怖さを実感した。
メインのゲスト解説に登場した時の獅子王が語る、大晦日の試合を迎えるまでの自らの心境もかなり生々しかった。
とにかく、シャドウWXの一年分の蛍光灯のダメージは受けたんじゃないか?と思うぐらいに、
蛍光灯による攻撃を受けまくりながらも、受け身を失敗しなかったから致命傷を負わなかったのは大したもんだと思う。
この興行では文句なしのMVPなんでしょうね。
●メイン&セミ
最初にも書いた通り、吉野と関根は清く正しい玉砕はしてましたが、
獅子王が蛍光灯デスマッチであそこまで壮絶な死に様を見せた後としては、真面目な、正直な試合をやり過ぎていた感があり、その点では不満が残った。
小細工が通用する様な相手ではなかったのはもちろん差し引いても…ね。
しかしながら。
吉野と関根が、ただでさえ観客が年越しの瞬間が近づいていておかしなテンションになっているのに獅子王があそこまでやった上に加え、
インディー大賞の表彰式でサプライズ気味に登場した澤くんが、あそこまで場内をどっかんどっかん盛り上げる光景を控室で見ていたならば、
その時に感じたプレッシャーはプロレスラーとして生き続ける間に、そう何回も体験できるものではないと思う。
獅子王も含めた三人と三人が所属する団体が、この大晦日の特殊な経験を2012年の間にどう繋げていくのか?はちょっとだけ楽しみにしときますかね…
最後に。
丸藤が、アウェーのリングで後輩の若い選手に胸を貸す姿って、思ったよりも魅力的でしたね。
副社長になってから、試合後にリング上で土下座(というか深々と一礼)するところは、僕は初めて観た気もする。
若い吉野に程よい具合に見せ場を与えて、程よい具合に突き放して。
ノアが、いつまで経っても日本人の新人選手をデビューさせれないのが悪いんですけど、
こーいうシチュエーションの丸藤の試合なり、極端な話新人のデビュー戦の相手を務める丸藤の姿も観たいなぁ、という事で。
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インディー大賞の発表&表彰式を挟み込んだ関係で、サムライが5時間生中継の枠を準備していながらも、
いろいろ詰め込み過ぎて時間をいっぱいいっぱい使った辺りからして、来年以降も運営スタッフが若い人が中心になるならば、
改善の余地は多々ありますが『当たり』の部類に入れていいんじゃないでしょうか…
って、5時間を何日かに分けて全部を観ても、やっぱり疲れましたけどね(苦笑)
前座ではテーマが伝わりにくいというか、わかりにくい試合が続いていたのに対して、
中盤はお祭り色全開のカードが二つ入り、後半は煽りVを観たら誰でもテーマがわかるぐらいにきちんとした試合が並んでいてメリハリは付いていた。
メインとセミの、清く正しい玉砕劇の余韻をきれいに掻き消したボーナストラック・76人タッグマッチは正直違和感があったけど、
昔の川田利明のボヤキじゃありませんが興行のバランスはとれていた様には思います。
できる事なら…
折角けインディーのタッグ屋をあれだけ集めれたんだから、ガントレット形式はあまりにももったいなかった。
なので、5分一本勝負・時間切れの時はジャンケン一本勝負!とかのワンナイトトーナメントをやってほしかったのですが、それは今年以降のお楽しみにしときましょう。
ここからは印象に残った試合について。
●笑っても怒ってもいけないプロレス
米ちゃんが居なければ、男色先生をもってしても岡林レフェリーの『カウント6以降は数えれない』ネタ以外に、これといった着地点が思い付かなかったっぽいのは伝わってきた。
大橋やらゴボウやらポトフやらはあまりにくだらなくて笑いましたけど、大オチには絶対できないし(笑)
どーしても心に引っ掛かったのは、やっぱり米ちゃんになるんかなぁ。
引退ロードの間はもちろん、撤回した直後の、表向きだけでも吹っ切ったマイクパフォーマンスを見せた米ちゃんと同一人物とは、到底考えられないぐらいに辛気くさくて心配になった。
男色先生のエール?やないけど、金を払ったお客さんの前であんな顔を見せるぐらいなら辞めた方がいいと思った。
そら、JWPが自らの引退ロードのチケットの払い戻しを受け付けてる期間中に、これまでと同じテンションって訳にもいかないのかも知れませんが…
蕨の妖星ゴラスも、引退撤回で不仲になったなら仕方ないけど、そうじゃないならば米ちゃんがあんな姿を見せた後にこそ、リングに乱入してストンピングをすべきでしたよ!?
●蛍光灯デスマッチ
さっすがに須山さんの様に泣きそうにはなりませんでしたが、
金本浩二も認めた威勢の良さが蛍光灯のダメージで消えてしまい、
事前にはなかなか予想できないぐらいに手も足も出なかった、獅子王のやられっぷりは確かに感じるものがあったし、改めて蛍光灯の怖さを実感した。
メインのゲスト解説に登場した時の獅子王が語る、大晦日の試合を迎えるまでの自らの心境もかなり生々しかった。
とにかく、シャドウWXの一年分の蛍光灯のダメージは受けたんじゃないか?と思うぐらいに、
蛍光灯による攻撃を受けまくりながらも、受け身を失敗しなかったから致命傷を負わなかったのは大したもんだと思う。
この興行では文句なしのMVPなんでしょうね。
●メイン&セミ
最初にも書いた通り、吉野と関根は清く正しい玉砕はしてましたが、
獅子王が蛍光灯デスマッチであそこまで壮絶な死に様を見せた後としては、真面目な、正直な試合をやり過ぎていた感があり、その点では不満が残った。
小細工が通用する様な相手ではなかったのはもちろん差し引いても…ね。
しかしながら。
吉野と関根が、ただでさえ観客が年越しの瞬間が近づいていておかしなテンションになっているのに獅子王があそこまでやった上に加え、
インディー大賞の表彰式でサプライズ気味に登場した澤くんが、あそこまで場内をどっかんどっかん盛り上げる光景を控室で見ていたならば、
その時に感じたプレッシャーはプロレスラーとして生き続ける間に、そう何回も体験できるものではないと思う。
獅子王も含めた三人と三人が所属する団体が、この大晦日の特殊な経験を2012年の間にどう繋げていくのか?はちょっとだけ楽しみにしときますかね…
最後に。
丸藤が、アウェーのリングで後輩の若い選手に胸を貸す姿って、思ったよりも魅力的でしたね。
副社長になってから、試合後にリング上で土下座(というか深々と一礼)するところは、僕は初めて観た気もする。
若い吉野に程よい具合に見せ場を与えて、程よい具合に突き放して。
ノアが、いつまで経っても日本人の新人選手をデビューさせれないのが悪いんですけど、
こーいうシチュエーションの丸藤の試合なり、極端な話新人のデビュー戦の相手を務める丸藤の姿も観たいなぁ、という事で。
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