今日は、園子温監督の映画『恋の罪』を観てきました。
『いま何処にいる?』

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≪以下ネタバレ注意≫
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いやはや何というか。感想の言葉がここまでなかなか思い浮かばなかった映画も久々かも…?
主人公の若い2人のやりとりが、僕の心の琴線に凄まじいぐらい触れまくった『ヒミズ』の後に、しかも短い間隔しか開けずに観たのは大失敗だった。
まぁ、これは事前に覚悟できていた事だから、後悔まではしていません。
しかしなぁ。
作品の冒頭から、遺体の繋ぎ目にウジ虫がわいていたのを見て引いてしまった事で、
本来ならば『冷たい熱帯魚』の時と同様に…
いや、もしかしたらそれ以上に
『これは園子温によるギャグワールドだ、コントだ、バラエティーだ』
と自己暗示をかけながら観る事が重要だったのに、それをど忘れしてしまっていた。

すっぽんぽんの神楽坂恵が鏡の前で『いらっしゃいませ』を連呼するシーンなんて、どう考えてもギャグでしかないのに、帰宅してから気づいてるもんなぁ。
この点は僕の中で、痛恨のミスやったなぁ…後悔。
その為、冒頭から尾沢亭のお茶会?でのコントまでは、カフカの城がどーこうとか小難しくて面倒くさい台詞のやりとりが多過ぎる上に淡々としており、
神楽坂恵のすっぽんぽん&絵に描いた様な墜ちていき方以外に感じるものが、冷たい熱帯魚やヒミズと比べて、殆ど無い。
園子温監督もねぇ、毎回毎回、哲学やら海外文学から小難しい言葉をつまみ食いをして、BGMでクラシック流してりゃあ、例え底が浅くても『底が丸見えの底無し沼』状態に見えて、
作品の格式が上がるorカッコよくなるなんて思ってたら、大間違いですよ(誤解)
ついでに書けば、chapterがナンボとか、想像以上に意味無かった事もあって、ストーリーに対しても半ば
『実質主役の神楽坂恵のすっぽんぽんとエロさがこれだけ観られたら、猟奇殺人とか別にどーでもええわ』
的な投げやりな気持ちになってしまいモヤモヤとした気持ちで観てしまった。

ぶっちゃけた話『愛が無いなら金を取れ!』の台詞に対しては衝撃を受けましたけど、他はあんまり…ね。
お茶会の後からは一気にストーリーが遺体の分解まで流れて行くのか?と思っていたらまたしても淡々としていた。
そりゃ、神楽坂恵が魔女っ子クラブに入店してから津田寛治の秘密を知り、冨樫真が殺されるまでの畳み掛けや、かつての中尾彰さんばりに首締めにこだわるシーンは、
疾走感に加えて園子温流のギャグセンス?に溢れていて楽しさはありましたが、
イカれたババアが自決してからラストまでは輪をかけてチンタラしていたので、睡魔に襲われそうになった。

生ゴミ回収の都市神話なんて、ホンマどーでもええんじゃ(苦笑)
あの流れなら、水野美紀の頭の中でイカれたババアの言葉がリフレインして自然とあの廃墟に導かれる…みたいにしてくれよって話で。
コーヒーをガブ飲みしてなけりゃ絶対爆睡してましたよ、こりゃ。
ついでに書けば、せめて漁港での放尿シーンで終わっていたら、後味は最悪ながらも重い余韻が残っていたのでは?という気はするし…
総括としては、こんな感じですかね。
ここからは役者さんについて。

水野美紀。
主人公というよりは、ストーリーテラーやったんですね。まずそこにびっくり。
ビッチビッチビッチビッチ言われて、パブロフの犬みたいになる設定は
『へ〜…』
とは思いましたが、
園子温監督がですね、バーニング!にすら歯向かうバイタリティーがある漢(おとこ)らしさを持つ彼女の潜在能力を引き出したとは思えない。
水野美紀が拒否したならしゃあないけど、とにかくもったいなかった。
変な話、水野美紀本人も、脚本を読んだら神楽坂恵と比べて、監督から気ぃ遣われてると気づいてたかも知れないし、
いざ完成品を観たらあそこまで無茶苦茶やってた神楽坂恵に対して、羨ましさを抱いてたんとちゃうかなぁ…
ヌードシーンも(神楽坂恵と比べたら)瞬きぐらいのほんの一瞬やったから、それこそヌードの影武者を立ててほしかったぐらい。脱ぎ損やった様にも思えた。
なーんか、KLYさんのブログのコメント欄では
『DVDでは水野美紀のヌードはカットされるかも知れない』
って噂が流れてはいましたが、実際に観たらこれまた
『別にどーでもええわ』
と思ったなぁ…

神楽坂恵は、園子温監督と離婚したら、是非AVに出て下さい。
今なら小向美奈子を越えれまっせ(笑)
冨樫真はなぁ…
あの体型と違って、やたらメリハリのついたぶっ飛び方自体はインパクトがあったんですけど…
ほら、冷たい熱帯魚における でんでんさんって、過去の映画なりドラマなりで演じた役のイメージが観る側に定着していたからこそ、
冷たい熱帯魚で洒落にならんぐらいの怖さを画面一杯に放射していた様に見えた訳であって、
富樫真という女優のイメージは、観る側に定着していなかったじゃないですか?失礼な言い方ですけどね。
だから
『富樫真は元々美津子みたいな役を演じてナンボなんやろ?』
みたいな偏見をもってしまう様な女優さん、的な印象しか残らなかった。

もしも。
何かの気まぐれで水野美紀さんが主役に加えて美津子の役をやっていたら、でんでんさんの数倍は観る側が圧倒されていたんでしょうけど…
園子温監督にはそこまで思いきったオファーを出す事ができなかったならば、残念です…
って、そら当たり前か。失礼しました(笑)
イカれたババアを演じた大方さんは『希望の国』になるかどうかはわかりませんが、今後も園子温監督の作品で隠し味というかスパイスになってほしいですね。
携帯で投稿できる文字数の関係で、今回はこの辺りで…
『わからん。』

主人公の若い2人のやりとりが、僕の心の琴線に凄まじいぐらい触れまくった『ヒミズ』の後に、しかも短い間隔しか開けずに観たのは大失敗だった。
まぁ、これは事前に覚悟できていた事だから、後悔まではしていません。
しかしなぁ。
作品の冒頭から、遺体の繋ぎ目にウジ虫がわいていたのを見て引いてしまった事で、
本来ならば『冷たい熱帯魚』の時と同様に…
いや、もしかしたらそれ以上に
『これは園子温によるギャグワールドだ、コントだ、バラエティーだ』
と自己暗示をかけながら観る事が重要だったのに、それをど忘れしてしまっていた。

すっぽんぽんの神楽坂恵が鏡の前で『いらっしゃいませ』を連呼するシーンなんて、どう考えてもギャグでしかないのに、帰宅してから気づいてるもんなぁ。
この点は僕の中で、痛恨のミスやったなぁ…後悔。
その為、冒頭から尾沢亭のお茶会?でのコントまでは、カフカの城がどーこうとか小難しくて面倒くさい台詞のやりとりが多過ぎる上に淡々としており、
神楽坂恵のすっぽんぽん&絵に描いた様な墜ちていき方以外に感じるものが、冷たい熱帯魚やヒミズと比べて、殆ど無い。
園子温監督もねぇ、毎回毎回、哲学やら海外文学から小難しい言葉をつまみ食いをして、BGMでクラシック流してりゃあ、例え底が浅くても『底が丸見えの底無し沼』状態に見えて、
作品の格式が上がるorカッコよくなるなんて思ってたら、大間違いですよ(誤解)
ついでに書けば、chapterがナンボとか、想像以上に意味無かった事もあって、ストーリーに対しても半ば
『実質主役の神楽坂恵のすっぽんぽんとエロさがこれだけ観られたら、猟奇殺人とか別にどーでもええわ』
的な投げやりな気持ちになってしまいモヤモヤとした気持ちで観てしまった。

ぶっちゃけた話『愛が無いなら金を取れ!』の台詞に対しては衝撃を受けましたけど、他はあんまり…ね。
お茶会の後からは一気にストーリーが遺体の分解まで流れて行くのか?と思っていたらまたしても淡々としていた。
そりゃ、神楽坂恵が魔女っ子クラブに入店してから津田寛治の秘密を知り、冨樫真が殺されるまでの畳み掛けや、かつての中尾彰さんばりに首締めにこだわるシーンは、
疾走感に加えて園子温流のギャグセンス?に溢れていて楽しさはありましたが、
イカれたババアが自決してからラストまでは輪をかけてチンタラしていたので、睡魔に襲われそうになった。

生ゴミ回収の都市神話なんて、ホンマどーでもええんじゃ(苦笑)
あの流れなら、水野美紀の頭の中でイカれたババアの言葉がリフレインして自然とあの廃墟に導かれる…みたいにしてくれよって話で。
コーヒーをガブ飲みしてなけりゃ絶対爆睡してましたよ、こりゃ。
ついでに書けば、せめて漁港での放尿シーンで終わっていたら、後味は最悪ながらも重い余韻が残っていたのでは?という気はするし…
総括としては、こんな感じですかね。
ここからは役者さんについて。

水野美紀。
主人公というよりは、ストーリーテラーやったんですね。まずそこにびっくり。
ビッチビッチビッチビッチ言われて、パブロフの犬みたいになる設定は
『へ〜…』
とは思いましたが、
園子温監督がですね、バーニング!にすら歯向かうバイタリティーがある漢(おとこ)らしさを持つ彼女の潜在能力を引き出したとは思えない。
水野美紀が拒否したならしゃあないけど、とにかくもったいなかった。
変な話、水野美紀本人も、脚本を読んだら神楽坂恵と比べて、監督から気ぃ遣われてると気づいてたかも知れないし、
いざ完成品を観たらあそこまで無茶苦茶やってた神楽坂恵に対して、羨ましさを抱いてたんとちゃうかなぁ…
ヌードシーンも(神楽坂恵と比べたら)瞬きぐらいのほんの一瞬やったから、それこそヌードの影武者を立ててほしかったぐらい。脱ぎ損やった様にも思えた。
なーんか、KLYさんのブログのコメント欄では
『DVDでは水野美紀のヌードはカットされるかも知れない』
って噂が流れてはいましたが、実際に観たらこれまた
『別にどーでもええわ』
と思ったなぁ…

神楽坂恵は、園子温監督と離婚したら、是非AVに出て下さい。
今なら小向美奈子を越えれまっせ(笑)
冨樫真はなぁ…
あの体型と違って、やたらメリハリのついたぶっ飛び方自体はインパクトがあったんですけど…
ほら、冷たい熱帯魚における でんでんさんって、過去の映画なりドラマなりで演じた役のイメージが観る側に定着していたからこそ、
冷たい熱帯魚で洒落にならんぐらいの怖さを画面一杯に放射していた様に見えた訳であって、
富樫真という女優のイメージは、観る側に定着していなかったじゃないですか?失礼な言い方ですけどね。
だから
『富樫真は元々美津子みたいな役を演じてナンボなんやろ?』
みたいな偏見をもってしまう様な女優さん、的な印象しか残らなかった。

もしも。
何かの気まぐれで水野美紀さんが主役に加えて美津子の役をやっていたら、でんでんさんの数倍は観る側が圧倒されていたんでしょうけど…
園子温監督にはそこまで思いきったオファーを出す事ができなかったならば、残念です…
って、そら当たり前か。失礼しました(笑)
イカれたババアを演じた大方さんは『希望の国』になるかどうかはわかりませんが、今後も園子温監督の作品で隠し味というかスパイスになってほしいですね。
携帯で投稿できる文字数の関係で、今回はこの辺りで…
『わからん。』

コメント
コメント一覧 (2)
だって今更清純派でもあるまいし、あの程度のヌードでカットもクソもないですよね。
先日彼女の「情熱大陸」を観たんですが、そもそも民放に登場すること自体少し彼女の復権がかなったのかなぁなんて。
まあ園監督にとっては全くそんなの関係ないんでしょうけど(苦笑)
まぁ彼女の気合が伝わればいいのではないかと。
それにしても園子温監督と神楽坂恵さんの夫婦生活って、この映画を見ると、ちょっとえげつないこともしてそうな気がしましたよ。