世界の帯広その５８ : ｂｌｏｇ‐ｋ…

今回は、一昨日の１９時女子プロレス・第１０６戦のユーストリーム中継を観た感想を書いていきましょう…

今回のポイントは

①帯広ちゃんが練習中に首を負傷→大事をとって欠場した事

②『ネタまみれの人生』を送っている松本都(崖のふちプロレス代表)がＭＣを担当した事。

崖のふち代表は喋りは達者で、噛んだりする場面は無くプロレスの勉強をしている事わうかがえたけど、

冒頭から『ほっぺちゃん』を連呼する等言葉選びのセンスがオリジナリティー満載過ぎ(ｏｒデタラメ)だった(笑)

肝心の試合内容がＭＣに食われなきゃいいなぁ…と思いながら観てましたが、これが良い意味で裏切られた。

いやぁ、プロレスは長い期間見続けてなんぼだと実感させられた…そんな放送でした。

以下、試合毎の感想を。

★つくし組vsくるみ組

Ｔｅｅｎｓ興行の告知の為久々に１９時～に参戦してきた飛香ちゃんと、

新・旧対決が決まり嫌でもモチベーションが高まる志田の対決に注目しそうなシチュエーションながらも、

コンディションが悪い訳でもないのに二人とも一歩引いていて、終盤なんてつくしちゃんとくるみちゃんに丸投げしていたのは印象に残った。

二人とも次に１９時～で試合をするのがいつになるかわからないので正直もったいなかったけど、

そんな中でつくしちゃんとくるみちゃんが回転エビやらマヒストラルやら観ていて目が回る様なスピードで丸め込み・切り返し合戦を披露していたのは『おっ？』と思った。

幾ら定番の組み合わせで、観る側のイメージを越える攻防を見せる事を意識していたのかも知れないけど、

丸め込み合戦を短時間の間に２回もやるのはちょっとなぁ…

と思ったら、スープレックスではなく鮮やかなハルカゼがフィニッシュになった。

あー、細かい技を積み重ねて最後に大技がフィニッシュになるのではなく、

丸め込みは丸め込みでも、つくしちゃんのオリジナルの丸め込み(ハルカゼ)でまとめるやり方もあるんやなぁ、と観ていて勉強になった。

まぁ、義務教育を受けている二人の試合を観て勉強になったっていうのもアレですが、

この二人の攻防はまだまだ深化していくでしょうから、その過程としては全然有りなんでしょうね。

★メイン

試合としては、立ち上がりから成宮がドラミの腰の一点集中攻撃でペースを掴む。

放送席も成宮のウエートトレーニング好きをネタにしていたから、

重いドラミをアルゼンチンで担ぎ上げるシーンがクライマックスになって、フィニッシュのダイビングギロチン！に繋がるもんだと思ってました。

しかし、ドラミが粘りを見せて反撃→成宮にダイビングギロチンを使うタイミングを与えず、

逆にこだわりのダイビングセントーンを連発して成宮から完璧な３カウントを奪うという、１９時～の歴史の中で屈指の番狂わせ。

一年前の時点では、デビューすらさせてもらえなかったドラミが、プッシュ中の成宮に勝つなんて夢にも思わなかった。

そらまぁ、現時点ではダイビングセントーンしか大技無かったとは言え、一試合で２回も３回も使うのはなぁ…という感情も確かにありますが、

今回のトーナメントよりも遥か前から自らの体重について迷っていたドラミが、

無観客の道場内に『バーン！』と凄い音が鳴り響く説得力ありまくりのセントーンで吹っ切ったっぽいのは、観ていてカタルシスがあった。

ん～、プロレスはやっぱり飽きずに、懲りずに見続けてこそなんぼの世界なんやなぁ。

それと同時に、帯広ちゃんも極めて近い将来こーいうドラマチックなシーンを１９時～の試合で見せてくれよ！とエールを送りたいですね。

もっとも、コスチュームの生地とヒザへの負担を考えたら、ドラミが更に太るのはかなり無理があるんでしょうけど…(苦笑)

成宮に関しては、腰への一点集中は間違ってないし、早めにギロチンへの繋ごうという意味での焦りは見えなかったし、

成宮とドラミって、強調するほどのキャリアの差は無いので、そこまで引きずる必要が無い負けだったんじゃないでしょうか…

と書こうとしたら、昨日の蕨のハウスショーで成宮はくるみちゃんにも負けて豊田のパートナーの座も逃したみたい。

早かれ遅かれ成宮のプッシュは一段落付いて当たり前の話だとは言え、

後楽園を前に一気にハシゴを外された感があるのは、びっくりさせられた。

後楽園大会の主要カードはほぼ固まったようですが、甲田さんは成宮をどう扱うのかは気になりますね。

またブル様の名前を利用して何らかのストーリーを準備するのか、それとも？

それでは、今回はこんな感じで。

締めの言葉は、せーの…

どらーっ！