先週末に放送された、19時女子プロレス・第117戦を観た感想を書いていきますが、

今回はトーナメントの決勝戦から書かなきゃいかんでしょう、ということで…

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※19時女子プロレス公式ホームページ


≪メイン≫

前回のトーナメント決勝と同じく比較的短時間で決着がつきましたが、

20時タイムリミットが近付き巻きが入っていた(と思われる)前回とは打って変わり、

今回は藤本つっかの奇襲から始まり、雫が当然の様にきつい反撃を早いテンポで繰り出す事で、お互いの良いところが凝縮されていた様な試合展開。

いやー、熱く激しく、良い試合でしたねぇ。

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この試合で何が熱くなれたって言うと、藤本つっかは『丸め込み以外で勝つ』というテーマを持ってこの大一番に臨んでいた点。

今の雫って、ほぼアイスの身内やけど外敵な訳で、藤本つっかが何が何でも勝ちに行くならば、

当然丸め込みに重きを置く試合にするのが手っ取り早いし、

実際に終盤の飛び付き式首固めは『決まるか!?』と思うぐらいに鮮やかに決まっていた。

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それなのに最後は丸め込みにこだわる様に“見せかけて”丸め込みには行かず、ビーナスクラッチ(でしたっけ?)の流れで雫を丸め込まずに投げ飛ばして、

雫が立ち上がるところにビーナスシュート炸裂!って、一捻りのありすぎですよ。うん、びっくりした(笑)

僕自身ここで何回も書いたし、きっと他の多くの方も思っているであろう

『19時〜は、試合はいいけどシングルでは丸め込みのフィニッシュが多過ぎるんとちゃう?』

という指摘・ツッコミに対する、藤本つっか流のアンチテーゼを見せつけられた感じで…恐れ入りました。

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雫も壮絶な負け方だったものの、価値を落とさない戦いを魅せれた様に思う。

何が良かったって、打撃を受けてもなかなか倒れずやせ我慢をして見せ場を自ら作り、

尚且つそのやせ我慢が毎回ではなく、早めに倒れたら倒れた時で 藤本つっかが組みついてきたところをすかさず関節技で反撃する事で、メリハリをきちんと付けていたところ。

また、これまでのトーナメントで見せていた怪物的な攻めっぷりも、すっかり定番化&安定したフォームのフィッシャーマンとは正反対の、

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強引かつ豪快な投げっぱなしのスープレックスで新たな一面を見せたのは大きいと思う。

まぁ、アイスリボンで投げっぱなしの大技はあまり無いし(禁止でしたっけ?)受け身を失敗してケガさせそうやから、

敢えて煽るつもりはありませんが、隠し技として大事にしていってほしいなぁ、と。

話は戻って、すっかり雫の関節技メドレーはともかく、もしもう一台テレビカメラがスタンバイしていれば、

この日は鬼の様な表情で打撃に耐える雫の表情がアップで映されていた筈やから、その点は残念でした、はい。

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ところで、藤本つっかが試合後にコメントしていた『IW19ベルトを奪取して以降のプラン』に関して、

僕的にちょっとだけ思う事もあるのですが、それは くるみちゃんとの試合が終わってから書く様にします。

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≪成宮vsドラミ≫

カード変更により急遽実現したこのカード。

トーナメントの再戦に加え、試合翌日に志田とのシングルを控える成宮vs試合の二日後に故郷凱旋興行を控えるドラミという、なかなか重みのある試合になっていた(汗)

試合自体はドラミが勝ちを急いで、セントーンを早めに出した事が裏目に出て、それ以降は成宮が押しきった印象。

勢いがある筈の二人のシングルとしてはもう一山ほしかった、というのが本音になりますが、しゃあないかな…

志田vs成宮のタイトル戦が終わった後でいいから、もう一回19時〜でやってほしいなぁ。

いい加減長くなってしまったので、今回はこの辺で。

次回は発足2周年記念&IW19タイトル戦の公開放送の感想でお会いしましょう。

おーっ!

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