今回は、ガッキーの熱唱againからはじまったドラマ『リーガル・ハイ』の第7話を観た感想を。

♪しょうゆは徳松 と〜く〜ま〜つ〜…

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※公式ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫


冒頭から『犬神家の一族』のオマージュの小ネタが炸裂していて、

ええぞええぞ、こーなったら斧・琴・菊ネタに行きつくまで茶化し倒してくれ!

と思ってたら、次男withぬふよしさんの和解交渉が呆気なく玉砕して以降は良くも悪くもいつものリーガル・ハイの世界になっており、

しかも今回のストーリーの肝かと思っていた

『何故大旦那様は遺言状を3つ残したのか?』

の点は認知症の元に、あっさりとどーでもいい部類に入る要素になっていて、竜頭蛇尾だった印象が強い。

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どちらかと言えば“お約束”に近い範囲ではありましたが、終始いい味を出していた千春が大逆転でおいしいところをかっさらい、

三兄弟を見下す立場になる形でいつもの様に観る側を少〜し嫌〜な気持ちにさせるオチも健在だったけど、

余計に最後の最後に犬神家ネタを折り込んでほしかった・もったいない、という思いはありますね。これは ぬふよしさんばりに贅沢やったかなぁ!?

ただし、犬神家ネタをまともに折り込むなら毒殺!しかなくなるから(苦笑)軽めで全然良かったのに…ね。

結局この回は、未だにどうまとめるか読めないクライマックスに向けて『羽を伸ばした』やったって事なんやろなぁ〜。

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しかしながら。

プロデューサーさんのTwitterによると、第7話の視聴率は14.2%で、リーガル・ハイとしては過去最高だったとのこと。これはかなりびっくりした!

皮肉なもんやねぇ。皆どんだけ犬神家が好きなんやろねぇ(笑)

いや…

犬神家オマージュは横に置いておくにしても、蟹頭村の風景はのどかなのに反比例する様に、

人間関係は騙し・騙され・罵り合いのドロドロ&グチャグチャ…

それだけで2時間ドラマが好きな方は最後まで観そうな気はするし、

徳松醤油を売却しようとした事がバラされ身内の信頼を失う流れはインパクトがあった。

ダメ押しの様に金田一コスプレの ぬふよしさんによる、田舎を罵倒する人情味の欠片もない酷いツッコミが冴え渡っていたのは観ていて非常に楽しかった。

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んあ〜…

突き詰めていけばこの回は最高視聴率になるべくしてなったって事なんかなぁ。

もちろん、リーガル・ハイの残りの回の視聴率が尻上がりに良くなれば万々歳やけど、果たしてどーなりますか…

それにしても、この回の ぬふよしさんは良かった(笑)

これきっかけで ぬふよしさんが著名な探偵の役ならばともかく、金田一を演じる事になればあまりにもフジテレビらしい茶番に見えるからアレですが、

ガッキーが枝の束をヒザ一撃でへし折る(!)直後に

『力あるなー!』

親指を立てるところの、嫌〜なキャラならではのカッコ良さ(?)ったらなかった。

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次回は、ぬふよしさんにとって最強の刺客である筈なのに、

福山雅治『ガリレオ』の連ドラ版の最後の敵が久米宏さんが演じていた時並みに違和感がある、中村敦夫さんが演じる父親と対決するみたいですが、

極端な話中村敦夫さんなんてどっちゃでもええから、ぬふよしさんによる嫌〜なキャラなのに要所要所で滲み出るダンディズムに期待します。

あっ!

ドロップキックをスカされたり歌をもう一度歌った辺りからして、

いい加減もう出し尽くした感もある“ガッキーの新たな一面”の、最後の一滴に至るまでの搾り出し…という名の無茶ぶりにも期待しときます(笑)

まずーい!

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