イギリス競馬・キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを、グリーンチャンネル中継で観ましたが…

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※PC版msnニュースより


…という訳で、今年の日本ダービー馬・ディープブリランテが斤量差を生かせず惨敗を喫してしまいましたね。

今回のレース映像を見たら、過去にキングジョージに挑戦したエアシャカールは、勝ち負けはできなかったもののここまでの着差は付けられなかったから、

後の“ほぼ三冠馬”と現時点ではダービーのみを僅差で勝った馬とではモノが違うやなぁ、とは思いましたし、

一世一代の出来でレースに望み、それに見合うパフォーマンスを見せて快挙まであと一歩の見せ場を作ったハーツクライは、ムッチャクチャに強かったんやなぁ、としみじみ思った。

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後だしじゃんけんみたいな事を書けば…

レース前の矢作師の『ダービー以上の出来』というコメントは

『それ、ハッタリやろ?』

と思ってましたし、

もし本当にそれだけの出来をキープしてレースに臨んであの結果だったならば、

前年の勝ち馬と凱旋門賞馬が直線最後叩き合うという、ハイレベルな相手関係だった事を同情票っぽく差し引いても、

ここまで有力馬と力の差があったのはリサーチ不足だったと思うし、それと同時に敗因として挙げざるを得ない、というか。

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また、レース前にペリエがポイントとして語っていたという、日本とは大分違うらしいアスコットの芝適正のリサーチも行き当たりばったりだったっぽく見えて、

昨年グランプリボスで痛い目にあった事は矢作師にとっては一体何だったの?とも思った。

でも…

それでも、今年に関してはドバイワールドカップで本当絶望感を味わって免疫ができていたから、

今回のキングジョージにおけるディープブリランテの悲劇はドバイよりはまだマシだったかなぁ、と思った。

全くフォローになってませんが、一応書いておきます。

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…えっ?

ディープブリランテの今後ですか?

天皇賞(秋)にしても菊花賞にしても、岩田が道中折り合いを付けれたら、日本の馬相手なら力強い走りは見せてくれるんじゃないすかね?

ほんでもって、矢作師ならば意地でも使うであろうジャパンカップターフでは頑張ってね、と。

デインドリームも、社台との絡みで再びジャパンカップターフに参戦する可能性が高いみたいやし。

それで年末の香港or来年のドバイに挑戦してリベンジを…

って、キングジョージを見る限りは、そこまで長いスパンでローテを考えるほどの馬では無い様に見える(もしかしたら早熟?)し、

どのみちディープインパクトの後継種牡馬として、早めに引退させる様な気はしましたが…ねぇ。

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※PC版日刊スポーツホームページより

話は変わって。

先週、オルフェーヴルが、鞍上をスミヨンにチェンジして前哨戦&凱旋門賞に挑戦する事が正式発表にされたそうで。

鞍上交代は歓迎ですが、よりによってスミヨンかよ…ということで。もうね、諸刃の剣もええとこでしょ。

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もちろん、スミヨンの凱旋門賞での実績は認めますが、

一昨年は武豊を不機嫌にさせるぐらいの日本競馬を舐めた荒い騎乗をして、

昨年短期免許が交付されなかった騎手にオファーを出した池江師とサンデーレーシングの偉いさんの心境はどないなもんなんかなぁ?

僕はスミヨンに甘過ぎると思うんやけど、そこまでしてでも『凱旋門賞は勝ちたい!』とい本気度は否定できないし。

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ちなみにちなみに。

グリーンチャンネル中継のエンディングで紹介された、昨日の時点での凱旋門賞におけるオルフェーヴルの単勝人気は6番人気だとか。

スミヨンが乗るのに、随分生々しい評価やな、おい(苦笑)

まぁ、凱旋門賞に関してはまだ先の話やから、今回はこんな感じにしておきましょう…

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