今回は7・22DDT後楽園大会のサムライ中継を観た短めの感想と『武道館ピーターパン』について思う事を…

c87641e1.jpg

bb230aed.jpg


1d1cadfe.jpg


※PC版DDTホームページ


この興行の時点でもメインのカードが確定していなかったものの、

WWEにおける、レッスルマニアの直前のPPV・ノー・ウェイ・アウトをDDT流にアレンジしたらこんな風になるんやろなぁ〜、と思いながら観てました(笑)

武道館大会には高橋陽一先生が一枚噛んでるのにウォーズマンモードだったヨシヒコに、

ワラビーでの一件とは違う形で、HARASHIMAのアドリブ能力の高さとハートの強さが見えたハードコアマッチ、

7ab47789.jpg


まさかの坂口征夫のスタンダードなスタイルのプロレスのデビュー戦に、

VTRながらも真壁が登場し、

MIKAMI…さんのラブコールに丁寧なレスリングで応えた藤波辰爾。

武道館だからこそとは言え、ここまで幅広いゲストを呼び、試合スタイルの幅の広さも魅せられたら、それだけでも十分楽しかったですね(笑)

◆メイン

最終戦で組まれているIWGP戦までの間、シリーズの間は徹底的にタイトル戦の当事者同士を直接ぶつけていく新日本のマッチメークを評価している関係で、

今回の飯伏とケニオメの直接対決が組まれておらず、お互い前哨戦をやりたくない理由は煽りVTRの中で男色先生が説明してくれたものの、それでも僕の中では違和感はありました。

3b9ee1f2.jpg


久々のヨシヒコには違和感はなかったのに(苦笑)

もし試合中、プロレスにおける定番のパターンで試合中同士討ちがあったりして、お互いの目線やら雰囲気がピリピリしてきたら

『そんな形で対戦ムードを煽るんやったら直接前哨戦をやっとけや!』

ってなりますが、男色先生とヨシヒコを嬉々として滅多打ちにする二人の姿を観ていたら、

これだけハートの部分で繋がっている二人が徹底して直接対決を温存して、

本番では無茶苦茶ハイレベルな技の応酬を見せるというパターンも、それはそれで有りのかな?と思ってしまった。

fb556e56.jpg


◆武道館のメイン

飯伏vsケニオメはですね、この日場外戦の規制が大幅に緩和されるならばまだ違うんでしょうけど、そうじゃないならば…

かつての四天王スタイルとライガー・大谷・金本が中心になっていた新日本ジュニアのスタイルを足して2で割った様な、

プロレスファンとしてのキャリアが長い人が観たら思わず目を背けそうになる、

凄惨極まりない命の削り合いという“戦争”をやるに違いない、と思うんですよね。

そーいう方が盛り上がるでしょうし。

981b297b.jpg


それは否定はできませんが、DDT15年の集大成が、他の主要団体でもやろうと思えば確実にできる、変化球無しの“戦争”というのは、ちょっとど〜なんかなぁ?と思うし、

『そーいうハードさをとことんまで追求して、どちらも傷つく試合自体は、もういいじゃないですか』

という思いが強くて、あまりノレない。

もちろんテレビで観ますし、僕なんてええ加減な奴やから、実際に観たら

『飯伏もケニオメも最高や!』

って言うてるかも知れませんが、その時は皆様生暖かくスルーして下さい(苦笑)

さてさて。

そんな訳で僕がDDT武道館大会で最も注目するポイントを書けば、

あるかどうかは全くわからないものの、と前置きをして書けば…

41912956.jpg


メイン&サンプラザ中野くんさんが生で歌うであろうエンディングセレモニーが終わった後の、

第1000代or第1001代王座を争う番外アイアンマン戦です、ということで。

新木場ビアガーデンのアイアンマンを巡る流れ等で、ユニオンの福田がプッシュされるのなんて、その前振りやと思うんやけどなぁ…

6ead514e.jpg


その次が、30分間限定のダークマッチのマッスル武道館公演withスタイルE。

マッスル勢だけではなく、スタイルE勢まで武道館のリングに立つなんて、夢がありますよ。いやマジで。

下手したらDDT本隊よりもマッスルの方に思い入れが強い時期もありましたから、

本来ならば一番注目すべきなんですけど、多分サムライじゃなくニコ動で放送されるでしょうから…

34b26d10.jpg


大社長vsみのるはどーなんかなぁ?

大社長の中では、メカマミーvsみのるを越える名勝負を作りたい的な欲はあるんでしょうけど、

ウェポンランブルはウェポンのチョイスが難しいのと、あまりウェポンが多いと途中確実にダレるし、

おそらくストッキングは被ってくれるにしても、みのるって基本そーいう空気は嫌うやろーからなぁ…

6349741b.jpg


一番不安なのは、もちろん透明人間。

しかもセミって無茶するよなぁ(汗)

透明人間は透明人間でも、若き日の男色先生に縁があるミステロンなのか、

DDTのプチ黒歴史であるスケスケジャネーカーのリメイクなのか、第三勢力的な透明人間なのか?

はたまた意表をついて、透明人間の名前自体が当て馬で、蓋をあけたらこの日だけ透明人間名義の超大物選手が男色先生と闘うのか、さっぱり読めない。

男色先生が体調を崩したのも、セミに据えられる事が内定していたプレッシャーの影響が無い事も無いのか。

WWEのPPVにおけるセミのディーバ戦みたいにならない事を祈ります。

長くなりましたが、今回はこんな感じで。

DDT・日本武道館大会、本当成功してほしいなぁ…

※Cyndi Lauper Time After Time

fd3c4f8c.jpg


人気ブログランキングへ
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…