先週の金曜の夜は『中島みゆき 歌姫劇場版/LIVE&PV』を観てきました。
今回はその感想を…

※公式ホームページ
※歌旅劇場版を観た感想はこちら
≪以下ネタバレ注意≫
今回はその感想を…

※公式ホームページ
※歌旅劇場版を観た感想はこちら
≪以下ネタバレ注意≫
しょっぱなからぶっちゃければですね。
中島みゆきさんの歌声はやっぱり素晴らしかったけど、それ以外の部分は映像作品として厳しいものがあった。
歌旅がライブ映像オンリーで、歌旅はPV&スタジオライブ映像+特典といった感じで、幾ら根本的な構成が違うとはいえ、
『歌旅』の上映からあまり時間を開けなかったのは致命傷だったと言わざるを得ない。
NEWシングルとアルバムがリリースされる中島みゆきさんの周辺orヤマハの意向か、映画館側の要望なのかはわかりませんが、もうちょっと何とかならんかったのかなぁ。

歌旅では当然の如くに感じられたプレミア感が全体的に薄れていた上に、歌旅以上に
『既にDVDとして発売されている映像素材をほとんどいじらずに劇場作品として流してます』
的なやっつけ仕事感・手抜き仕事感が増していたのは、僕の中では絶対に有り得ない。
具体的に書けばですね、前半のPV集の『おだやかな時代』と『黄砂に吹かれて』だったかな?
昔、VHSビデオなりアナログテレビ用で流す為に収録されていた映像を、
VHSビデオレベルの荒れた画質&アナログテレビの画面比率で映画館の大スクリーンで見せられたのは、悪い意味で強い衝撃を受けた。
あまり金額の事を書くとケチ臭くなりますが、2000円ないしは前売りで1600円を払ってアレを無加工で見せられて、
それでもコアなファンの方から苦情が来ないならば、中島みゆきさんのスタッフは幸せ者だと思いますよ。
技術的にPVを映画フィルムにおけるデジタルリマスタリングみたいな加工ができなかったならば、
当時のままの映像で流します的なお詫びのテロップを冒頭に流すとか、
可能だったならば中島みゆきさんによる、その曲への一言コメントのVTRかテロップを入れるぐらいの工夫、ないしは配慮はあってほしかったですね。
後半のロスでのスタジオライブも、歌旅の時ほど心が揺さぶられなかったし…

前に観たミスチルのスタジオライブの映画『Mr.Children/Split The Difference』でも感じたんですけど、
ホールやライブハウスよりも狭いスタジオでの、どちらかと言えば閉鎖的な空間での演奏をでっかい映画館で上映されても、どーしても味気ないというか…
ひょっとしたらバックバンドのメンバーの大半が外国の方だったのも影響したのかも知れませんが、とにかく違和感があった(苦笑)
そりゃまぁ、ロスでのオフショット映像は『へぇ〜』とはなりましたが、
個人的にはオフショットもいいけどMCで喋るシーンの方にありがたみを感じるから、極端な話添え物レベルの余韻しか残らなかった。

それでも、下から風に吹かれながらにこやかに『銀の竜の背に乗って』を歌い上げるところと『歌姫』のメロディーの心に染みてくる感を筆頭にして、
みゆきさんの歌自体は本当素晴らしかった、と再度書いておきますが…う〜ん…
また、映像特典として発表されていたNEWシングルのPVも思ったよりは…ねぇ。
これは、主題歌のタイアップが付いているドラマの評判が先入観になっている部分ははありますが(オイオイ)
何やかんやいうて前半に様々な種類のPVを見せられて、終わり際にまたPV、しかも若干撮影経費は抑え目に見えた映像を観ても、流石にしんどいものがあった。

この歌姫の大トリだったライブ版『時代』にしたって、楽曲そのものの圧倒的な力に加えて、
歌声もスタジオライブではありえないぐらいの迫力があった気がするのに、
NEWシングルのカップリングとして収録されている事を後から知ってしまうと、正直アレッ?となった。
CDのライブ音源で聴いた後にライブ映像、ならばまだわかりますが…
もうね〜、歌旅と歌姫の2作品で中島みゆきさんの映像素材が貴重なのはよくわかった。
しかし、折角の貴重な素材なんやから、もっと上手くことビジネスに使ってほしい、という事で。
ただし。
もし夜会劇場版があるならば、懲りずに間違いなく観に行きますけどね(笑)


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中島みゆきさんの歌声はやっぱり素晴らしかったけど、それ以外の部分は映像作品として厳しいものがあった。
歌旅がライブ映像オンリーで、歌旅はPV&スタジオライブ映像+特典といった感じで、幾ら根本的な構成が違うとはいえ、
『歌旅』の上映からあまり時間を開けなかったのは致命傷だったと言わざるを得ない。
NEWシングルとアルバムがリリースされる中島みゆきさんの周辺orヤマハの意向か、映画館側の要望なのかはわかりませんが、もうちょっと何とかならんかったのかなぁ。

歌旅では当然の如くに感じられたプレミア感が全体的に薄れていた上に、歌旅以上に
『既にDVDとして発売されている映像素材をほとんどいじらずに劇場作品として流してます』
的なやっつけ仕事感・手抜き仕事感が増していたのは、僕の中では絶対に有り得ない。
具体的に書けばですね、前半のPV集の『おだやかな時代』と『黄砂に吹かれて』だったかな?
昔、VHSビデオなりアナログテレビ用で流す為に収録されていた映像を、
VHSビデオレベルの荒れた画質&アナログテレビの画面比率で映画館の大スクリーンで見せられたのは、悪い意味で強い衝撃を受けた。
あまり金額の事を書くとケチ臭くなりますが、2000円ないしは前売りで1600円を払ってアレを無加工で見せられて、
それでもコアなファンの方から苦情が来ないならば、中島みゆきさんのスタッフは幸せ者だと思いますよ。
技術的にPVを映画フィルムにおけるデジタルリマスタリングみたいな加工ができなかったならば、
当時のままの映像で流します的なお詫びのテロップを冒頭に流すとか、
可能だったならば中島みゆきさんによる、その曲への一言コメントのVTRかテロップを入れるぐらいの工夫、ないしは配慮はあってほしかったですね。
後半のロスでのスタジオライブも、歌旅の時ほど心が揺さぶられなかったし…

前に観たミスチルのスタジオライブの映画『Mr.Children/Split The Difference』でも感じたんですけど、
ホールやライブハウスよりも狭いスタジオでの、どちらかと言えば閉鎖的な空間での演奏をでっかい映画館で上映されても、どーしても味気ないというか…
ひょっとしたらバックバンドのメンバーの大半が外国の方だったのも影響したのかも知れませんが、とにかく違和感があった(苦笑)
そりゃまぁ、ロスでのオフショット映像は『へぇ〜』とはなりましたが、
個人的にはオフショットもいいけどMCで喋るシーンの方にありがたみを感じるから、極端な話添え物レベルの余韻しか残らなかった。

それでも、下から風に吹かれながらにこやかに『銀の竜の背に乗って』を歌い上げるところと『歌姫』のメロディーの心に染みてくる感を筆頭にして、
みゆきさんの歌自体は本当素晴らしかった、と再度書いておきますが…う〜ん…
また、映像特典として発表されていたNEWシングルのPVも思ったよりは…ねぇ。
これは、主題歌のタイアップが付いているドラマの評判が先入観になっている部分ははありますが(オイオイ)
何やかんやいうて前半に様々な種類のPVを見せられて、終わり際にまたPV、しかも若干撮影経費は抑え目に見えた映像を観ても、流石にしんどいものがあった。

この歌姫の大トリだったライブ版『時代』にしたって、楽曲そのものの圧倒的な力に加えて、
歌声もスタジオライブではありえないぐらいの迫力があった気がするのに、
NEWシングルのカップリングとして収録されている事を後から知ってしまうと、正直アレッ?となった。
CDのライブ音源で聴いた後にライブ映像、ならばまだわかりますが…
もうね〜、歌旅と歌姫の2作品で中島みゆきさんの映像素材が貴重なのはよくわかった。
しかし、折角の貴重な素材なんやから、もっと上手くことビジネスに使ってほしい、という事で。
ただし。
もし夜会劇場版があるならば、懲りずに間違いなく観に行きますけどね(笑)


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