今回は競馬“エリザベス女王在位60年記念”エリザベス女王杯のレース回顧を…

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天気が崩れるという予報は出ていたものの、天皇賞(秋)の様な高速道路が交通渋滞、みたいな予測不可能なトラブルが発生した訳でもない。

よって、終わってみれば勝ち時計なんかはモロにそうでしたが

『ここまで雨がレースに影響を与えてしまうとは…』

というのが率直な感想になりますかね。

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僕は、雨で何もさせてもらえなかったフミノイマージン本命の予定でしたから、馬券はスルーして正解やったなぁ。

雨を見越して各種馬券を当てた方はおめでとうございます、ということで…

終わってみればレース前も後も主人公だったヴィルシーナについて。

池添が、あの展開になっても粘り切る程の能力は今のエリンコートには無かったのに、

一か八か感全開の要らん事をした とばっちりを受けて、今回もあーいう結果になってしまいましたねぇ。

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内田博も、もし『GIで2着続き』という点が頭になければ、四角ではあそこまで必死に前には行かなかったのかも知れないけど…これはもう仕方がない。

返し馬をみたら少し怪しかったけど重馬場は克服していたと思うし、

前走以上に狙われやすそうな展開になって、実際早めに勝ち馬に捕まりながらも最後まで食い下がっていた。

それでも勝ちきれなかったんやから『ツキが無かった』と割りきるしかないか。

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いや、デムーロの仕掛けがもうワンテンポ違っていれば3着になっていた可能性もあるから『ツキが全く無い事も無い』とも言える…

ってこれはどっちでもええわ。

また、多くの競馬ファンは疑問視していたであろう、陣営の『秋華賞よりも状態は上』のコメントは本当だったんやろなぁ。

友道師は大したもんだ。ハナから疑って、正直スマンかった(笑)

今後のヴィルシーナ…

ホエールキャプチャと同じ様に、いずれはどこかでGIで勝ってくれるんでしょうけど、その時は関係者もファンも含め日本中を泣かせてくれ、と。

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勝ったレインボーダリアについて。

ヒーローインタビューの終了直後、ヤケクソ気味な声で

『おめでとー!』

の声援を相談役に送っていた方は馬券はとれたのでしょうか、みたいな。

それ以外にも、典型的な善戦ウーマンで、北海道シリーズで勝ち星を重ねて初重賞勝ちが大雨の中って、

一昔前の競馬ファンが喜びそうな風情のある要素が満載やなぁ…と思ってレース後の記事をいろいろチェックしていたら、

何でも前の馬主さんは、メガネスーパーの創業者で、歳をとったプロレスファンにも有名な田中八郎社長だったみたい。

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なお、現在の馬主は田中社長の奥様。

更に調べたら『馬なり1ハロン劇場』でナリタブライアンの親友として描かれていたサムソンビッグも田中夫妻が馬主だった。

変な話レインボーダリアの勝利よりもびっくりしたし(すみません)二ノ宮師が田中夫妻への感謝のコメントを出したのも納得。

社台やらノーザンファームやら、今年のGI戦線はサンデーレーシングのお祭りみたいな状態になってますが、

こーいう形で主流ではない勢力が一太刀を浴びせるドラマがある事で、競馬の面白さを実感した次第です。

他の馬は?となると…

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やはりピクシープリンセスになりますかね?

今年のエリザベス女王杯は、準オープン馬でもデムーロマジックがあればあわや!の見せ場を作れてしまう様なレベルだったのか?

それとも、鞍上が変わっても良い成績を残してダーレージャパンの代表馬になっていくのか?

名前も覚えやすいし(笑)今後には注目しておきます。

最後にマイルチャンピオンシップ。

単&複か一頭軸マルチの三連単は未定ですが、本命は滑り込みで出走する事になったダノンシャークの予定。

鞍上が小牧から川田に乗り替わるシルポートも気にはなりますが、初志貫徹で。

今年は中短距離の一線級の相手とぶつかり続けていながらも善戦をしてますし、浜中が上手い事立ち回れば、見せ場を作る力はあると思うんやけどなぁ…

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