そもそも僕はこのレースはですね。

実馬券はダノンシャークから買って壮絶に討ち死にはしたものの、

どれぐらい効果があるのかよくわからない、ヱヴァンゲリヲン新劇場版とのタイアップを象徴する様なサイン馬券になったら面白いよなぁ、と勝手にイメージをしてまして、




レース前夜に実際にヱヴァＱを観て(詳細は割愛しますが)１４番か？１３番か？８番か？２番か？とか考えてました。

実際にはその手の馬券は買いませんでしたが。

終わってみればタイアップＣＭに出演して

『馬の戦い、人の戦い』

というサブタイトルまで勝手に付けられている武豊が、初号機ならぬ１番枠の馬に乗ってマイルＣＳを初めて勝つという…

馬券って、かくもイージーなもんなんやねぇ(苦笑)




本来ならば。

三冠戦線以降は短距離を中心に使い続けても、肝心の安田記念では勝てなかったサダムパテックが、

やっとこさでＧＩを勝ったのに武豊の騎乗しか印象に残らなかったのも皮肉な話ですが、今回ばかりは仕方ない。

国内のＧＩで再び活躍をしてもらいましょう(爆)

今回の武豊。

前にも書いた事がありますが…

そもそも、スマートファルコンで地方のＧＩで勝ちまくっていてそれなりに賞金も獲得していたのに、

関テレではわざわざレース前に武豊のインタビューを流して、

サダムパテック専用のカメラまで準備していながらもスマートファルコンの『ス』の字も出さず、

久々のＧＩ勝利！とばかり強調して報じられていたのはかなり違和感があった。




武豊は決して言わんやろーけど、スマートファルコンの関係者にとっては結構失礼やと思うし、せめて中央ＧＩという言い方にこだわってほしかった。

ただし、マイルＣＳ初勝利に関しては。

オグリキャップにやられた時やら、

日本中から集まったご祝儀馬券が１０万馬券に繋がってしまったビコーペガサスやら、

今にして思えば『とんだ一杯食わせ物』だったスピードワールドやら、結果的には相手が悪かったシーキングザパールやら。

因縁があるから今回ぐらいいじられても当然やろーとは思いますけどね。




話はサダムパテックに戻って。

勝負どころで内をこじ開ける時に審議になる不利を起こして、複数の馬がとばっちりを受けて思いきり外に振られて…

そりゃ、落馬しそうになる騎手がいなかったのは感心しましたが。

そーいう立ち回りは手放しで誉めにくいのですが、と前置きをして書けば。

結果的にはあの馬場で、シルポートが勝ちにいく溜め逃げをして作ったペースで勝つには、

あのタイミングであそこに突っ込んで抜け出しを図るしかなくて、また確実に突っ込める脚色はあったって事なのでしょう。

その判断力と思いきりの良さ、そしてコンディションの良さはやはり認めなきゃいけないんでしょうね。

とりあえずＪＲＡには、武豊が朝日杯を勝つまではこれ以上ＧＩレースを増やさないでね、ということで(笑)



グランプリボス。

内田博が、先週はヴィルシーナが早めに一気に仕掛けざるを得ない様な展開に巻き込まれて競り負けて、

今回は直線まで我慢をしていたら、前記の不利で本人のイメージよりも外から追い込まざるを得なくなって、最後サダムパテックを捕まえきれず…

馬も騎手もツキが無い時はこーいうもんなんやろなぁ。

さすがにかわいそうには思ったけど、矢作師が

『本来はマイルの馬だが、絶対能力と出来が違うから千四でも勝てた』

と事前に喋っていたのはハッタリではなかった事を実感した。

こうなったら香港マイルで勝ってもらって、今年の最優秀短距離馬を獲得してほしいです。




ダノンシャーク。

パドックを見たら前走よりもチャカチャカしてて嫌な予感はしましたし、

直線ではグランプリボスと併せて上がっていく様な位置に付けながらも、グランプリボスに付いていけてなかった。

浜中も、ムチを入れながら『あれっ？』と思ってたんじゃないすかね。

んあ〜…

陣営は否定する筈ですが、ギリギリの滑り込み出走だったから万全の状態には持っていけてなかったのかなぁ。残念。

万全ならば京都金杯で勝ち負けできそうに思いますが、無理はさせないかな…？




さて、今週はジャパンカップターフ。

現時点で馬券は買わない予定。

アヴェンティーノが居なくなったオルフェーヴルが、直線で大斜行！みたいな愚行をやらかさない限り、

斤量差もあるから順番は変わるかも知れませんが、最終的には直線でサンデーレーシング祭りになるでしょうし…

一応ヱヴァ馬券も、シュミレーションはしておきますけどね！(笑)





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