今回は、昨年7月のWNC後楽園大会のEXスポーツ中継を観た感想を書いていく訳ですが…

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思い返してみればこの7月大会は、TAJIRI達が万が一スマッシュとの契約を更改していれば、

誰かがフィンレーを倒した後のメインストーリーになっていたであろう、

3ユニット対抗路線の序章だった筈なのですが、序章ながらも序章にはなっておらず。

TAJIRIのTwitter発信のプロモーション展開の僕の周りでの不評っぷりや、年の瀬の経営者交代&事務所移転等、

シンドいと言わざるを得ない、WNCの現状が想像できてしまう様なショーやったなぁ。

日時が良かったのか、あの完成度でも程よく盛り上がっていたWNCのお客さんの暖かさを感じたというか…

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とにかく、今回のショーのポイントはスペシャルゲスト・丸藤になるんでしょうけど、

あくまで個人的には…という言い方ながらも、どう考えてもこの日の試合順は無いですよね。

この日はノアの興行を控えていた丸藤の移動があったのはわかるけど、

この時点ではそこまでして丸藤の都合に合わせながらも、TAJIRIvsKENTAの本格的なストーリーは実現しないままノアとWNCの交流がフェードアウトしてしまうのを知っていたら、

もはや まともな目で実質的なメインだった第1試合を観ていられなかった。申し訳ない。

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丸藤&TAJIRIのタッグ自体は、前に新日本で実現していた棚橋&TAJIRIよりもコンビネーションがスピーディーで良かったと思うし、

あーいうシチュエーションなのに、丸藤相手には独自のオーラとテンポが通じず、押されていたスタバの“弾除け”状態になっていた大原さんの必死の抵抗は感じるものがあったけど…

大原さんもなぁ…

いや、まぁええか。大原さんに思うところはまた別の機会に。

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ほんでもって、メインを張った浜田文子。

WNCでの近藤の現時点での最大のターニングポイントになる試合の相手なのに、

スマッシュの旗揚げ直後のTAJIRIならば絶対に近藤にぶつけない筈の、キャリアと体重が正比例している、見た目がよろしくないベテラン女子レスラーを具現化したコンディションだったのはただただ残念。

試合では案の定ハトえもんさんが言うところの先輩プロレスしかできていなかったとなると、

TAJIRIが現状の浜田文子をあまりリサーチせずにブッキングしたのに加えて、

WNCとしては初の後楽園大会のメインへの起用にGOサインを出した事に対しては失望させられたなぁ…

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Twitterには散々書きましたが、近藤に勝ち、しかも華名との決別を控える流れならば、やっぱり近藤と華名の両方と因縁浅からぬ里村を呼ばなきゃ話にならなかったのに…ねぇ。

里村のスケジュールが合わなかったのか、丸藤のギャラが高くてその調整で浜田文子になったのかはわかりませんが…

近藤が気の毒でした。

さすがに現在は完全に吹っ切っている(当たり前か)から『若いって素晴らしい』という結論になるんですけどね。

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ここからは他の試合についてですが、これがまた何とも(苦笑)

そんな中、篠瀬のデビュー戦は良かった。

結果的に浜田文子があーいう風にやって、近藤が華名と決別して微妙な雰囲気のエンディングになってしまうのなら、

思いきって藤波さんと藤原組長のタッグ対決をメインにして、これをセミにしていれば結構後味は良かったのにね!?

とにかく篠瀬に関しては、煽りVTRだけでも満足できたのに、スマッシュ時代のプロテストの時と違って、前に出る気持ちに体が付いていっていたのは確かに感動もんでした。

もちろん児玉が上手く篠瀬をリードしていたのはありますが、この奮闘っぷりを見たら篠瀬がフィンレー杯を優勝するのも、まぁ無くは無い。

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唯一引っ掛かったのは、デビュー戦を終えただけでプロレスラーとしては始まったばかりなのに、奥様と娘さんをリングに上げた点。

さすがに大袈裟ですよね。フィンレー杯に優勝した後ならば有りだった様な気はしましたが…

ざっくりとしてますが、7月大会についてはこんな感じで。

次回のWNCの感想はもうちょい早く書く様にしますので、ぼちぼちお楽しみに…

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