2月1日の映画の日には『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』を観てきました。

今回はその感想を書いていきましょう。

居る事で償わなきゃいけない事もあるんだろうけど…

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※PC版ホームページ

≪以下ネタバレ注意≫


残念ながら、公開前日に例の丸坊主がユーチューブでどーのこーのの大騒ぎがあった関係で(大袈裟ですが)まともな精神状態では観れなかった。

よって、まともな感想文にはなってません。あしからず。

変な話、観るのを一週間なり二週間なりズラせば、過去のAKB48のドキュメンタリー同様に普通の精神状態で観られたんでしょうけど、

AKB48関連のネガティブな話題が、半端でなく早いペースで世間に流れている状況から考えたら、

結局いつ観に行ったとしても、何らかのネガティブの話題の後になるやろーと思って、ならば安い日に観たんですよね。

でも…

失敗だったなぁ。何時間か時間を潰してから『テッド』にしときゃ良かった。

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そう思った理由。

『(恋愛禁止について)しょうがないんじゃないですかね〜』

と後半コメントをしていたり、バックステージでの映像の際画面の隅で見切れたりと、髪が長かった頃の“坊主になった子”が頻繁に映るんですよね。

映る度にカイジばりに、心が

『ざわ…ざわざわ…』

となってまるで落ち着かないでやんの。

しかも後半には、昨年の暮れに平成の火野正平ことイッサとの交際を撮られたメンバーが、とある会議室に呼ばれて

『明日こういうのが発売される』

と運営からその週刊誌を見せられた上で、カメラの前で活動辞退を決めた事を告白させられる(?)ところが流れましてですね。

“坊主になった子”も、間違いなくカメラの前でのこーいうやりとりがあった末に髪を…と嫌でも想像させられてしまったし、

このドキュメンタリー映画シリーズのカメラの密着っぷりから考えたら、ひょっとしたらバリカンでアレする一部始終もカメラで撮ってるんちゃうか!?

とも思ってしまい、気持ち悪くなってしまった。

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あの『冷たい熱帯魚』を観た時でさえ

『そうか、これは血まみれやけどベースはギャグ映画なんや』

と勝手に割りきったから、そこまで気持ち悪くならなかった僕がこうなるなんて、本当よっぽどですよ。

自分でそんな事を言うても全く説得力ないけど(苦笑)

やっぱり髪は女の命ですよ…ということで。

坊主云々は抜きにしても、AKBの各メンバーがあれだけ頻繁に泣きまくるのを見せられたら、気持ちが

どよーん(´Д`|||)。

と沈んでしまった。

『涙の後に何を見る?』というサブタイトルながらも、涙の後にはまた涙。

その後にもまたまた涙…

天気予報っぽく書けば、涙の雨・時々ファンへの謝罪…

だなんていうのは、例えそれがAKB48の真実であっても、最初から最後まで頭から落とす大技が乱発されるプロレスみたいで僕の好みではない。

ドキュメンタリーであっても、もうちょっとメリハリがあってほしかった。

冒頭で、センターがどーのこーのというナレーションがありながらも、本編ではそんなに重視されてなかったのも違和感があったし。

そりゃ、AKB48の2012年のドキュメンタリーとして時系列を重視していて、

マエアツの卒業の東京ドーム公演をクライマックスに据えた構成はきちんとしていたとは思いますよ。それは認めます。

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まぁ、運営があれだけプッシュしていたスーパー研修生が、武道館のバックステージで倒れる前後の姿しか流されず、最終的には活動を辞退してフェードアウトした事をテロップですら紹介されない編集の仕方は不快だったけど、

マエアツさん絡みで2回流れた桜の花びらは、聴いていてしみじみとしたし心が清らかになりそうだった(笑)

しかし、マエアツ絡みのストーリーがなければ昨年のAKB48は、

運営がシュート・アングルを問わずサプライズないしはトラブルを乱発し過ぎて感覚やら価値観が麻痺してしまい、

それに付き合わされる主要メンバー達は泣いてるか謝罪してばかり。

秋元先生は総監督を弾除けにして安全圏内から高見の見物状態。

CDは無茶苦茶売れたけど忙しくて実情は訳わからないまま終わったんちゃうか?とは思ったけど…

まぁ、ええか。

総監督は2013年になって更に寿命が縮むぐらい苦労しそうやけど、死ぬ気で頑張れ。死なないから(笑)

板野さんは、今年のストーリーの主人公になるみたいやから無事に卒業して下さい(笑)

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最後に、それ以外に引っ掛かったところを書けば。

手ブラでトラブった子が、黄金伝説から逃亡したトラブルと、

指原さんが移籍して運営へのタレコミ(?)があった末に短期間で博多の複数のメンバーが卒業した件が完全スルーされていたのは『あれっ?』ってなったなぁ。

多分他にもスルーされたネタは複数ありそう。

そりゃ、総監督のお母さんが警察のお世話になった件や、

卒業したマエアツが泥酔してパンツが云々の件がスルーされたのはまだわかるけど、

こーいう、地上波の番組はもちろん、ドキュメンタリーであっても『取り上げにくそうなスキャンダル』を一応取り上げてこそ、

普段からガチガチ言いまくってるAKB48の、ドキュメンタリー映画としての値打ちが上がるもんなんちゃうかなぁ?とは思った。

まぁ、この調子じゃ来年も公開されるであろうAKB48のドキュメンタリー映画では、講談社絡みのトラブルは完全スルーなんでしょうね。

それはそれで割りきるから、代わりに講談社への対応に追われるところを目玉にして、AKB運営or主要メンバーの所属事務所の長編ドキュメンタリー映像を作ってくれ、多分観るから!

とリクエストを書いてこの文章を締めさせていただきます。

ショートコント、アンチ…

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