今回は、先週の競馬・高松宮記念のレース回顧+αを書いていきましょう。

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他の大多数の方と同じ様に、僕もロードカナロアはまともに走ったらまず負ける事は無いんやろーなぁとは思ってましたが、

スタートダッシュがつかず『まともに走った』とは言いにくい部分もちょっとありながらも、

道中じわじわと中団に押し上げて、直線では前が空いてるところにスライドしたら、あっという間に突き抜けてた(笑)

ハクサンムーンがロードカナロアの出負けを追い風にしたペースを作り、一瞬夢を見るパフォーマンスを見せたのはさすがに驚かされましたが、それ以外の部分で語るならば先週のゴールドシップ以上の横綱相撲だったと思う。

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サクラゴスペルなんかはもうちょっと頑張るかと思ってましたが、

ハクサンムーンも交わせなかったのならば、まだGIでどーこうというレベルではなかったって事でしょうし…

今やから書きますが、マスコミはともかく、安田師までもが会見で『世界のロードカナロア』と言っていたのはピンと来ない部分はありましたが、

『あ〜、こーいう走りこそが世界のロードカナロアなのね』

と感心させられた。

岩田が、ウイニングラン時のいつものパフォーマンスを散々やった後のヒーローインタビューで

『3週間くらい前から胃が悪くて、緊張していたし追いつめられていました』

と意表をつかれる事を言っていたのも“勝って当たり前”の反動から解放されたもの、と言われたら変に説得力があったというか…

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今後のロードカナロア。

これを書いている時点でローテーションは未定ながらも、アグネスワールドみたいなヨーロッパないしはアメリカへの遠征プランは(多分)無いでしょうし、

国内と香港のスプリント路線に専念するならば、今年は無敗で引退→来年は種牡馬入りしたいのでしょう。

となればこれからのロードカナロアはですね。

現役で走っていたのは15年以上前のサクラバクシンオーは比較対象にはしにくいからアレですが、

それ以降のバリバリのスプリンターは種牡馬入りしてからは軽視されている傾向…

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ここからは柏木集保さんのレース回顧の文章のまんま受け売りですが、

『海外のGIに挑戦して勝ち負けしたところで、のちに種牡馬入りしたときに必ずしも評価が高まるとは限らないのが、スプリンターのかかえるつらい宿命である』

という世界的な流れ(らしい)を変えていく事がテーマになるんですかね…

となると、秋によっぽど強いという評判のスプリンターを海外から呼ばない限りこれは無茶苦茶しんどいぞ〜

もうこうなったら馬主さんは安田記念を使ってみましょうや、という事で。

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高松宮記念当日は、ウルトラアイみたいなメガネをかけて関西テレビの中継にゲスト出演していたアンカツさんも、Twitterで

使わへんやろけど、あの内容ならマイルでも十分持つやろね。馬が競馬を知っとる。

って言うてましたし、その方が絶対盛り上がるんやし…ね(笑)

ちなみにアンカツさんは、レース後に

『ロードカナロアに乗ってみたいなとかありませんでしたか?』

と聞かれて

『それは無いですね〜(笑)』

と即答してました。まぁ、引退したらそんなもんなんやろね(爆)

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最後に、土曜日の重賞についてちょっとだけ。

今日天皇賞(春)参戦が正式に決まったものの、ゴールドシップが負けるかもしれない『スローペースのヨーイドン!』の展開が自らの追い風になるか?となるとそこはよくわからないフェノーメノはともかく、

毎日杯に快勝したキズナ陣営が、皐月賞を回避した上でのダービー参戦を表明したのは『おっ!』となったなぁ。

皐月賞に関しては、ロゴタイプが鞍上込みで頭ひとつ抜けている感がありますが、馬場状態も考えたらまずハードなレースになるのでしょう。

昨年ゴールドシップが皐月賞トライアルを回避しながらも皐月賞を勝った、異色のローテーションの二番煎じっぽくも見えなくもないのですが、これはこれで興味深い決断ですね…

てか、前任の鞍上はさとてっちゃんやし、ささしょう先生の馬だとなると、個人的には重い印を打つかもしれない。

ダービーへの合言葉は『だってキズナがあるから!』にしときますかね…?

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